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瀕死の状態から奇跡の回復!病気や傷付いた熱帯魚を復活させる方法とは!

熱帯魚を飼育しているとお魚が衰弱してしまったり、病気になってしまうことって経験ありますよね?

そうなってしまった時は、なんとかして元気にしてあげたいものです。

病気や衰弱状態にもよりますが、少しでも復活させる確率をあげるためにも正しい知識・対処法を知っておく必要があります。

そこで今回は熱帯魚を瀕死の状態から復活させる方法をご紹介します。

熱帯魚が瀕死状態になってしまう原因

まずは飼育している熱帯魚の調子が悪くなってしまう原因を探りましょう。

原因がはっきりしていないと正しい対処も難しくなってきます。

1.病気による状態の悪化

おそらくこの原因による状態の悪化が一番多いのではないかと思います。

一口に病気と言っても、様々な種類の病気があるので各病気ごとの対応方法を知っておくと良いでしょう。

下記に熱帯魚の病気に関連する記事のリンクをまとめたので良かったら読んでみてください!

↓↓↓熱帯魚の病気に関連する記事はこちらから↓↓↓

2.怪我・外傷による状態の悪化

ヒレがボロボロになったり、口や目が傷ついて腫れてしまったりすることでお魚の元気が無くなり次第に衰弱していってしまうことがあります。

流木や尖った岩に触れて傷ついてしまったり、他の熱帯魚に攻撃されてなってしまう場合が多いです。

↓↓↓熱帯魚の怪我に関連する記事はこちらから↓↓↓

3.酸素不足による状態の悪化

いわゆる酸欠の状態です。

水中ポンプ・外部フィルターの故障や水温の上昇、急な停電などによって意外と頻繁に発生する可能性があります。

酸欠になってしまうと水面近くで口をパクパクさせたり、普段よりもぼーっとした感じで泳ぐので、毎日の水槽の変化に気づけるよう注意して観察することが大切です。

↓↓↓熱帯魚の酸欠に関連する記事はこちらから↓↓↓

それぞれの原因に対する対処法

それでは上記で紹介で各原因に対する対処方を紹介していきます。

正しい知識で丁寧に対応してあげることが大切です。

1.病気による衰弱の対処法

まずは熱帯魚の病気で衰弱してしまった際の対処法です。

今回は最もなりやすい3種類の病気について紹介していきます。

白点病

熱帯魚飼育をしていて最もかかりやすい病気といえば、白点病です。

原因は「ウオノカイセンチュウ」という寄生虫が魚に寄生することで発生します。

今回は瀕死の状態からの復活を紹介するので白点病でも末期症状からの復活方法を紹介します。

以下3つの項目を実施しましょう。

①水温を上げる

白点病治療で最も簡単で有名な方法です。

水温の設定温度を28℃~30℃に設定しましょう。

寄生虫である「ウオノカイセンチュウ」は高温に弱いです。

初期段階であれば水温を上げるだけで完治する可能性も十分にありますが、今回は下記2つの対処法と併せて行いましょう。

②薬浴をする

水温をあげると同時に市販の白点病治療薬の投入も行いましょう。

説明書をよく読み、正しい使用方法で投薬することが大切です。

薬の種類にもよりますが、バクテリアが死んでしまったり水草が枯れてしまう可能性が高いです。

可能であれば何もない水槽に移して薬浴してあげましょう。

③夜に水換えを行う

寄生虫には生活サイクルが存在し、昼間は熱帯魚に寄生し夜は離れる習性があります

なので、寄生虫が魚から離れ水中に多く点在している夜(18:00以降)に水換えを行うとより効率的に寄生虫を取り除く事が出来ます

水換えを行う量ですが出来れば全換水が望ましいです。

ただし、水質の急激な変化は他の熱帯魚や水草にも負荷がかかるので注意しましょう。

エロモナス病

白点病に次いで多いのがエロモナス病です。

水中に存在するエロモナス菌に感染することで発生します。

症状が様々なので、どのような症状がエロモナス病なのか知っておきましょう。

1.赤い斑点が発生する(赤斑病)

名前の通り、体の一部が赤くなります。

症状が進むとウロコが剥がれてしまうこともあります。

2.ウロコが逆立つ(松かさ病)

