アクアリウムをする中でレイアウトの大幅変更はさまざまなタイミングで行われますが、レイアウトを変更する際には次のアイテムを用意する必要があります。
- 大きい網
- 大きいバケツ・タライなど
- ゴミ袋
- 砂利スコップ
- エアーポンプ
- タオル
- メラミンスポンジなどの水槽メンテナンス用品
これらのアイテムは水槽の掃除や飼育している生体の移動・管理などに必要で、欠かすことができないものばかりです。またこれ以外にもブルーシートやポリタンクなどの便利アイテムも用意すると失敗も少なくなります。
今回は水槽レイアウトの大幅変更に必要なアイテム7選のほか、できれば用意しておきたい5選もあわせてご紹介します。
水槽レイアウトの大幅変更に必要なアイテム7選!
大幅にレイアウト変更を行う場合、水槽内のものを移動させたり新しいレイアウトを整えるために必要となるアイテムは多いです。ここでは必要なアイテムにどんなものがあるかや、その理由を解説します。
大きい網
大きい網というと熱帯魚や飼育している生体を捕まえるために使うと考える人も多いことでしょう。もちろんそれも目的のひとつですが、水草などを使用していた場合には引き上げたあと破片が残っていることも。こういった破片も網を使えば効果的に取り除けるので、必ず用意しておきたいですね。
可能であれば目が細かいもののほうが水槽に使う場合は使いやすいです。
大きいバケツ・タライなど
バケツなどは飼育していた生体を一時的に避難させる先になるほか、飼育水を貯めておく役割も担います。大きさはもちろんですが使い道によって深さも重要になるものの、飼育水を貯める目的の場合サイズが大きすぎると重量も重くなるので使い道や持ちやすさなどある程度のバランスをとることも重要です。
ゴミ袋
不要になったゴミを入れるためと思われがちですが、流木など水分を含んだレイアウトアイテムの一時避難先としても使えます。もちろんヒーターやろ過フィルターなどの置き場としても問題なし。丈夫にできているうえ、水漏れにも強いので生体を除く濡れる危険性があるものに適しています。
砂利スコップ
名前のとおり砂利をすくうのに特化したスコップ。どのようなレイアウトに変更するかにもよりますが、砂利の敷変えを行う場合は専用アイテムを用意しておいたほうが手軽さや作業効率の面で非常に有利です。
今まで使っていた砂利を使わず交換したり捨てるときの方法はこちらの記事をチェックしてみて!
エアーポンプ
熱帯魚など飼育している生体がいる場合にバケツなどに避難させるのは上でも触れましたが、これらの生体が元気を保つためには必需品といえるアイテムです。もちろんレイアウト変更前に使っていたものがある場合は新しく用意する必要はありませんが、老朽化などが心配な場合は新しいものを用意しておきましょう。
タオル
白タオル 業務用 泉州フェイスタオル 260匁 10枚セット ホワイト 日本製 泉州タオル 瞬間吸水 速乾
大幅なレイアウト変更をしたことがなければ必要性を感じづらいタオルですが、レイアウトの変更作業は水そのものはもちろんですが、濡れているものなども移動することがほとんどなので床や水槽台のまわりなどが濡れてしまう事が多い傾向にあります。
濡れた場所がシミになったり、木材などが腐る原因になることもあるので作業前にはタオルもきちんと用意して濡れた場所を拭いてあげる必要があるんです。
メラミンスポンジなどの水槽メンテナンス用品
大幅な変更を行う際に水槽も新しくする、というのであれば必要はありませんが、今まで使っていた水槽をそのまま使用する場合はこのタイミングに合わせて水槽を掃除し、ついた汚れなどをキレイにしてあげることがほとんどです。
でもガンコな汚れなども多いため、メラミンスポンジなど汚れ落としに強い水槽メンテナンス用品を準備しておきましょう。
あると便利な水槽レイアウト変更用アイテム5選
ここまでは水槽レイアウトの大幅変更をするときに必要となるものをご紹介してきましたが、ここからは必要とまではいかなくてもあると便利に感じられるアイテムを5選してご紹介します。
ブルーシート
水槽の立ち上げでも使われることの多いブルーシートですが、床などに敷いておくことで作業中の水こぼれなどのトラブルに対処できます。またサイズも大きいので水槽が大きくても対応できますし、岩組などで使う岩は重さやその形状などからゴミ袋では厳しいことも少なくありませんが、シートなら置いておくことにも大丈夫なんです。
長いホースと水中ポンプ
水槽のサイズが小さければバケツなどでも問題ありませんが、90㎝水槽を超えるような大型水槽で水量も多い場合には人力では水抜きも一苦労になってしまう事も多いです。そこでホースに加えて水中ポンプも用意できれば水抜きで苦労することも減りますし、時短にもつながります。
ポリタンク
ホースと水中ポンプを使って水抜きを行うような大型水槽の場合、バケツやタライでは飼育水をキープしきれない場合も多いです。そこでおすすめなのがポリタンク。バケツよりも多くの飼育水をためておくことができますし、持ち運びのしやすさやフタができるなどのメリットもあります。
ここで貯めた飼育水は良質なバクテリアが多いこともあり、水槽に戻して使うことがほとんどのため、こういった形でキープすることが重要なんです。
新しい装飾アクセサリー
大幅にレイアウトの変更をする場合、変更前と変更後で水草やアクセサリーをまったく変えず、同じものを使うということは少ないです。そのため作業を行う前に新しく使いたいと考えているものを用意しておくことで、作業開始から変更終了まで一連の流れをスムーズにすることができます。
水槽のレイアウトを整えたりワンランク上のものを作りたい場合はこれらの記事も参考にしてみてくださいね。
フィルターのパーツなど
レイアウトを大幅に変更する場合、外部フィルターや水槽用ライトといった機器も取り外しを行うので、このタイミングを利用してろ過材の交換をしたり掃除をするといったメンテナンスを行うのもおすすめです。いざ交換しようと思ったらろ材などがなかったという事態を避ける意味でも前もって用意しておくようにしましょう。
まとめ:水槽のレイアウトをフルチェンジ・リセットする時に必要なアイテム12選!
新しいことに挑戦したくなったときやイメージを変えたいときなど、水槽のレイアウトを大幅に変えることはそんなに少ないことではありません。でも水槽の立ち上げ同様にさまざまな準備が必要なこともあり、必要なものをあらかじめ用意しておくことが重要なんです。
これからレイアウト変更を使用と考えている場合はこの記事を参考にして、失敗することなく理想のレイアウトを追求してみてくださいね。
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