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水槽の台風対策まとめ!停電・断水・暴風から魚を守れ!緊急時の対処法!

夏から秋にかけては台風シーズンで、全国的に強風や大雨に見舞われる日もあります。アクアリウムにも台風対策は重要で、屋外飼育だけでなく屋内飼育についても同じことが言えます。

台風対策については、主に以下に示す3点をチェックしておきましょう。

  • 停電に対応できるか
  • 断水時の水槽環境の維持をどうするか
  • 浸水や増水によって生体が流されたり脱走しないか

停電時には自家発電機があればベストですが敷居が高いので、最低限電池式など電源が無くても動作するエアポンプは用意しておきましょう。また、屋外飼育の場合は、浸水や飼育容器内の増水によって生体が流されたり脱走しないよう、高台や屋内に避難させておく必要があります。

ここでは、台風による被害からアクアリウムを保護するための対処法を解説していきます。

台風が発生!確認すべきポイント

暴風雨の影響があるか

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ご自宅が台風の予想進路上にある時は、まずは暴風雨によってどれだけの影響を受けるかを確認しましょう。

例えば、メダカなどの日本産淡水魚を屋外飼育している場合、強風だけでも飼育容器が倒れたり、破損するなどの被害を受ける危険があります。必要に応じて屋内に避難させられるよう準備をしておきましょう。

屋内で飼育している場合でも油断は禁物で、窓ガラスが割れて室内自体に被害が出ないか、床上浸水で電源が水没しないかなどを確認しておきましょう。特に、大きな河川よりも低い土地は大雨による増水で浸水しやすいです。

自治体が公表しているハザードマップなどを確認し、電源を喪失しないように備えはしっかりとしておきましょう。

停電に対応できるか

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アクアリウムにおいて最も危険なのが停電です。電気が通じないとフィルターはもちろんのこと、ヒーターなどの温調機器やエアポンプなども動作させられません。

低水温・高水温ともに嫌う熱帯魚やサンゴにとっては深刻な事態ですし、ろ過バクテリアもダメージを受けてしまいます。

停電に対処するためには自家発電機がベストですが、手回し式では十分な電力を供給できませんし、燃料を使用する形式やエネファームに代表される燃料電池式は敷居が高いです。どこまで備えるかは所得や住環境と相談しつつ最低限、電池式やソーラー式のエアポンプは用意しておきましょう。

台風が直撃!アクアリウムの対処方法!

停電したら!エアレーションだけでも確保しよう

停電した時はエアレーションの確保が最優先です。

飼育水中の酸素量が低下すると生体はもちろんですが、ろ過バクテリアも酸欠になってしまいます。フィルターを稼働できない状況でろ過バクテリアが酸欠で死滅してしまうと、水質が一気に悪化するので飼育している生体にとって正に死活問題となります。

また、何日も停電が続いて水を循環できないでいると、飼育水が止水となって腐敗が進行してしまいます。これは、フィルター内部にも同じことが言え、フィルター内の水がバクテリアの死骸や分解が滞った有機物などで腐敗します

腐敗した水が飼育水に流入すると生体が大きなダメージを受けてしまうため、停電で止まってから24時間以上が経過したフィルター内のろ材や水は再利用しないことをおすすめします。この現象は特に、ろ過槽が密閉されている外部フィルターで顕著なので注意してください。

エアレーションは水の防腐の面でも大きな意味を持ちます。エアレーションによって飼育水に対流を起こせれば酸欠を防ぎつつ腐敗の進行を抑制できますし、ろ材を取り出してバケツなどの容器に入れてエアレーションを施せば、バクテリアの延命も可能だからです。

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ただし、台風が来る時期は気温が高めなので、延命できても1~2日ほどです。それでも早期に全滅してしまうよりは良いため、電池式のエアポンプなどは常備しておくと良いでしょう。

断水したら!熱帯魚屋さんへ相談してみよう

断水すると水換えが行えなくなりますし、電気が通じていても水槽の復旧作業に大きな支障をきたしてしまいます。この場合も停電と同じく生体にとっては死活問題になるため、断水が続いてしまった時の対処法もシミュレートしておきましょう。

お住まいの地域で断水が発生した時は、断水していない地域の熱帯魚店に相談し、水を分けてもらうことをおすすめします。非常時のために、最寄りの熱帯魚店だけでなく、少し離れた場所にある熱帯魚店の存在も、日頃からチェックしておきましょう。

復旧作業に使用するために立ち上がった水を分けてもらう際は、ポリタンクなどの準備も忘れないようにしてください。

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増水したら!生体が逃げ出さないようにしよう

雨によって河川が増水すると氾濫・浸水の危険があり、屋外飼育の池や睡蓮鉢、プラ舟などの容器が水に浸かってしまう可能性があります。

すると、飼育している生体が流されてしまったり、そこまでに至らなくても、カメなどは飼育容器内の水位が高くなると、脱走の恐れがあるので注意してください。

対策としては、移動できるようなら容器ごと高台や屋内に避難させます。埋め込みタイプの池など容器の移動が難しい場合は、屋内などに別の容器を用意して生体だけを掬って避難させると良いでしょう。

まとめ:水槽の台風対策まとめ!停電・断水・暴風から魚を守れ!緊急時の対処法!

台風からアクアリウムを保護するために警戒すべき点は、停電と断水、それから浸水・増水時の生体の流出・脱走です。特に停電には注意が必要で、淡水水槽・海水水槽ともに致命傷になりやすいです。

ベストな対処法は非常用発電機を導入することですが、価格が高いので最低限電池式などの電源がなくても動かせるエアポンプは用意しておきましょう。

備えの有無で熱帯魚などの生残性が大きく異なってくるため、大切な生体を守るためにできる範囲のことは行っておくことをおすすめします。