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【1日で完成】プロが教える水草水槽レイアウト術、お手本レイアウト

水草水槽は、水草の育成期間を踏まえると完成まで数カ月はかかるものです。

水草が育ってきたら何度もトリミングを繰り返すことで、より美しい水草レイアウト水槽が出来上がることでしょう。

しかし、本音を言えば育成期間を待たずして、設置当初から迫力ある水草水槽を見たい方も多いのではないでしょうか。

自宅に来客がある場合など、すぐにでも水草の生い茂った美しい状態にしておきたいとおもうケースもあるかとおもいます。

では、設置当初から迫力ある水草水槽をつくることは無理なのでしょうか。

いえ、じつは1日で迫力ある水草レイアウト水槽を作ることはできます!

それには、水草の選び方からレイアウト技術が大変重要になってきます。

ここでは1日で迫力ある水草レイアウト術を実践していきたいとおもいます。

1日で完成する水草水槽に必要な道具

水槽

ここでは、横幅450mm×奥行き450mm×高さ500mmのアクリルオーバーフロー水槽を使用しました。

二酸化炭素を添加するシステムでないため、オーバーフロー水槽でも問題ありません。

ここでは、淡水水槽でおなじみに大磯砂を15キロ程使用しました。

大磯砂は使用する前に、必ずよく洗いましょう。

流木

ここで使用する流木は、枝流木というものを使用しました。

枝流木の特徴は、単純に枝ぶりが格好良くそれだけでレイアウトが素敵に見えてきます。

水槽だけでなく、部屋のインテリアとして使われることもあるほどです。

自然石

ここでは、自然石を使用しました。

自然石の特徴は、色にあります。

白・青白・灰色などと高級感ある涼しげな色合いをしているものが多いです。

流木と色合いが異なるため、どちらも水槽内ではっきり見えるためおすすめです。

水草

水草は6種類を用意しました。

経験上、丈夫で美しい水草を選抜しました。

  1. ミクロソリウム
  2. アヌビアスナナ
  3. ゴールデンナナ
  4. テンプルプラント
  5. バリスネリア・スピラリス
  6. クリプトコリネ

ビニールタイ

ホームセンターや100円ショップで販売しています。

おすすめの色は黒色か茶色いものです。

理由として、流木に巻きつける際に目立ちにくいからです。

 1日で完成する水草水槽の基礎づくり

底砂をならします。

水槽を所定の場所へ設置したら、はじめに砂を敷きます。砂は手前から背面に向かって傾斜をつける様にしましょう。

傾斜を付けることで、奥行き感がグッと強調されレイアウトに深みがでます。

流木・石を配置します

 砂を敷き終えたら、流木や石を配置していきます。

配置する上でそれぞれポイントがあります。

流木の置き方

流木は、美しく見せるためのポイントが2つあります。

  • 切り口を見せない。
  • 観賞面に付けない。

以上2点に気を配りながら、メインとなる一番大きな流木を配置していきます。

流木を置いたら次は石を置いていきます。

石の置き方

流木の傍に石を配置します。

石の役目は、流木が倒れない様支えるための石です。

流木をしっかり固定するよう流木のすぐ脇に添えるように配置していきましょう。

水草活着流木の置き方

今度は、あらかじめ水草を活着させていた水草活着流木を配置します。

はじめに置いた流木と組み合わせることで、組み合わせた複数の流木が一つに見える様配置すると自然に近いレイアウトができます。

添え石の配置

最後に添え石を配置していきます。

石は流木のすぐわきに添えるように配置していくと美しいレイアウトとなるため、流木を置いた後は必要に応じて添え石を配置していくと良いでしょう。

大きい石は後方、小さい石は手間に置くのが良いです。

以上で、基礎づくりは完成です。

次は、この基礎へ水草をレイアウトしていきます。

1日で完成する水草水槽へ活着水草を配置する

今回の水草は、アヌビアスナナとミクロソリウムという水草を主体とします。

最大の選定理由は、完成直後からボリュームあるレイアウトとなるからです。

水草の他にビニタイとハサミ、小石も用意します。

はじめにアヌビアスナナの根と葉の隙間にビニタイを通します。

通したら小石を持ち水草と固定しビニタイで結びます。

これを流木の傍へ落としていきます。

石に固定していますので、砂の上でなく流木の隙間など自由にレイアウト可能です。

流木上部へに配置すると簡単にボリュームを出すことができます。

次に、アヌビアスナナより明るいアヌビアスナナ・ゴールデン、最後にミクロソリウムを配置します。

植栽水草を配置する

活着流木を配置したら、最後に水草を植栽していきます。

書草する水草は、バリスネリア・スピラリスとツーテンプル、クリプトコリネを選定しました。

隙間をなくすように植栽し、少し水から離れて確認しましょう。

ボリュームが出ていれば水草レイアウトは完成です。

 まとめ:1日で完成する水草水槽レイアウト

いかがでしたか。

テーマである、1日で迫力ある水草水槽が完成できましたね。

本来、水草水槽はガーデニングと同様で、植物の成長を待つ時間が必要です。

それには、完成に至るまで数カ月を要します。

しかも、その期間ただボーっとしているだけでは無いのです。

成長してきたら、トリミングを施し適性の長さに揃えます。

トリミングをすることで、葉が密生し完成した時に美しく生え揃うのです。

しかしながら、この数カ月を上手に管理し理想の完成図にすることは、とくに初心者には非常に難関です。

トリミングによって水草が弱体化していく、水草がコケまみれになるなど、理想の水草水槽にならず途中であきらめてしまう人が多い事も事実です。

しかし、明日大事な人が家に来るから水槽を綺麗にしたい。

そのような場合にうってつけの内容が本記事ではないかと考え解説してまいりました。

しかも、その場しのぎではなく長期的に管理も簡単に美しく維持可能な水草を選定してレイアウトしました。

弊社ではテレビ撮影やイベントなどを多数手がけております。

そのなかで、即興レイアウトを作らないとならない場面において編み出した技法です。

是非、プロの1日で迫力ある水草水槽がお役に立てること祈っています!

熱帯魚業界歴もうすぐ20年!
海水やアクアテラリウムなど、さまざまな水槽を担当してるアクアリストです。
よろしくお願いいたします!