金魚が砂利をツイツイ、ついばんでいる。食べ残しでも、落ちていたかい?
金魚を飼っていると、そんな日常の風景が、たまらなく愛おしいですよね。
しかし、稀にそんな悠長なこと言っていられない事態に遭遇します!!!
金魚が砂利を飲み込んじゃった!
金魚がある程度成長してくると、避けて通れない現象があります。
それは、「底砂利が口の中に入っちゃう、もしくは、ぴったりサイズになってしまう」ことです。最初は金魚も小さくて、このサイズの砂利でも大丈夫だろう…なんて思っていると、金魚はずんずん大きくなるもの。
いつの間にやら、砂利を吸い込めるまでに成長。
ご飯探しのついばみも、砂利ごと吸い込むスタイルに変化していきます!
普通金魚は食べれないものとわかると、ペッと吐き出します。
しかし、稀に口のサイズピッタリの砂利が、ハマったままになってしまう事案が発生するのです!
ぴったりハマって右往左往!
ある日、いつものように「エサクレ」の視線を飛ばす、サバちゃん(ブリストル朱文金・オス)にご飯をあげていると、数粒が沈下。
サバちゃんは長手の金魚でありながら、浮上性のエサを食べるのが苦手。なので、沈下性のエサをあげています。
いつものように、沈下したご飯を食べるために、砂利をツイツイ。していると…?!
急に「うわぁああああ!!!」というように苦しみだしました!
目を凝らすと、なんと口に砂利がすっぽりと収まっているではありませんか。
水槽の中をビュンビュンと泳ぎ苦しさをアピールするサバちゃん。
「どうしよう!」と右往左往する飼い主は、ピンセットの存在を思い出しました。
手術! すべては飼い主にかかっている!
実は、金魚に砂利がすっぽりハマってしまう事件は、よくあるようです。
砂利をついばむ習性があるので、仕方ないですよね。
玄人になると、自分でピンセットを使い、口から取り出すそうです。
やり方はいたってシンプル。
- カルキを抜いた水で濡らしたタオルを用意。
- 金魚をタオルに寝かす。
- 5分以内に口から取り出し、水槽に戻す。
素人にそんな高度なこと無理!と慄きましたが、この悩んでいる間に、サバちゃんは底で動かなくなっていました。やるしかないの!!
まさかの、結果オーライ
濡れタオルも用意して、ピンセットも準備万端。
「ごめんね…!」とサバちゃんを掬おうと水槽に網をいれました。
すると、先ほどから頭を下にして動かなかったサバちゃんに変化が!?
サバちゃんの口から、ポロリ と黒い塊…砂利が出てきました。
サバちゃんは、動かなくなったのではなく、口を下にして砂利が転げ落ちるのを待っていたのです!!
口から砂利のとれたあとは、何事もなかったかのようにスイスイ泳ぎだしました。
金魚って考える生き物です。
結局、飼い主が恐怖していた事態には至りませんでした。
なんのことない、金魚はちゃんと、考えて生きているんです。
あれやこれや手を尽くす前に、生き物の可能性をもっと信じようと思いました。
でも、緊急事態を甘く見るわけではありません! 今回はたまたま運が良かっただけです!
本当に大変な時は、一生懸命、処置に当たろうと思います!
皆さんもピンセット一本お持ちいただけると良いかもしれません!100円均一などにもありますよ
素人は、今日も金魚に鍛えられています。
金魚に愛を注いでいるWeb担当。
かわいい金魚の為なら腰痛も何のその。金魚のテンションがMAXになる魔法の餌・アカムシを与えることに喜びを感じています!
アクアリウムに親しめる、良い情報をお届けできるように勉強&実践中です。
文章づくりも頑張ります!
すごい
コメントありがとうございます。
魚は私たちの想像以上にいろいろ考えています。