熱帯魚を飼育しているとたまに起こる突然死。
こんな悲しい事は、出来ることならば避けたいですよね。
日々の水槽メンテナンスや餌、魚の購入方法まで、全て見直してみましょう!
熱帯魚の突然死の原因は何?
熱帯魚が突然死してしまう原因は沢山あります。
ですが、その多くの原因は私たち人間のミスです。機材の付け忘れや餌、混泳方法など色々な原因が考えられます。
もちろん、熱帯魚に先天性の病気や奇形があり突然死してしまう場合や、原因が全く分からない場合もあります。
水槽や機材関係が突然死の原因
意外と知られていないのですが、水槽には寿命があります。それを知らずにずっと使い続けると水槽にヒビが入ったり、水漏れの原因に。水漏れで機材が正常に動かない。なんてこともあります。
機材の付け忘れが原因になることも。水槽のフィルターやヒーター、ライトなど。意外と沢山のコンセントを使うんですよね。 それを水換えの時に消したのを忘れてしまうと、それが原因になることも。
水換えを行った後は、毎回必ず水槽の機材チェックを忘れずに行いましょう!
ヒーターの使い方を間違えて風呂に!? 水槽用のヒーターは何種類かあり、それ事に使用方法は変わってきます。 それをきちんと読まずに使用すると大変な事に。サーモスタットと呼ばれる、水温を検知する部分を水槽内にいれずに使用して、水温が上がり続け、お風呂状態に。
もちろん一晩で全ての熱帯魚が死んでしまいました。
どの機材もですが、使用方法や管理方法はきちんと読んでから使いましょう!
餌が突然死の原因
私たち人間のご飯に賞味期限や消費期限があるように、魚の餌にも消費期限があります。
それを知らず、消費期限の切れた餌を与え続ければ、勿論熱帯魚の調子は悪くなってしまいます。
魚にはその魚にあった餌があります。 肉食魚にメダカ用のフレーク餌を与え続ける。勿論おかしい事ですよね。 ですが知らずのうちにそのような事をしているかも。
魚の餌食いが悪い時、何もせずにいたら、そのうちに餓死する事も。熱帯魚の種類によっては餌食いが原因で死んでしまうことも。毎日行う餌やりだからこそ、一番重要です!
混泳が突然死の原因
熱帯魚にも魚同士で相性があります。
それは金魚やメダカなどの身近な魚でも起こりえます。
相性が悪い熱帯魚同士を一緒に飼ってしまうと、喧嘩やいじめが起こり、どちらがが弱り死んでしまいます。
そんな事が起きないよう、アクアショップなどで熱帯魚を飼う前に絶対に相性を調べておきましょう。
病気、寄生虫が突然死の原因
病気や寄生虫は発見が難しく、突然死の原因として恐ろしいものです。
病気や寄生虫を水槽に持ち込まない事が、一番大事。 新しくお店から熱帯魚をお迎えする時は細心の注意が必要になります。
突然死させない水槽メンテンナンス方法
水槽を管理するにあたり一番大事な作業、メンテナンス。
これを怠ってしまうと水槽の水質悪化などが原因になり、熱帯魚は弱っていきます。
メンテナンスの頻度
水槽の水換え(換水)は「1週間に1度、水槽の水3分の1を換える」これがベストだと言われています。
勿論、水槽の大きさや水量により、変わってきます。
水槽も水量も小さい、ボトルアクアリウムなどは、もう少しスパンが短くても良いでしょう。
水量が少ないとそれだけ、水質悪化のスピードは速いです。
塩浴や薬浴をしている場合は、その時に合わせた換水回数にしましょう。
メンテナンスの方法
このブログでも沢山のメンテナンス方法をお教えしています。
中には簡単にできるものから少し時間がかかるものまで。
毎回、簡単なメンテナンス方法をしていては、気づかないうちに汚れがたまっていきます。
数回簡単なメンテナンス方法を繰り返したら、フィルターや機材などを取りだして、ガッツリ掃除をするのが良いでしょう!
面倒くさいと思わずに、水槽の掃除は毎週行いましょう!
メンテナンス後は機材チェックをお忘れなく
メンテナンス後は、毎回必ず機材のコンセントを全てつけたか、全ての機材が正常に動いているかを確認しましょう。 最初は動いていても、少し時間がたってから見ると、止まっている。こんな事が稀に起こります。 水槽のメンテナンスをした日は、チラッと熱帯魚のチェックと共に機材が動いているかも確認してみて下さい。
機材にも寿命は勿論あります。 たまには機材の使用期限をチェックしてみて下さい!
熱帯魚が突然死してしまった時の対処方法
対策などを行っていても、起きてしまう突然死。
熱帯魚が死んでしまった時は、悲しんだ後、すぐに行動を起こしましょう!
死んでしまった熱帯魚をそのまま放置していては、他の熱帯魚に影響が及びます。
すぐに水槽から取り出しましょう。
まとめ:熱帯魚を突然死させないための水槽メンテナンス方法
熱帯魚も大切な家族の一員です。出来ることならば、病気やケガなどで突然死して欲しくは無いですよね。
熱帯魚の飼育は、意外と簡単ですが、それでも毎日の餌やりや毎週のメンテナンスなど、面倒くさいと感じるかもしれません。
同じ生きている動物です。責任をもって最後まで飼い続けましょう!
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