動画を見て頂ければ分かると思いますが、ウロコが逆立ってしまう病気です。

症状がひどくなると目が飛び出してしまうこともあります。

3.体表に穴が空く(穴空き病)

体表に穴があいてしまう病気です。

主に上記3つの症状が発生します。

エロモナス病に関しては白点病治療でも紹介した薬浴と換水をメインに治療します。

1)薬浴をする

細菌が原因なので殺菌効果のある薬を使いましょう。

パラザンDやグリーンFゴールドが良いでしょう。

一週間くらい薬浴をさせて様子を見ましょう。

2)水換えをする

水換えをしないと、どんどん細菌が増えていってしまうので積極的に水換えをしましょう。

水換えをして薬浴、また水換えをして薬浴という流れで対応しましょう。

尾ぐされ病

初期症状は、ヒレの先端や縁が白く濁り、その周囲が赤く充血するような症状です

病気が進行するに伴い、白濁はヒレの根元の方へと浸食し、ヒレの先端部から裂け始め、

重症になるとヒレは、扇を裂いたようになり病魚は衰弱して死にいたります

尾ぐされ病もエロモナス病と同様に薬浴と換水で治療します

1)薬浴をする

こちらも観パラDやグリーンFゴールド、エルバージュを使いましょう。

2)水換えをする

エロモナス病同様、薬浴、水換えを繰り返しましょう。

2.怪我・外傷による衰弱の対処法

怪我や外傷による衰弱の対処法を紹介します。

1)隔離をする

まずは傷を負ってしまっている魚を別の水槽に隔離します。

鋭利な突起物がない水槽、他の熱帯魚がいない水槽が望ましいです。

2)塩水浴・薬浴をする

塩水浴は、浸透圧を利用した治療法で、殺菌と体力回復の効果が期待できます

使用する塩は食塩で構いません。
塩分濃度が0.4~0.5%になるように計算して、お魚を隔離した水槽に塩を入れます。

塩浴について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

また合わせて行いたいのが薬浴です。
薬浴は本来は白点病、尾ぐされ症状、水カビ病などの病気の治療や予防に使用するものですが、怪我の治療にも効果的です。

塩浴、薬浴中は、少なくとも3日一回は水換えを行いながら、お魚の様子を注意深く観察しましょう

3)回復期を設ける

塩浴、薬浴は1週間~長くても10日程度で終了します。
大体の期間を書きましたが薬浴については、薬の用法用量に従って期間を設定してください

塩浴、薬浴を終えたからといって、すぐに本水槽に戻してはいけません。
特に塩浴はお魚にとって居心地の良い状態なので、いきなり真水に戻してしまうと、お魚が急な変化についていけないこともあります

3日程度かけながら徐々に塩分濃度を下げていき、真水に戻してからも数日様子を見ます
この期間は、水換えを多めに行うなど水質には気を付けましょう。

問題なく元気になったことが確認出来たら、治療は終わりです。
元の水槽に戻してあげましょう。

3.酸素不足による衰弱の対処法

酸素不足による熱帯魚の衰弱の原因と対処法を紹介します。

原因

水中ポンプ等の機材の故障

水温の上昇

過密飼育

主な原因は上記の3つだと考えられます。

上2つに関しては、普段から注意深く水槽を観察し異変にすぐ気付けるようにしておきましょう。

過密飼育に関しても、使用している水槽に対してどれくらいの魚を入れられるのかを調べてから投入することで防ぐことは可能です。

対処法

酸欠で様子がおかしくなってしまったお魚は一度他の水槽へ隔離しましょう。

隔離した水槽ではエアレーションを稼動させ、酸素がたくさんある状態にしましょう

数時間エアレーションを稼働させた隔離水槽で泳がせて、様子が元に戻ったら元いた水槽に戻してあげましょう。

病気や傷付いた熱帯魚を復活させる方法まとめ

今回は瀕死の状態になってしまったお魚を復活させる方法を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

必ず復活出来るというわけではないですが、少しでも復活する確率を高めたいのであれば、是非参考にしていただければと思います。

復活させる知識も大切ではありますが、一番は衰弱させず、元気な状態で飼育することだと思います。

常に熱帯魚の事を気にかけ、大切に飼育してあげましょう。

それではより良いアクアリウムライフを!!