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1000円ではじめるベタ飼育!最低限の設備・資材で飼育を始めるには!

アクアリウムといっても飼育する魚やエビなどの種類によってかかる費用は変わってきます。

今回は、ベタ飼育に必要な最低限の設備や、1000円でベタ飼育を始めるための設備例と考え方、費用をなるべく抑えるポイントについてお話ししてきます。

これからベタ飼育を始めようと思っている方や、現在ベタを飼育していて、コストを掛けずに水槽を増やしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ベタ飼育に最低限必要な設備について

ベタ飼育に最低限必要な設備と資材は以下の通りです。

  1. 飼育容器
  2. カルキ抜き
  3. 水槽用クリーナー・スポイト
  4. 水温計
  5. 通気性の良いフタ
  6. ベタ専用の餌
  7. 保温設備

意外に多いように思えますが、ベタは飼育水槽が小さめですので、すべてを通販やショップで揃えてもそれほど高額にはならないです。

ところで、「ベタはコップや小さな容器でも飼育できるらしい!」と思っていらっしゃる方も多いですが、それにはちょっぴり管理テクニックが必要になるんです。

確かにベタは小さな容器で飼育することもできますが、10L程度を目安に容器や水槽を選んだほうが、飼育難易度が下がるんですよ。

理由としては、

  • 水量が多いと水質が悪化しにくい
  • 水温が変化しにくい
  • 水中の酸素量が多い

という点が挙げられます。

しかし、管理をしっかり行えば、それよりも少ない容量の容器でも飼育することができます。

初期費用としては、ボトルなどの小さな容器を使用するか、水槽で飼育するかで大きく違ってきます。

費用を安く抑えたい場合はボトルが、飼育難易度を抑えたい場合は水槽がおすすめです。

次は、設備を選ぶ考え方をご紹介します。

ベタの基本的な飼育方法をおさらいしたい人は、この記事をチェック!

水槽と飼育容器

容器はガラスのボトルからプラケース、小型水槽で飼育します。

たまに、ごく小さなボトルで販売されていることがありますが、あくまでディスプレイ用と考え、ベタ飼育に慣れていない人やアクアリウム初心者さんは、10L以上の水が入る容器での飼育をおすすめします。

水槽サイズで言えば、横幅25cm程度のサイズですね。水槽の中では比較的手ごろな価格の商品が多いので、購入しやすいかと思います。

ベタの原種はもともと浅めの沼などに生息している熱帯魚です。そのため、横幅が狭く水深がある容器は苦手なので、水槽と同じ水量でも水面が狭く深いボトルのような形状は適していません

詳しくは後述しますが、ろ過フィルターを付けて飼育する場合は横幅25cm~30cm程度のキューブ水槽がおすすめですよ。

ベタ飼育におすすめな飼育容器については、この記事をチェック!

ろ過フィルターの必要性と考え方

LSS研究所 本体 Nanoスポンジフィルター LS-20

ベタを水槽で飼育する場合は、ろ過フィルターを付けることができます。

「ベタはボトルでも飼えるからフィルターはいらないのでは?」と思われることもありますが、ろ過フィルターがあると水質管理が楽になります

ろ過フィルター導入の主なメリットは

  • 水をきれいにするバクテリアを育てられる
  • 水換えの回数が減らせる
  • 酸素供給ができる
  • 水草育成が楽になる

ベタは酸欠に強い魚としても有名ですが酸素量が多くて困ることはありませんし、のびのびと育つことも少なくないです。ただ、ろ過フィルターは水流が生まれるため、ヒレの大きなハーフムーンなどの品種には向かないことも多いです。

そして、初期費用を安く抑えるという観点では、ろ過フィルターの有無で金額が大きく変わってしまいます。

初期費用をで安く抑えたいのであれば、ろ過フィルターを使わずに小まめな水換えで安定した水質と酸素量を維持する方法もありますので、予算と飼育予定の品種で決めましょう。

ベタ自体の価格にも差がある

(熱帯魚)ベタ・ハーフムーン 色指定なし(オス)(1匹) 北海道航空便要保温

ホームセンターのペットコーナーで販売されているベタは1匹200~1000円くらいのものが多いですが、アクアショップや専門店での販売となると1匹3000円や10000円、20000円など美しくも高額なベタが取り扱われています。

さすがに飼育するベタを含めて、おおよそ1000円程度に抑えるのは無謀な話です。機材などの金額とは別に、予算を組むのが良いですね。

お好みの子をお迎えして、大切に育ててあげてくださいね。

ベタの種類についてはこの記事をチェック!

ベタ飼育を1000円で始めるには

ベタ飼育に最低限必要な設備と考え方をお話してきましたが、ここからは1000円でベタ飼育を始めるポイントと考え方についてお話ししていきます。

予算1000円のベタ飼育設備例

設備の予算1000円と聞くと「しっかりと飼育することができないのでは?」と心配する人がいるかもしれませんが、100均アイテムを活用することで実現することができます。

実際に予算1000円でベタ飼育設備を作ると、以下のようなものが考えられるので設備購入の参考にしてくださいね。

100均アイテムを活用する

最近の100均はアクアリウム用品が充実しています!

