前回、水草の種を蒔いて水草絨毯を作成する模様をレポートしましたが覚えていらっしゃる方はいるでしょうか。
あの時植えた水草は、今どうなっているのか…気になりますよね!
その後も水草は成長を続け、今ではすっかり立派な姿になっております。
しかし、せっかく育った水草絨毯をこのままただ放置しておくのはもったいない…お魚やフィルターを入れてよりアクアリウムらしくしてみよう!
という思いに駆られたスタッフが、種から育てた水草水槽にお魚とフィルターを追加してみました。
今回は、『水草の種』育成のその後としてその様子をまとめてレポートしていきたいと思います。
水草を種から育ててみた、前回のおさらい
まずは、前回までの成り行きを簡単におさらいしておきましょう。
詳しくはこちらを読んでみてくださいね!
使用したのは、こちらの種。
アクアフォレストで販売している『水草の種(ハイグロ系)』です。
この種を30cm水槽に蒔いて育てたところ、約2週間で立派な水草絨毯を作ることに成功しました!
コチラが種を撒いて2週間後の水槽の様子です。
双葉がしっかり発芽していますね!
水草の種で作った水槽にフィルターとお魚を入れてみた!
水草の種を撒いてから早3か月…水槽はどうなったのか、さっそく現在の様子を確認です。
水草もすっかり大きくなりましたね!
そして、以前は水草だけだった水槽に生き物とフィルターが追加されています。
シンプルですがなかなかいい感じの水槽になってきたのでははないでしょうか?
では早速細かく見ていきましょう!
フィルターをチェック
まずはフィルターの確認です。
使用しているフィルターはコチラ。
水作 スペースパワーフィットを使用しました。
水作 スペースパワーフィットは値段が手ごろな割にろ過能力が高く、小型で置き方も自由自在、横向きに置けば水深の浅い水槽でも使用できると、汎用性に優れたおすすめのフィルターです。
また、シャワーパイプを水中に入れることで、CO2の流出を防ぐことができるため、CO2を添加するような水草水槽でも使用することができます。
まさに、今回の水槽にはうってつけのフィルターですね。
生体のご紹介
次に生き物たちを確認していきましょう。
入れた生体は3種類です。
まず、水槽内を優雅に泳ぐネオンテトラ。
水槽が一気に華やかになりますね!
小型のエビも入れてみました。
エビ類は水草によく合いますね。
そして、巻貝です。
水草の茂みにひっそりと隠れています。
水草もしっかりハイグロ系に育っていますね!
水草を種から育ててみて3か月…感想
水草を種から育てて3か月がたちました。
発芽した当初は、一本ずつ植えるよりも断然手軽に水草絨毯を作ることができて大満足の結果でしたが、その後水槽を維持してきた感想をお伝えしていきましょう。
衝撃に弱い
水槽を維持してきてまず抱いた感想が、思ったよりも衝撃に弱く抜けやすさが目につくということでした。
しかも種から撒いた利点であった密生具合があだとなり、一本抜けるとつられて周りの水草も連続して抜けてしまいます。
強い水流のフィルターを入れてしまうと、水の衝撃で簡単に抜けてしまいますので、フィルターは慎重に選ぶ必要がありそうです。
今回使用した水作 スペースパワーフィットのように小型フィルターやシャワーパイプのものを使用することをおすすめします。
枯れ草が浮いてしまう
抜けやすさに絡んだ話でもありますが、下の写真のように枯れ草が水面に浮いてきてしまいます。
浮いた水草がフィルターに入り込んでしまうこともあったため、メンテナンスはやや面倒な印象でした。
詰まってフィルターが機能しなくなってしまうことも考えられますので、定期的なメンテナンスやチェックは欠かさないようにしましょう。
入れる生体を選ぶ
何しろ水草が抜けやすいので、入れる生体の種類も選ぶ必要がありそうだと感じました。
水草を守るという観点からいうと、水草にいたずらをするような生体はNGです。
コリドラスやオトシンクルスなどの水底で生活する魚を入れるにはあまり向いていません。
また、今回入れてみたエビ類も水草を抜いてしまうことがあるので要注意です。
では何が向いているかというと、ネオンテトラに代表されるテトラ系やグッピーなど、上層~中層を泳ぐ小型の魚ではないでしょうか。
水草にあまり触れることのないような生き物を選ぶと、うまく共存できておすすめです。
まとめ:『水草の種』育成のその後!お魚とフィルターも入れて入れてみました!
水草の種を育成し始めてから、3か月。
最初はなかなか発芽しなかったり、不安になることも多々ありましたが、生えそろった水草は今もしっかりと成長を続けています。
新しい仲間も増えて、水槽も進化しているのではないでしょうか。
シンプルですが絨毯のように一面に広がる水草とネオンテトラの組み合わせは、鉄板の美しさで、スタッフの心を日々癒してくれています。
水草の抜けやすい所は少々気になりますが、とはいえ水草絨毯は健在ですし、生き物も増えてシンプルながらなかなか満足のいく水槽に仕上がってきたなーというのが現在の感想です。
今後も水槽は維持していくので、また何か動きがあれば続報をお伝えしていきたいと思います!
トロピカライターの長嶋です。
金魚すくいで連れて帰った、和金の『よしえ(名前)』を飼育してました。
可愛らしい魚とワニが大好きです。
生物を飼う楽しさを伝えていけたらな、と思います!
※返信にお時間をいただいております。
弊社公式サイトのお悩み相談フォームですと早めに返信できますので、よろしければそちらもご利用ください。