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ミドリガメの飼育について

ミドリカメをこれから飼う方へ

手軽に飼える生き物として代表的なのが金魚やメダカ、縁日で見かけるミドリガメなどを浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

その中でミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)は、小さいうちはとてもかわいいサイズですが思っている以上に長生きするのを子供達はあまり知らないですよね。
鶴は千年、カメは万年と言われるくらい昔から亀は長生きの象徴として言われています。

ミドリガメを飼う上でどの位長生きするのか不安で飼育をためらっている方のために詳しくご紹介いたします。

ミドリガメとは

平均寿命:25年!

(30年越える長寿カメもいます。)

サイズ:オス 15~20cm
:メス20~30cm
(30cmのサイズはだいたいメス)
性別:水温によって変わります。
28度以下の環境だとオス、30度以上の環境だとメスが産まれる

特徴:頭部の側面に大きな赤い斑点がある

食べ物:雑食性(小魚、ザリガニ、カルガモのヒナなど動くものなんでも食べます)

ミドリガメはアメリカからペットとして輸入されてきました。

今では日本に増えすぎた結果、2020年に特定外来生物に指定されることが決定。
それ以降にミドリガメを飼う際には飼育許可を取る必要があります。

ミドリガメ飼育で注意すること!

ヒーターなどで飼育箱は暖かくしてあげましょう

幼体は体温調節がまだできていないので、20℃以上に保たないと食欲がなくなり弱ることが多いです。

そのため、小さいうちは飼育環境が悪いとすぐに死んでしまうことがあります。

産まれて1年の寿命になるか、25年の長寿になるかは飼育する人にかかっているとも言える。

また、甲羅干しが肝心!

日光がよく当たる場所で飼育が必要

甲羅干しの理由

  • 皮膚病
  • 体温調整
  • 栄養素の吸収
  • 皮膚についた寄生虫除去
  • 藻藻が甲羅に生えない対策
  • 甲羅の病気(くる病)予防

こまめな水替え

カメはきれいな水で飼育をしなければなりません。

毎日、または2,3日に1度は飼育水を全部入替えを行いましょう。

雑菌が増えると感染症など病気で死んでしまうことがあります。

実はミドリガメは人に触られるのがストレスになる!

掃除以外にむやみに触ったりすると、カメにとってはストレスを感じて衰弱する恐れがあります。

掃除以外はできる限りミドリガメには触らないようにしましょう。

子供たちは購入したばかりだと特にむやみに触ったりするので,飼育する最初の時にきちんと教えてあげましょう。

ミドリガメは一匹づつ飼育すること

相性があるため、一匹づつで飼育を行いましょう。

同じ場所で飼育した場合大きいカメの方が餌を独占して共存が難しい状況になり小さい方がストレスで衰弱する原因に繋がります。

ミドリガメを触ったら石鹸で手をよく洗いましょう

ミドリガメにはサルモネラ菌を保有しているので、掃除のときなど触ったらしっかり手を洗いましょう。そのまま食事などすると胃腸炎などの病気を発症することがあります。

特定外来生物とは?

外来生物であって生態系、人の生命や身体、農林水産業に悪影響を及ぼすもの、または及ぼす恐れがあるものとしていされている。

どんなことが規制かかるのか?

  • 輸入することが禁止(2020年7月29日)
  • 野外へ放流が禁止
  • 飼育、保管、運搬が禁止
  • 販売が禁止
  • 許可を持っていない方へ譲渡が禁止
  • マイクロチップなどの体識別等措置を取る義務が生じる

違反したらどうなるのか?

  • 個人の場合、懲役3年または300万円以下の罰金。
  • 法人の場合、1億円以下の罰金に該当する。

なぜそんなに管理が厳しくなったかというと、1970年代ペットブームから長生きして飼えなくなった人が勝手に川や池、沼に放流するため日本のあちこちで大繁殖をしていることが原因です。

水草や農作物への食害も問題で11年に1500万円の被害が出ている所がある。
ミドリガメが生態系に悪影響を及ぼしています。

今後は飼いたくても飼えなくなる生体です。

カメには悪気はなく、この事態を招いた人間に非があります。

だからこそ、ミドリガメをこれから飼う方は大事に飼育をしていただきたいです。

ミドリガメについてのまとめ

ミドリガメ飼育について上記に注意点などをまとめましたがいかがでしょうか。

カメは意外とデリケートで一匹で飼育しても寂しくない生き物です。

手軽に飼える人気のカメですが、ペットとして迎えるには長く生きる為相当の覚悟が必要になります。縁があって自宅で飼うことになった場合は責任をもって家族の一員として迎えてあげましょう。