買いがちだけど不要な水槽用アイテム7種!意外と余ってしまう水槽用品とは

アクアリウム初心者さんは、手探りで飼育を始めるためにネットや雑誌で紹介されている機材や、周囲で飼育している人に聞いて餌や機材を購入することが多いですよね。

購入してみたのはいいものの自分にとっては必要なかったり、購入しても少量しか使わずにかなり余ってしまうアイテムが意外にあるのではないでしょうか?

今回はそんな「アクアリウムで買いがちだけど、意外と余ってしまう水槽用商品」を7つご紹介していきます。

飼育している種類や、飼育環境などによって余る・余らないや必要がないというのは、人によって異なりますが、割と余らせてしまったという声の多いものをチョイスしてみたので、参考にしてくださいね。

買いがちだけど、意外と余る水槽用品7種

アクアリウムでは水槽用品が壊れたり、予定外に知り合いから稚魚をもらって餌などを間に合わせで購入することも多いですよね。

緊急で購入してその後使わなくなるというのはあるあるですが、今回は普段のメンテナンスや与える餌などであまりがちなアイテムをチョイスしてみました。

ハイポ(固形カルキ抜き)

カルキ抜き GX-30 30g

今は液状タイプのカルキ抜きが主流ですが、昔ながらの固形のカルキ抜き、ハイポも根強い人気があります。その理由は「コスパの良さ」。

ハイポは結晶の大きさにもよりますが、約10Lの水に1~3粒程度入れるだけでOK。水換えの量やペースにもよりますが、小袋でもなかなかなくなりません。

ボトルや小型水槽で飼育していて、水換えのたびに使うから小サイズだとすぐなくなるかなと思って、中サイズ以上の袋を購入したけれど、いつまでたってもなくならない、という話をよく聞きます。

 

カルキ抜きについてはコチラの記事も参考にしてください。

底床用の固形肥料

ジェックス 水草一番 栄養ブロック 9粒

水草を元気に育てるためには追肥は大切なもの。しかし固形タイプの肥料は液肥とは違って、水換えのタイミングで追加するものではありません。

固形肥料の使用量目安は、60cm水槽で約60g。でもこれは「初めて固形肥料を追肥するときの話」なんです。

追肥とは定期的に与えるのではなく、「水草の成長具合を自分の目で確認して必要な時に与える」ものなので、一般家庭の小型~中型水槽では、一度に全部使いきることはそうそうないです。

 

肥料についてはコチラの記事も参考にしてください。

エアーチューブ

パワーハウス 100% シリコン製 エアチューブ 2m

エアーポンプなどの設置に必要なエアーチューブは、万が一のことを考えてストックしている人も多いですよね。「新しくポンプを設置しようと思って」と追加購入しても、一般家庭では水槽から遠く離れた場所にエアーポンプを設置することは少ないため、余らせてしまいがち。

長期間使っているとエアーチューブが硬くなりますが、ごく普通の水道水の場合、交換などでもそれほど大量に使用しません。毎回交換するたびに「残りが少ない」と思って追加購入していたら、かなりな量のストックになってしまった、ということも多いです。

投げ込み式フィルターのウールマット

水作 ニューフラワー DX 交換ろ材 お買得5個入り

アクアリウム初心者の場合、「茶色くなった=汚れがひどい」と思って交換ペースが速くなってしまい、ウールマットを必要以上にストックしがちです。

投げ込み式タイプのフィルターは、外側が透明で中身が見えることから、ろ材の汚れ具合などもひと目でわかりますよね。最初は真っ白だったのに、使っているうちにどんどん茶色くなっていくため、汚れがひどいと交換してしまう人もいます。

でも投げ込み式のろ材が茶色くなっているのは、バクテリアが定着している証拠。「3ヵ月に一度は交換」という意見もありますが、メンテナンスのペースや、飼育環境によっては、ろ材はへたってボロボロになるまで使えるんです。

ただし注意したいのは、エアーが弱まってきたとき。このときは汚れでろ材が目詰まりしているためメンテナンスが必要です。しかしろ材を交換するのはちょっと待ってくださいね。飼育水でろ材をすすぐと改善する可能性があります。すすいでも改善されない場合は、ウールマットを交換しなければなりません。