大手100均ショップでは、ベタ飼育に使用できる次のようなアイテムを購入できます。

  • 飼育容器
  • カルキ抜き
  • 水槽用クリーナー
  • 水温計

飼育容器は200~300円程度で販売されている厚めのガラス製の瓶やプラケース(虫かご)がおすすめです。

ベタはよく飼育容器から飛び出してしまうことがあります。

なので、フタはかなり重要なアイテムです。プラケースならば初めから通気性の良いフタが付属していますからそのまま使用できるのですが、ボトルなどの場合、付属のフタを閉めると密閉され酸欠状態になってしまいます。

その場合は園芸用の底網開口部のサイズに合ったネットやカゴをフタ代わりにのせましょう。あくまで酸欠にならないように、通気性の良いものを選んであげてくださいね。

カルキ抜きや水槽用クリーナーといった消耗品は意外にお金がかかるので、100均を利用することでかなり金額を抑えることができます。100均の水槽用クリーナーは、大型店舗でなければあまり取り扱っていないのが難点ですが、水換え時に大活躍しますよ。

水温計も店舗の規模などによって1種類~数種類あるところまでさまざまですが、100均で用意することが可能です。

100均での購入が唯一無理なアイテムとして、餌があります

ベタ専用の餌は平均すると300円程度ですが、ベタはお腹が弱いことが多いので、餌は専用のものを与えてください

キョーリンから販売されている「ひかりベタ2g」なら定価で200円(税別)で購入することができますよ。

ろ過フィルターと底砂は無しで費用を抑える

ベタ飼育は底砂・ろ過フィルターがなくても可能なので、費用を抑え一式1000円以内にしたいという場合には、底砂・ろ過フィルター無しにしましょう。

底砂もフィルターもない場合は、ベタの健康を維持するために、こまめな水換えが必要になる点は注意してください。

水槽用クリーナーの費用を抑えるには!

水槽のメンテナンスに使用する砂利クリーナーですが、100均の大型店舗などでは販売されていることがあります。簡易的な造りではありますが、水換え時には十分使えます。

100均で見つからない場合には、ペットショップのあるホームセンターで、プライベートブランドのものを安く販売している店舗もありますよ。

コケ取りアイテムも100均で販売されているメラミンスポンジなどで代用することが可能です。小さめにカットされた激落ちくんがおすすめですよ!

予算1000円だとベタ専用餌が高い!?

ひかり ベタ 2g

予算1000円でベタの生態・飼育設備など一式そろえるとなると、餌が一番高くなることが多いです。

飼育するベタと餌の相性によっては、嗜好性があわない・粒が大きく口に入れにくい・食べてくれないといったトラブルが起こりやすいです。

食べやすく、いろいろな栄養素がバランス良く配合されているベタ用の餌は300円以上することが多いため、予算1000円だとかなり大きな割合を占めることに。

ベタはお腹が弱いことが多く、うまく消化できないと脱腸をおこすことがあるほど。便秘や腹水病などの病気にもかかりやすいです。

そのため餌は信頼できるメーカーの商品を与えるのをおすすめします。

キョーリンのひかりベタシリーズは、価格がリーズナブルですしベタの食いつきも良い商品なのでおすすめですよ。安さでは通常のひかりベタですが、個人的には、ひかりベタアドバンスがおすすめですね。

ベタ飼育のコストを抑えるポイント

1000円以下とまではいかないものの、ベタ飼育のコストを抑えるためには、100均グッズを使用するというものだけでなく、

  • 専用の飼育セットでまとめて購入する
  • 水温はエアコンで管理する
  • ショップのセールを利用する

といったものがあります。

飼育セットを買う

テトラ (Tetra) テトラ 静かなベタ飼育セット SF-17BF

ひと昔前はベタ用の専用飼育セットって販売されていませんでしたが、最近はベタの人気が高まっているため、各メーカーからさまざまなタイプの飼育セットが販売されています。

どれもコンパクトなサイズなので、机の上などスペースの狭い場所でも設置しやすいですし、水槽やろ過フィルターなどを別々で購入するよりも、安く抑えられるのがポイントです。

エアコンで水温問題はクリア可能!

飼育の初期費用を抑えるうえでの最大の壁が、水温を保温するための水槽用クーラーと水槽用ヒーターの導入です。

ベタは26度程度の安定した水温を好む熱帯魚です。

日本には四季がありますから、夏は暑く冬は寒いので、熱帯魚飼育には上記の2つの機材が大切です。しかし、価格はどちらも安いわけではないですし、ランニングコストもそれなりにかかります。

ベタ単独飼育の場合は飼育容器や水槽サイズがコンパクトになることが多いので、室温の影響を受けやすいです。これを利用してエアコンでの室温調整で、水温も管理することができます

自分の生活スペースでしたら室温調整と同時に水温管理も行えるため、ランニングコストを抑えることができます。

ベタの水温対策などについては、この記事をチェック!

ショップのセールを狙う

ホームセンターのセールでベタやアクアリウム用品が安くなることはあまりありませんが、ネット通販やアクアショップのセールを狙うと、飼育設備を安く購入することができます。

ショップによっては、ベタそのものもセールで安くなることがあるので、セール情報はマメにチェックしておきましょう。

まとめ:1000円ではじめるベタ飼育!最低限の設備・資材で飼育を始めるには!

今回はベタ飼育をなるべく安価で始めるポイントについてお話ししましたが、やはり1000円で一式そろえると、アクアリウム初心者さんには水質維持が難しめという問題があります。

やはり多少初期費用が掛かっても、はじめは10L程度入る水槽を購入し、ろ過フィルターもつけて飼育するのがよいですよ。

大きめの水槽で育てたほうが、水草をいれて楽しめますし、ベタものびのびと泳ぐことができてストレスを感じにくく、水質もある程度安定させやすくなります。

メンテナンス用品は100均の物でも十分代用が可能なものが多いので、そこで費用を抑えましょう!