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小型水槽の水換えテクニック!水量の少ない水槽・容器の最適な水換え方法

小型水槽やボトルは中型~大型の水槽と比較すると水量が少ないため、水質・水温の変化が激しいという特徴があります。そんな小型水槽やボトルの水質などの変化を最小限にするためには次のようなポイントがあります。

  • 水槽サイズに適した細いクリーナーを使い、水槽内で手を動かしすぎない
  • 水はゆっくりそそぐ
  • ボトルはこまめな水換えで水質などをキープ
  • 金魚鉢の場合は全換水

今回は小型水槽やボトルなどの水量の少ない容器の水換えポイントについてお話ししていきます。

小型水槽の水換えテクニックを動画で解説!

この記事の内容は動画でもご覧いただけます。

水量の少ない水槽の水換えポイントを音声付きで解説します。

小型水槽の水換えテクニック!水量の少ない水槽・容器の最適な水換え方法

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小型水槽は水質が変わりやすい!

トロピカ内のほかの記事でもお伝えしていますが、30cm以下の小型水槽や100円ショップなどで販売されている容器、金魚鉢といった水量が少ない飼育容器は外気温の影響を受けやすく水質・水温が変化しやすいです。

小型水槽や瓶・金魚鉢などの小さな容器といった少ない水量の場合には次のような注意点があることを覚えておきましょう。

少ない水量での水換え時の注意点

水量が少ないと毎回全換水してしまう人がいますよね。これは容器の大きさや換水前の水の状況・飼育している生物にもよりますが、全換水後の水の水質・水温差が激しくなってしまうのであまりおすすめはできません。

水量が少ない容器の水換えの基本ポイントは2つなので、しっかりと覚えておきましょう。

pHが変わりやすい

小型水槽やボトル、金魚鉢といった水量の少ない容器の場合、それほど多くの水を換えたつもりがなくても、メンテナンス頻度が多くなるとpHが急変してしまうことがあります。

テトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙

夏場など水質悪化が早まりやすいために水換えの頻度を上げていたり、病気治療などといった理由で水換えを頻繁におこなう場合は、いつもより少なめにすることで急激なpHの変化を防ぎやすくなりますよ。

水温が変わりやすい

水槽に限ったことではなく、どんな環境でも水量が少ないと水温の上下も大きくなってしまいます。お鍋に入れた水を想像してもらうと分かりやすいと思うのですが、お湯を沸かす場合100mlと500mlでは100mlの方が早いですよね。冷ますときも100mlの方が早く冷めます。

水槽の水も同じで水量が少なければ少ないほど、水温が上下するのが早いですし、室温や日光の影響で温度が変化しやすいという特徴があります。

エアコンの影響を受けやすい 

小型水槽やボトルなどは、室温や冷暖房などといったものの影響を大きく受けてしまうので、エアコンやストーブなどの影響を受けやすいです。

夏の場合は室内のエアコンをつけたまま寝ていたら、前日の夜と翌朝で水温が3~4℃も下がっていたということもあります。また扇風機の風が直撃することで水温が下がることも。

夏でもクーラーを一日中つけっぱなしにする場合や、扇風機の風が直撃するときには水槽用ヒーターを使うことが望ましいですが、ボトルや金魚鉢などヒーターを使うことができないサイズのものは、クーラーや扇風機の風などの影響を受けにくい場所に飼育容器を置くようにしましょう。

夏場の小型水槽・ボトルの水温管理についてはこちらの記事をチェック!

小型水槽の水換えテクニック

小型水槽の水換えを手早く終わらそうと雑にやっていたり、大きな道具を使ってやっていたりしませんか?

