夏の準備できていますか?暑くなる前にアクアリウムの夏対策をしよう!

夏の水槽管理で頭を悩ませるアクアリストが多いですが、暑くなる前から対策を行いましょう!

アクアリウムで夏対策に有効な方法には、以下のようなものがあります。

  • 照明時間を減らす
  • 餌を与えすぎない
  • 水草や生体を追加しない
  • 直射日光を遮る
  • エアレーションを行ったり水換えの回数を増やす

水温上昇対策を手早く・手軽に行いたいのであれば、水槽専用のクーラーや冷却ファンを使うと、水温管理が楽になりますよ!

今回は夏対策に有効な、水槽の管理方法について解説していきます。

アクアリウムの暑さ対策を動画で解説!

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暑くなる前に!アクアリウムの夏対策

2019年は6月なのに気温が30度を超えた日があったりと、年々気温が上昇していますよね。

アクアリウムで多い悩みのひとつに、「夏の水槽管理」があります。

夏は一般的な水槽でも管理が大変なのに、ボトリウムなど小さな容器になると水温が上がりすぎてしまうことも多いですよね。

特にアクアリウム初心者の場合、夏の管理ができず失敗して生き物を死なせてしまうことも…。

夏の水槽対策は暑くなってきてから行う方が多いですが、実は暑くなる前から行うことで管理しやすくなるんですよ!

これから暑くなる前から行うことのできる、夏の水槽対策についてお話していくので、参考にしていただければと思います。

 

夏の水温管理に関しては、こちらの記事が参考になりますよ!

 

ライトの照明時間を減らそう

アクアリウムでは水槽用の照明器具を使っている方が多いですよね。 

でも照明器具自体が熱を発するため、水温を上げてしまう事に気づいていますか

夏は外気温だけでも水温が上昇してしまいます。そんな状況で照明器具を長時間使用していると、水温はどんどん上がっていき、水槽内の水が高温になりすぎてしまうことも。

夏場は水温上昇を防ぐために、照明時間をいつもより短めにするなど、毎日様子をみながら照明器具を使用しましょう。

活発になっても餌を与えすぎない

寒い冬が終わり暖かくなってくるにつれ魚たちの動きは活発になりますよね。特に気温の高い夏は、繁殖を行う種類が多くどの魚も一番活発に動く季節です。

よく動き回り産卵を行うため餌をたくさん食べるようになりますが、与えすぎると消化不良になったり、病気になってしまうことも

夏は魚たちだけでなく病原菌なども活発になる季節なので、消化不良などで体内のバランスを崩してしまうと、魚が病原菌などに負けてしまう可能性が高くなるんです!

そのため餌はほどほどに与える・1日に何回か小分けにして与えるといった工夫をして、餌の与えすぎを防ぎましょう。

 

魚が弱ってしまう原因については、こちらの記事が参考になりますよ!

新しい水草や生体を入れない

意外に思うかもしれませんが夏直前の時期は、水槽に新しい水草や生き物を入れるのに向いていないんです。

本格的に暑くなる前は、気温が不安定になりやすいですよね。そのため水槽内の水は外気温の影響を受けやすいので、水温・水質の変化が起こりやすい状態なんですよ。

そんな環境の中に新しく水草や生き物を入れてしまうと、水温や水質が安定しないせいでストレスがかかってしまい、水草が枯れたり魚が病気になりやすいんです。

そのため水槽に新しく水草や生き物を追加したいと思っているのなら、夏直前よりは本格的な夏になってからなど、気温が安定している時期に水槽に入れることをおすすめします。

日光を遮ろう

寒い時期でも水槽に直射日光を長時間当てていると、コケやアオコが発生しやすいですよね

そして夏は一番日差しが強い季節でもあるので、長時間直射日光を当てていると、水温が急上昇してしまい生き物がゆだってしまうことも…。

そのため夏は日陰に水槽を移動させたり、遮光遮熱カーテンやレースのカーテンなどで日差しを和らげるといった対策をしましょう

直射日光を防ぐだけでコケなどが発生しにくくなったり、水温上昇を防ぎやすくなります。

エアレーションしよう

水温が高くなると、水中の酸素が少なくなってしまうのを知っていますか? 

水中の酸素が少なくなってしまうと、生き物たちだけでなく水質浄化に必要な硝化バクテリアも酸欠になってしまうんです

酸欠になった生き物は病気になることもありますし、最悪の場合生き物だけでなく硝化バクテリアまで死んでしまいます。

そのため酸素不足にならないよう、暑くなってきたらエアレーションを入れましょう! 

 

エアレーションのメリットやおすすめ商品については、こちらの記事で詳しく解説していますよ!

水換えを増やそう

ボトリウムやろ過機材を使用しないで飼育している方はよくわかると思うのですが、水温が高くなってくると、水質悪化が早まってきますよね

生き物に悪さをする菌は、26~28度が一番活発に動く温度

そのため夏は悪さをする菌も活発になるので、暑くなってきたら水換えの頻度を少し増やすようにしましょう

1回の水換え量は少量でもよいので水換えの頻度を増やすことで、水質悪化や水温の上昇を防ぎやすくなります。さらに新しい水を入れることで、酸素補給にもつながりますよ。

どうしても水温が下がらない時はクーラー、冷却ファンを用意しよう

熱帯魚や海水魚は暖かい地域に住んでいるものが多く、暑さに強いものが多いですよね。でもさすがに34度を超えてしまうとバテてしまいます。

川魚のように低温を好む魚ならなおさら、暑さには気を付けなければなりません。

どんな魚でも人間と同じように、魚も暑さで体に大きなダメージを受けてしまい死んでしまうこともあるんです。

水温上昇対策をしてもうまく水温が一定にならない、水温が上がりすぎるようなときは、早い時期から水槽用のクーラーや冷却ファンを導入することをおすすめします。

小型水槽の場合はクーラーより冷却ファンの方が、使い勝手がよかったりします。

 

水槽用クーラーや冷却ファンのおすすめ商品に関しては、こちらの記事が参考になりますよ!

 

まとめ:準備をしてもアクアリウムを楽しもう!

毎年のことながら夏の暑さに苦労させられる方は多いですよね。

暑くなってから対策を行ってうまく行かず、飼育に失敗してしまったという話もたまに聞くことがあります。

夏の暑さ対策は本格的な暑さになる前から行って、夏場の水槽管理の失敗を防ぎましょう!

大切な生き物のためにも、今回ご紹介した夏の暑さ対策を行ってアクアリウムを楽しんでくださいね!

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