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初めて熱帯魚を飼う時に、挫折しないポイント・ベスト5

今回、記事を作成するにあたって「挫折しないためのポイント」を数えたら、ざっと15個くらい出てきました。しかし、全部を紹介しても覚えるのは難しいですし、読むのも大変なので、この記事では5つにポイントを絞って考えてみたいと思います。

熱帯魚の飼育に興味を持った“仲間”が、末永くアクアリウムを楽しめるように――全力で紹介していきます!

5位/いきなり90センチ以上の大型水槽を買わない

飲食店や美容室などで見かける大型水槽は、とっても格好良いです。大型水槽に憧れて、熱帯魚の飼育を始めたいと思う人も多いと思います。

しかし、いきなり大型水槽を購入するのはおすすめしません。その理由は、大型水槽のメリットとデメリットを見れば伝わると思います。

〇メリット
大きな魚が飼育できる
・たくさんの魚を混泳させられる
・水質が安定しやすい
迫力がある
・所有している満足感がある など

〇デメリット
水替えが大変
・初期投資にお金が掛かる(60センチ水槽の3倍は考えておくこと)
・設置した水槽は気軽に移動できない
・ケンカをする魚を分けられない
・専用の水槽台じゃないと危険
・水槽を気軽に処分できない
・趣味に飽きても、簡単には止められない など

いかがでしょうか? 水槽の維持管理や移動、飽きた時の処分などを考えると「大型水槽は時間もお金も体力も消費する」ことが見えてきませんか?

初めて熱帯魚を飼う時には、大型水槽と小型水槽の良い所取りをした60センチ規格水槽が一番おススメです。大型水槽が欲しい人は、まずは60センチ水槽で経験を積んでから、大きな水槽に手を出しましょう。

(↓大型水槽に興味がある方は、こちらもどうぞ)

4位/慣れるまでは肉食魚や大型魚を選ばない

肉食魚や大型魚は、独特の迫力があって格好良いですし、熱帯魚の中でも人気のジャンルだと思います。

しかし、彼らの中には「大きい」「気性が激しい」「口に入るサイズの魚は食べてしまう」「水草を食べてしまう」「大きな体で水草を抜いてしまう」などの特徴を持っている魚もいます。そのため、混泳が難しかったり、水槽のレイアウトが難しかったりする魚が多くいますし、最悪の場合は「単独で飼育をしないといけない」魚もいます。

そのため、熱帯魚の飼育に慣れて「水槽の本数を増やすことができるまで」は、肉食魚や大型魚は飼育しない方が賢明です。

特に初心者のうちは「色々な熱帯魚を飼育したい」「混泳を楽しみたい」「水草を植えてみたい」「水槽のレイアウトにこだわりたい」などの希望があると思いますので、間違って肉食魚や大型魚の幼魚を購入することの無いように、注意してください。

3位/二酸化炭素の添加が不要な水草を選ぶ

初めて水槽を買った方の多くは、「熱帯魚と一緒に水草も楽しみたい」と考えている人もいると思います。

しかし、熱帯魚ショップで販売されている多くの水草は、専用の器具を使って二酸化炭素の添加をすることが必要です。そのことを知らずにいると、水槽の中で水草が枯れてしまうばかりでモチベーションが下がってしまいます。

対策としては、飼育を始めたばかりの頃は、二酸化炭素を添加しなくても枯れないくらい「丈夫な水草」を選んで植えてみて下さい。丈夫な水草で経験値を積んでから、二酸化炭素の添加をする専用の器具を購入して、他の水草にチャレンジすると失敗が少ないですし。

2位/熱帯魚ショップとの付き合い方

インターネットで熱帯魚を購入できる現在。価格が安かったり、レアな熱帯魚が買えたりすることから、通販を利用する人も増えてきています。時代の流れとして、熱帯魚の通販の利用者は、これからも(爬虫類や哺乳類、鳥類のように、法律の規制が無ければ)どんどん増えていくと思われます。

しかし、どんな時代でも「地元の熱帯魚ショップ」という存在は忘れてはいけません。とはいえ、昔みたいに「マニアックな店長が、マニアックな客と独特の仲間意識を持っている世界」の中に気を遣って入り込む必要はありません。

一人の人間としての常識や良識、マナーを守りながら、普通のお買い物をするだけでも、熱帯魚ショップとは良い関係が築けます

なお、ここで言う良い関係とは、「地元のショップがこれからもずっと営業を続けられて、自分達も気持ちよく買い物ができる関係」を指します。

地元の熱帯魚ショップは――
・いつでも生体や水草を見る(直接、状態をチェックする)ことができる
・いつでもすぐに商品を購入することができる
・たまに知らない熱帯魚や水草との出会いがある
・飼育の相談や器具の購入の相談にも乗ってくれる
――など、インターネットがどんなに発展しても、消えてしまったら残念な場所ですから。

無理をする必要はありませんが、店員さんが丁寧で良心的なお店には、「ちょくちょく足を運んでお金を落としていくこと」も大切です。

この熱帯魚ショップは大切にしたいな、そう思えるお店を探してみてください。

まとめ・1位/無理をしないで余裕を持つ

ここまで、「初めて熱帯魚を飼う時に、挫折しないために気を付けたいポイント」を見てきました。その中で気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、もっとも重要なことは「無理をしない」ということに尽きます。

具体的には―ー
金銭的な無理をしない(器材や生体などの購入時およびランニングコスト)
・水槽の設置場所の無理をしない
・水替えなどのメンテナンスを無理しない
・大型魚を無理に狭い水槽で飼育しない
・水槽のキャパシティーを超えて魚を飼育しない
無理にアクアリストの仲間を作ろうとしない(好きな魚は人それぞれ。考え方も人それぞれ)
・自分の情熱や技術では手に余る生体は飼育しない
――などです。

無理をしていると、どこかで疲れが出てきます。疲れが溜まると嫌になってきたり、情熱やモチベーションが下がってきたりします。熱帯魚の飼育と言う趣味を末永く楽しむためには、「無理をしないで余裕を持つこと」が肝心です。

仕事や人生の重大な事項であれば、時に無理をすることも大切です。しかし、あなたの熱帯魚飼育が趣味であるならば……ゆっくり、のんびり、楽しみませんか?

それが長続きの一番のコツです♪