 

ウールマットについてはコチラの記事も参考にしてください。

専門性の高い餌

「○○専用」や生餌などの肉食魚向けの餌など、専門性の高い餌も、購入して与えてみたものの、食いつきが悪かったり、量が多くて残してしまいがちなアイテムです。

プレコ用の餌

テトラ (Tetra) プレコ 235g

ロイヤルプレコのように、流木を好んで食べるタイプの品種だと、餌はそこまでガッツリと与えるわけではありません。

実際に飼育していると、食べてくれても残すことも多いので、使用頻度はそこまで高くないという人は多いでしょう。エビなど底層にいる生き物や貝類などと混泳している場合は、彼らが食べてくれることもありますが、それでも大量消費するのは難しいです。

アロワナ用の餌

テトラ (Tetra) アロワナ 210g

アロワナは肉食魚ですが、専用の人工飼料も市販されています。しかしアロワナは太りやすい体質なので、栄養豊富な餌ばかり与えていると太ってしまいます。

体が大きいので、つい大量に餌を与えてしまいがちですが、見た目から受けるイメージよりも少なめな量の餌を与えるのが基本です。そのため大袋で専用の餌を購入すると、使用期限内に消費しきれず余ってしまうこともあります。

他にも生餌などを与えている場合は、以下のような小さめの容量がおすすめです。

ヒカリ (Hikari) ひかりクレスト カーニバル 53g

 

アロワナの餌についてはコチラの記事も参考にしてください。

冷凍餌

クリーン赤虫 100g 1枚 冷凍飼料 キョーリン エサ スリーステップ殺菌・ビタミン含有冷凍フード

たくさんの魚を飼育していないと余りがちなのが冷凍餌です。

魚だけでなく、エビなども食べますが、肉食性の餌ですので、冷凍餌ばかり与えていると、栄養が偏りがち。人工飼料などと併用して与えるのが基本です。

また、アベニー・パファーのようにとても小さな肉食魚の場合、1パック購入しても消費するまでにかなりの時間がかかることも珍しくありません。そのため大量パックを購入しても、減りが遅くて消費期限を超えてしまうことも。

消費期限を超えてしまったものは鮮度が落ち、冷凍焼けなどを起こしている可能性があるので魚に与えてはいけません。破棄して、必ず新しい冷凍餌を買って与えましょう。

水槽用品を余らせない工夫!

アクアリウムで使用するメンテナンス機材や、餌などを余らせないためにはどうしたらよいのでしょうか?

初めて購入するときは自宅で使用してみないとわからないこともあるので、余ってしまうことが多いのは仕方ない部分もあります。

しかし、購入する前に使用している機材の状態や、メンテナンスの頻度、飼育している生物が食べる餌の量などをしっかりと把握していれば余計な買い物を防ぐことができます。

また、万が一のために備蓄しているアイテムや、一度使って残っているものの数量なども定期的に確認しまょう。

餌などはどのくらいのサイズの袋なら消費期限内に使いきれるか、などを考えて購入することでムダに余すことを防ぎやすくなります。メンテナンスアイテムや機材の補修アイテムなどは、備蓄量を考えて追加購入することで過剰に在庫を持つことを防げますよ。

 

お得なアクアリウム用品についてはコチラの記事も参考にしてください。

まとめ:買いがちだけど不要な水槽用アイテム7種!意外と余ってしまう水槽用品とは

今回はハイポ(固形のカルキ抜き)などといった、アクアリウムで余ってしまいがちとよく耳にするアイテムをご紹介しました。

餌は鮮度が大切ですし、賞味期限が決まっているので期限内に使いきれる量を購入するようにしましょう。エアチューブやろ材などは、自宅にある在庫の量を確認して購入することで、買い過ぎるのを防ぐことができます。

過剰在庫を減らすことで水槽周りの収納もすっきりします。水槽周りにアクアリウム用品が何個も置かれている方は、一度在庫の状況を確認してみるのもいいですよ。

 

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