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海水水槽の大掃除に密着!水槽メンテナンスのプロによる掃除で綺麗に!

淡水より、難しそうな海水水槽。もちろん定期的に大掃除しなければなりません。

今回は、海水水槽を水槽メンテナンスのプロが大掃除する様子に密着しました!大掃除の流れ、気をつけたほうがいいポイントなどを解説していきます。

画像を参考にして、あなたの海水水槽も大掃除してあげましょう。

大掃除前の海水水槽の様子は

こちらの画像が、今回大掃除する海水水槽の外観です。

飲食店にディスプレイされている海水魚水槽です。

濾過槽の塩ダレがひどく、水槽本体もコケが生えるなど、汚れが溜まっていました。日の当たりやすい位置に水槽を設置しているので、コケが生えやすい環境となってしまっていますから定期的な大掃除が必要です。

濾過槽の塩ダレが…

塩ダレがすごいことになっています!

塩ダレは海水水槽の水には含まれている塩類が結晶化したもので、次のようなデメリットがあります。

  • 美観を損ねる
  • ろ過フィルターの能力をダウンさせる
  • 電気系統に固着すると火災の原因になることも

多くのデメリットのある塩ダレは取り除かなければなりません。

肝心の水槽部分はというと…

このような感じで、うっすらと茶色~緑色の汚れが全体的に付着しています。底砂も白くなくなってしまっています…。

これはちょっとした掃除ではなく、大掃除の必要アリ!ですね。

コケも生えてしまっていました

拡大するとわかる、水槽の表面にうっすらとついている茶色いまだらはコケです。

日当たりが良いとどうしてもコケが生えてきてしまいます。当然美観を損ねますので、これも大掃除で全て除去したいですね。

海水水槽大掃除の流れは

ではいよいよ大掃除に取り掛かります!

手順は次のようなものです。

生体やライブロックを水槽の外に出す

大掃除ですから、生体やライブロックはすべて水槽の外へ取り出します。

こうしてみると水が茶色く濁っているのがハッキリわかりますね。さあ、掃除をしましょう!

水槽のコケなどを落とし、汚れた水を替える

水槽の壁面についたコケを丁寧に削るように落としましょう。

メラミンスポンジや

ジコラヘラを使うと楽にキレイにコケを落とせますよ!

コケ落としについては以下のページにまとめられていますので参考になさってください。

濾過槽のろ材も取り除き、磨く

上で説明した通り、塩ダレはろ材にも付着しているかもしれませんし、コケが繁茂した水槽では、コケのかけらや胞子をろ材から取り除く必要があります。

掃除前はこんな状態でした。思わず声が出そうなほどの塩ダレがたまっています!この状態を放置するのは危険です。

メラミンスポンジ等で濾過槽を磨くと…? 下のような状態にまでキレイになりました。

かなり汚れが溜まっていましたが、スッキリしてきましたね!

濾過槽の底板を磨く

濾過槽の底板もキレイに磨きましょう。ピカピカになりましたね!

ろ過槽の水位を決める

塩ダレの主な原因は「濾過槽の水位が変化してしまうから」です。ですから、水位はきっちりと決めておきましょう。

ろ材とホースを新品と交換

上の画像のように、ホースやろ材などの消耗品は新しいものに交換したほうが、コケの再発を防止できます。

かなりキレイになりました!

ライブロックの再投入

濾過槽と水槽の汚れを落としたら、ライブロックを再投入します。

慎重に位置を決めて配置しましょう。

これを機に、前とは違うレイアウトにするのも楽しいですね。見た目の美しさも大切ですが、生体にとって快適なレイアウトにしてあげましょう。下の記事にコツがまとめられています。

運転再開!魚を戻しましょう

全ての掃除が終わったら水を入れ、魚を戻しましょう。

こんなに汚れていた水槽が…

↓とってもにキレイになりました!底砂が!白い!↓

ライブロックを組みなおしたので、最初と比べるととても立体的なレイアウトになりましたね。このように片側に高くライブロックを組むことで、奥行を感じさせる水槽を演出できます。

他にもオススメのレイアウトはいろいろあります。下のページは水草を用いたレイアウトですが、構図が参考になると思いますのでご一読ください。

コケ掃除生体も投入!

下の画像は、コケを食べてくれる「シッタカガイ」です。これでコケ対策も万全です。

海水水槽のコケを掃除してくれる生体は他にもいます。それぞれメリットがありますので、用途とお好みに合わせて選ぶことができます。

↓こちらにまとめてあります↓

客席側から見たらどう変化したかというと…

何となくうっすらと汚れていた水槽が

↓こんなにクリアになりました!小さな海を覗いている気分になりますね。↓

塩ダレしない海水水槽にするポイントは

さて、できれば塩ダレが発生しにくい水槽にしたいものですが、そのポイントは「濾過槽内の水位を適正に保つこと」です。海水が飛び跳ねたり多すぎたりすることで塩分が固着してしまうため、水位を適正に保ってそれを防ぎましょう。

また、濾過槽の底板などの目詰まりでも流量は落ちるため、掃除もしっかりしましょう。

まとめ:時には大掃除してクリアな海水水槽を保とう!

大掃除は大変ですが、水槽の美しさを保ち、生体を健康に飼育し、火災などの事故を防ぐために大掃除は欠かせません。

また、大掃除の頻度を減らせるように、適正水位を保つことを心掛けたり、こまめにちょこちょこお掃除をしてあげましょう!

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