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海外で人気の水草3選!ダイナミックなレイアウトを生む水草はこれだ!

アクアリウムは世界各国で人気のジャンルですが、日本にいると海外のアクアリウム事情はなかなか入ってきませんよね。ヨーロッパとアジアの水槽レイアウトを比較してみると、アジアではネイチャーアクアリウムが、ヨーロッパでは岩組みとモスの組み合わせが人気といった違いがあるんです。

海外で人気のある水草は次の3つ。

  • ウィローモス
  • 南米ウィローモス
  • エキノドルス

どちらかというと海外では日本のように水草を植えこむのではなく、流木などに活着させて使用するケースが多く、高さを出し迫力おある水槽イアウトが大人気。

今回は海外で人気の水草3種類のご紹介と海外で多い水槽レイアウトについてお話ししていきますよ!

ヨーロッパとアジアで人気のレイアウト

世界といってもさまざまな地域があり、その地域ごとに人気のあるレイアウトや水草は異なります。今回はヨーロッパとアジアで、人気のレイアウトについて調べてみました。

ヨーロッパでは岩組みとモスが人気!

ヨーロッパの水は硬度が高いという特徴があるため、水草が育ちにくいという水質事情だったのですが、アクアリウム用の水質調整剤や水草用の肥料の流通量が増えることにより、ネイチャーアクアリウムが行われるようになったという背景があるんです。

ヨーロッパ圏のアクアリストの水槽を見てみると、大胆に大きな岩組や流木を使用しつつモス系の水草をセッティングしたレイアウトが人気が高いで傾向にあります。

水の硬度が高めなヨーロッパでは調子が上がりやすいので、ウィローモスの育成に向いていることからスの中でも南米ウィローモスを使用している人が多く、日本やアジアと比べてると映画などで見るように自宅内の空間が広い家が多いため、大型の水槽が多いです。

アジアではネイチャーアクアリウムが人気!

東南アジアといえばアクアリウム界では水草の産地として知られていますよね。もともと水草が育ちやすい条件や水質などが揃っているため、ネイチャーアクアリウムが盛んに行われているんです。

水槽サイズはそれほど大きなものでなくとも、豊富な種類の水草を取り入れ密度が高い水草水槽レイアウトを作り上げている人が多いですよ。

最近は中国のペットブームもあり、アクアリウム用品の開発や展示会などが活発に行われていて、日本のADAの商品はデザイン性が高く海外でも人気商品となっています。

ネイチャーアクアリウムの作り方はこちらの記事をチェック!

海外で人気の水草3選

水槽レイアウトコンテストの受賞作品などを見てみると、海外ではモス系がとても人気がありますが、これはモス系は水質が異なる環境でも、比較的育ちやすくレイアウトに取り入れやすいという特徴があるからでしょう。海外の水槽レイアウトでよく目にする人気の高い水草は「ウィローモス」「南米ウィローモス」「エキノドルス」などがあります。

ウィローモス

(水草)育成済 ウィローモス 備長炭 DX(無農薬)(1個) 本州・四国限定[生体]

日本でも人気のウィローモスは海外でも水槽レイアウトを作るときには、活着させることがほとんど。コケ深い山の様子を作ったり、岩に活着させ川底を思わせるようなレイアウトが作られることが多いです。

ウィローモスについてはこちらの記事をチェック!

南米ウィローモス

(水草)極 南米ウィローモス(無農薬)(1パック) 本州・四国限定[生体]

南米ウィローモスもコケ深い山や神秘的な雰囲気を作り出すのに使用されることが多く、壮大な大自然を水槽内に作り出すアイテムとして重要視されています。通常のモスとは異なり、葉の付き方に規則性があって三角形になりますが、活着力は弱めという点は注意が必要です。

エキノドルス

(水草)エキノドルス テネルス(無農薬)(10株) 本州・四国限定[生体]

海外ではエキノドルスは前景としてはもちろん、流木や岩の合間などのちょっとした隙間に植えこんで使用するレイアウトもよく見かけます。日本では後景に水草を使用することが多いですが、海外では流木や岩といったアイテムで水槽内で高さを出し、草丈の低いこのエキノドルステネルスのような水草とモス系の水草を組み合わせるレイアウトが多い傾向にあります。

植え付けより活着が多い?海外の水草レイアウトについて

日本では底砂に水草を植え付けるレイアウトが多く見られ、海外の水槽レイアウトでは活着系の水草を使用するパターンが多い傾向にありますが、岩だけでなく流木も豊富に取り入れ高さのあるダイナミックなレイアウトが人気です。

高さを出すレイアウトが人気!

海外では幻想的な森林や熱帯雨林を思わせるようなレイアウト、また岩場など自然ならではのダイナミックな印象を作り出すために、高さを持たせる水槽レイアウトが主流になっています。バックスクリーンを使用することもありますがそれは作品のほんの一部としてで、広範囲を見せないように工夫するのがポイントでしょう。

流木も豊富に使う

日本の水槽レイアウト傾向では水草が底面を覆う面積が広い水槽レイアウトが多めですが、海外ではモス系の活着系水草の使用が多い分、水槽レイアウトに流木を使用することが非常に多いという特徴があります。

全体的に平坦な部分(底砂部分)よりも、岩や流木、その他のアクセサリーが底面を覆う面積の方が多い傾向にあり、底砂は水槽内で緩急をつける役割になっていることが多いです。

水槽レイアウトにおすすめな流木はこちらの記事をチェック!

まとめ:海外で人気の水草3選!ダイナミックなレイアウトを生む水草はこれだ!

今回は海外の水槽レイアウト事情についてお話ししてきましたが、地域によって水槽レイアウトの好みや、使用される水草は異なることがお分かりいただけたでしょうか。

ヨーロッパなどは日本と違い水質がもともと硬水なこともあり、飼育されやすい観賞魚などにも若干の差があります。このように海外と日本の水槽レイアウトの違いなども調べてみると意外に面白い発見につながることもあるんですよ。

また日本ではあまり見ることのできない水槽レイアウトを目にすることで、オリジナルの水槽レイアウトのヒントになることが見つかるかもしれませんね。

水槽レイアウトや海外で人気の観賞魚などについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、水槽レイアウトの参考にしてくださいね。