国内でブリードされている熱帯魚・生き物特集!特におすすめな種類を解説

現在流通している多くの観賞魚に関しては、海外から輸入されてきます。

とくに、熱帯魚の多くは海外で養殖が盛んにおこなわれており、東南アジアを中心とした世界各国から輸入されてきます。

では、実際に国内の養殖事情はどうでしょうか。

じつはあまり知られていませんが、日本国内でも熱帯魚を含めた観賞魚のブリードはおこなわれています。

では、実際にどんな観賞魚が養殖されているのか。

ここでは、そもそもブリードとはという基礎的な話から、日本国内で養殖されている観賞魚まで解説をしていきます。

アクアリウムのブリードとは

アクアリウムで言うブリードとは、養殖のことです。

冒頭でも解説しましたが、熱帯魚の多くは海外でブリード、つまり養殖されて日本に流通しています。

自然界から採取する量に制限がかかる昨今はとくに、観賞魚を養殖することで多くのアクアリウムを趣味とする、または求めている人々の水槽で鑑賞することができています。

また、自然界から採取する場合、必ず採取できると言うわけではありません。

相手は生き物で自然相手ですから、天候が不十分なだけで採取に行けずかなりの期間入荷がない、またはいつの間にか規制が入り、もう入荷がなくなってしまった生体も多く存在します。

熱帯魚の世界でいえば、天然のネオンテトラはほとんど見かけなくなりました。

それでも、ブリード技術、輸送技術が発達することによって、今現在もみなさまの手元に届く環境にあると言うことを紛れもなくブリードの技術革新によるものでしょう。

そんななか、多くの熱帯魚は海外からやってくる一方、国内でも養殖をしている場所、種類がいることご存知でしょうか。

国内でブリードすることで、輸送時間が短いこと、そして日本の水に馴染みやすいと言う特徴があります。

ここでは、日本国内でブリードされていて、特におすすめの熱帯魚・観賞魚を紹介していきます。

国産グッピー

(熱帯魚)ブルーグラスグッピー(国産グッピー)(3ペア) 北海道航空便要保温

日本国内でブリードをしている種類で最も盛んな種類は、間違いなく国産グッピーです。

グッピーには大きく分けて、国産グッピーと外国産グッピーがありますが、国産グッピーが状態の良い事が多い、飼育が簡単だと言われるのは、国内の水で管理されていて輸送時間が短いところにあります。

しかし少し補足するとすれば、国産グッピーも簡単ではありません。

しっかりした飼育方法を取らなければ上手に飼育することはできませんから、国産だからと油断は禁物です。

オトシンネグロ

(熱帯魚)オトシンネグロ(国産ブリード)(2匹) 北海道航空便要保温

オトシンクルス同様、コケ取り能力が高く非常に人気のある熱帯魚が、このオトシンネグロです。

海外から輸入されるオトシン系の種類は、到着状態にバラツキがあり不安定なことも否めませんが、国産ブリードに関してはネックであった着状態が安定していることで、飼育しやすいと言えます。

コケ取りフィッシュの飼育に今まで悩まされている方、是非この機会に導入をしてみてはいかがでしょうか。

コリドラス

コリドラスは日本でもブリードがおこなわれています。

しかし、ここでもブリードは珍しいコリドラス、いわゆる少しレア度が高いコリドラスのブリードを中心にされているようです。

コリドラスの天然個体は南米からやってきますが、近年とくにブラジル便の入荷量が激変しており、珍コリと呼ばれる珍しいコリドラスの入荷量も減っています。

そこで、国内の愛好家またはブリーダーが自身の手で増やすことで、数はそこまで多くないにせよ、熱帯魚専門店へ卸すこともあるようです。

珍しいコリドラスを狙っている方には最高の個体に出会えるチャンスなので、ぜひ探してみてください。

メダカ

青みゆき(幹之)めだか 未選別 稚魚 SS~Sサイズ 20匹セット / 鉄仮面血統 [生体]

最近は、金魚飼育を抜いたとも言われているメダカ。

メダカのブリード、日本は進んでいます。

クロメダカを主として改良品種が進み、今ではラメが入った非常に人気のメダカが数多く輩出されています。

しかし、ここは少し今まで紹介した内容と異なる部分もあり、国内だからと簡単と言うわけではありません。

とくに、ヒメダカ、白メダカ、楊貴妃メダカなどは、国産だとしても調子の良し悪しに差がある事がありますので、購入前にしっかり状態を見極めるようにしましょう。

金魚

金魚のブリードも日本は盛んに行われています。

金魚で有名な弥富や大和郡山、長州、そして埼玉の加須や東京を中心に広大な土地を利用し行われています。

おそらくすべての観賞魚の中で最も大きく国内ブリードされているのは、金魚ではないかとおもいます。

金魚の生産地に行くと、その数と養殖情の大きさに驚くと思います。

場所によってはセリなども開催されており、金魚がいかに日本で定着している観賞魚かと言う事が分かります。

 

金魚同様、鯉のブリードも昔から盛んに行なわれています。

鯉の養殖には、大きな敷地と資金が必要なので今から参入する事は難しいでしょう。

鯉は1匹数千円から数百万円と売値幅が最もある観賞魚の1種です。

まとめ: 国内でブリードされている熱帯魚・生き物!

いかがでしたか。

アクアリウムにおけるブリードの意味から、国内のブリード事情について解説しました。

金魚や、メダカ 、そして鯉などは想像ついた方も多いかもしれませんが、熱帯魚、とくにオトシンクルスやコリドラスは初耳という方もいたかと思います。

これからも、飼育技術の発展により様々な熱帯魚のブリードは盛んに進んでいくと思います。

これからの、日本の熱帯魚養殖技術発展に期待です!

 

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