水質や水温の変化を最低限の範囲内に収めるためには、小型水槽や金魚鉢などの水換えでもちょっとしたテクニックがあるんですが、どれも簡単なことなのでしっかりと覚えてましょう。

細いクリーナーを使う

水作 プロホース エクストラ S

底砂の掃除・換水は、水槽のサイズにあった細いクリーナ―を使いましょう。水作から販売されているプロホースはホームセンターなどでも購入することができます。プロホースのSサイズが小型水槽におすすめですよ。

細いクリーナーを使うことで餌の食べ残しなどのゴミと少量の水を同時に吸い出すことができ、飼育している生体を間違って吸い出すといった事故を防ぐことができます。

手を水槽内で動かし過ぎない

小さな水槽内やボトル・金魚鉢などのメンテナンスをするときに、容器内で手を大きく動かしてしまっていませんか?

小型の容器内で手を大きく動かしてしまうと、水が大きく揺れてしまうために底砂に溜まっているゴミが水中に舞ってしまいます。底砂内の水流が滞ってしまっているような場所には病原菌や寄生虫が潜んでいることがあり、手を大きく動かすことでそれらが水中に舞ってしまう可能性もあります。

クレーパーやヘラのような、コケ取り用品がおすすめされるのは、少ない動きでコケをとることができるからです。

INOUE ジラコヘラ 30mm 12103

また人間の手についている雑菌が少量の水の中に入り込んでしまう可能性もあるため、小型水槽やボトル・金魚鉢などの小型容器内では、手の動きは必要最低限にしましょう。

  

小型水槽やボトル向けのお掃除グッズについては、こちらをチェック!

水はゆっくり優しく注ごう

大きな水槽の水換えのときと同じ勢いで小型水槽に水を注ぐと、水槽内のレイアウトが水流で崩れてしまう・底砂に潜んでいる汚れや雑菌が水中に舞ってしまうということが起こるんです。

小型水槽やボトル・金魚鉢などの小さな容器に水をそそぐときは、優しく、ゆっくりそそぐようにしましょう。水面に発泡スチロールを浮かべてそこに水を落とすようにすると、水流を和らげることができますよ。

ボトルや金魚鉢の水換えについて

小型水槽よりも水量の少ないボトルや金魚鉢の水換えは、もう少し覚えておきたいポイントがあります。

ボトルはこまめな水換えで美しさをキープ!

水量が数リットルのボトルの場合は、こまめな水換え&メンテナンスをおこなうことで、透明感のある綺麗な状態をキープすることができるんです。

ボトルの水換えについては、こちらのページをチェック!

金魚鉢は全換水が基本!

少量の水・フィルター無しという環境の小さな金魚鉢で金魚を育てるのは、簡単そうに見えて実は至難の技なんです。

金魚はよく食べるので、フンの量も多くアンモニアによる水質悪化がメダカなどと比べるとかなり速いため、金魚の大きさにもよりますが金魚鉢飼育の場合は2日に1回全換水することで、アンモニアの影響で水質が悪化するのを防ぎやすくなります。

逆にメダカやアカヒレといった水質悪化がそれほど早くなく、水質悪化に対して強いという特徴のある生体ならそこまでこまめなメンテナンスをする必要はありません。

しかしフィルターがないということは、生物ろ過してくれるバクテリアが定着・繁殖する場所がないともいえるので、適度な水換えは必要になってきます。

まとめ:小型水槽の水換えテクニック!水量の少ない水槽・容器の最適な水換え方法

小型水槽やボトル・金魚鉢など水量が少ない場合は、外気温の影響で水温の上下や水質の変化が早いため、小まめな水換えなどは必須です。

ただし容器内で大きく手を動かしてしまうと、汚れや細菌が舞ってしまったり、手についている雑菌が容器内に入り込んでしまう可能性があるため、手の動きは必要最低限にしなければなりません。

金魚の場合、金魚鉢などの小さな容器で飼育するときはアンモニアの影響を最小限に抑えるため、2日に1度の全換水が必要になってきます。

飼育容器が小さいとメンテナンスが楽と思っている人がいるかもしれませんが、実は水換えやゴミ取りなどのメンテナンス頻度は中型~大型水槽と比べるとかなり多くなります。飼育している生体を長生きさせるためにも、面倒と思ってもしっかりとメンテナンスや水換えはおこなってくださいね。

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