アクアリウムを始めるとき、右も左もわからずとりあえずセット水槽を購入する方は多いですが、水槽には以下のような種類があるのをご存知でしょうか?
- 規格水槽
- キューブ水槽
- 丸形水槽
- ラウンド水槽
- テラリウム水槽
それぞれに特徴があり、同じ魚や水草を使用しても水槽のタイプが違うだけでおしゃれ度が変わってきます。さらに底砂やバックスクリーン、アクセサリーをプラスすることで魅力的な水槽を作りだすことが可能なんです。
今回はかわいくておしゃれな水槽を作るために、水槽の種類についてや底砂・バックスクリーン・アクセサリーなどについて解説していきます。
アクアリウム水槽にはいろいろなタイプがある!
水槽というと一般的な長方形の規格水槽を思い浮かべる方は多いと思いますが、現在はキューブ型やラウンド型などさまざまな水槽があります。アクアリウム初心者さんは、名称だけ言われてもどんなものか想像できないかもしれませんね。
まずは現在アクアリウムで使用されている主な水槽のタイプについてと、それぞれのタイプでおすすめの商品をご紹介していきます。
同じ魚や水草を使用していても、水槽のタイプが異なるだけでイメージが変わり、おしゃれ度がグンとUPしますよ!
規格水槽
規格水槽は昔から使用されている一般的な長方形の水槽で、飼育やメンテナンスのしやすさ、水量の確保を重点に置いているので、汎用性が高くでさまざまな生き物の飼育に向いています。
エーハイムのEJ-60は、エーハイムの水槽の中でも人気のある商品で、厚みのあるガラスを使用したオールガラス水槽です。ただしガラスフタは別売りになっているので、飼育する熱帯魚が飛び出し事故を起こしやすいタイプなら、ガラスフタを購入する必要があります。
キューブ水槽
キューブ水槽は四辺の長さが全て同じの立方体の水槽です。サイズによっては同じ横幅の規格水槽より水量を確保しやすいですし、奥行きがあることで綺麗な水中の形式を作ることかが能です。
キューブ型でおすすめは寿工芸の「コトブキ クリスタルキューブ300」です。
オールガラス水槽でガラスの厚さもしっかりしていますし、専用のスポンジマットやガラスフタもついています。
キューブ水槽のレイアウト事例については、こちらの記事を参考にしてくださいね。
丸型水槽
丸型タイプは円形(オーブ)型の水槽で、丸い金魚鉢をイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。
360度どこからでも水槽内を見ることができデザイン性が高いため、室内のオブジェやインテリアとして人気が高い水槽です。
しかし円形なので、規格水槽と比べると水量は少な目となっています。円柱タイプのものもありますが、こちらは市販されていることはなくオーダーメイドで作成してもらうことがほとんどです。
おすすめはリーフワンの「ベビーバイオーブ 15 シルバー 50Hz」です。
この商品はLEDライトやポンプ、フィルター・底砂など必要なものが揃っているため、生体や水草などを購入するだけですぐにアクアリウムを始めることができますよ。
ガラスよりも透明度の高いアクリルを使用していますし、デザイン性も高いのでインテリア性を重視したいという方にもおすすめです。
円柱タイプの水槽に関してはこちらの記事で紹介しています。
円柱タイプの水槽の発注を考えているのであれば、東京アクアガーデンのオンラインショップがおすすめ。見積や相談は無料なので、気軽に問い合せできます。
ラウンド水槽
ラウンド水槽は水槽前面の角部分がアール加工という「曲がり加工」を施していて、上から見るとかまぼこのような形状をしています。角が丸い分柔らかいイメージがあり、おしゃれ度も高いので人気のある水槽です。
ラウンド水槽のおすすめ商品はテトラ (Tetra)の「リビングキューブ 20」です。
水量20リットルとコンパクトなだけでなく、音の静かなフィルターや専用の照明も付属しているので寝室やリビングにおすすめ。
ラウンド水槽については、こちらの記事で詳しく説明していて、おすすめ商品も紹介していますよ。
テラリウム水槽
テラリウム水槽は、その名称どおりテラリウム向けに作られた水槽で上面が解放されています。熱帯魚飼育と同時に熱帯植物や湿度の高い場所に生息する植物を楽しむ、アクアテラリウムなどに使用されることが多いです。
テラリウム水槽は魚と植物を同時に楽しむことができる、美しくインテリア性が高いですよ。
テラリウム水槽でおすすめは、ジェックスの「グラステリア アクアテラ 300キューブ」です。
水槽の前面が斜めカットにされていて、開放感があり前面が曇りにくいという特徴があります。30cmとコンパクトなキューブ型なので、でインテリアにもピったり!
アクアテラリウムに関しては、こちらの記事で解説しています。
底砂でおしゃれ度アップ
おしゃれな水槽を作るには、水槽自体のデザインも大切ですが、使用する底砂や砂利にも工夫を凝らすことも大切です。
しかし底砂全てを多孔質ではないもの、例えばガラスなどにしてしまうと、生物ろ過に必要になるバクテリアが繁殖しにくく定着することができません。
また光を反射しキラキラと輝くものばかりだと、魚がストレスを感じてしまうので、なるべく底砂に使用するものはつや消し処理をしているものを、底砂の表面に散らすような感じでレイアウトしましょう。
ベタ専用など小型の水槽でメンテナンスで毎回水換えの量が多い・バクテリアに頼ることなく水槽を維持するようなアクアリウム水槽なら、ガラス製の砂利でも問題はありませんが、水草を植えることはできません。
水槽におすすめなおしゃれな底砂はカミハタの「アクアクリスタルサンド」。
クリアタイプの他にブルー・グリーンのカラーがあります。ガラス製で透き通っていて、小型水槽におすすめのカラーサンドです。
アクアリウム用のガラスアクセサリー「彩り石」もおすすめ。
こちらは1粒が約2.5cmと1円玉サイズくらいの大き目のガラスサンドで、角が丸いので魚を傷つけることがありません。小型水槽はもちろん、中型~大型水槽でも使用しやすいサイズです。
底砂についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
バックスクリーンで世界観を演出
水槽のバックスクリーンは、単色しかないと思っていませんか?
最近は熱帯雨林地方の水中をイメージしたものや、海中・幻想的なイメージの写真をプリントしたものもあるんです。このようなバックスクリーンを使用することで、水槽レイアウトの奥行きを演出することもできます。
バックスクリーンを自作することも可能なので、水槽レイアウトともにオリジナルのバックスクリーンを作ることで、よりインテリア性を高めおしゃれな水槽を作ることもできますよ!
バックスクリーンでおすすめはAQUAGraphiXの「水槽バックスクリーン AG-001 水草 60cm用」のように、クリアーで世界観を演出できるタイプです。
透明シールタイプでプリントされていない部分はそのまま後ろが見える仕様になっているので、奥行きを出すことができます。また貼り直し可能なうえに、貼ったまま水槽を水洗いすることもできます。
バックスクリーンのおすすめ商品はこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてくださいね。
アクセサリーで注目ポイントを作る
水槽レイアウトにちょっとしたアクセサリーを使用することで、かわいらしさをプラスすることが可能です。しかし水槽内に入れるものなので、材質に注意しないと有害な物質が水中に溶け込んでしまうこともあるので、購入時に材質に注意しましょう。
せっかくいれるのであれば、単なる置物ではなく、魚やエビなどの隠れ家になるようなデザインのもののほうが、自然なレイアウトを作りやすいですよ。
水槽用のアクセサリーでおすすめは、「隠れ家 (パイナップル)」のように、生体が入れるタイプのものです。
黄色いパイナップル型で、魚やエビなどがは入りやすいよう、穴があちこちに空いています。色鮮やかなので水草の多い水槽でも映えやすいです。
まとめ:かわいくておしゃれな水槽!デザイン性に富んだ癒しのアクアリウムを作ろう
かわいくておしゃれな水槽を作りたいのであれば、水槽レイアウトはもちろんですが、使用する水槽や底砂・バックスクリーン・アクセサリーもトータルで考えることをおすすめします。
アクアリウム初心者さんや水槽レイアウトが苦手という方でも、使用するアイテムをちょっと変えることでかわいくておしゃれな水槽を手軽に作ることができますよ。
水槽全体のイメージを考えてからアイテムをそろえるのもよいですし、生き物や水槽用のアクセサリーを中心にかわいくておしゃれな水槽をイメージすることもできます。
もしも気に入ったデザインの水槽がなかったり、欲しいデザインで適切なサイズがないという場合は、東京アクアガーデンのオーダーメイドがおすすめ。
見積や相談は無料なので、自分の理想とする水槽づくりを相談してみましょう。
自分の理想とするかわいくておしゃれな水槽づくり、頑張ってくださいね!
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