水槽の底砂を選ぶときに水草育成をするかどうかなど、選択するポイントはいくつかありますが、ソイルや砂利だと水槽が暗くなってしまうというお悩みありませんか?
定番のソイルや砂利、ソイルの上などに化粧砂としてカラフルな砂を敷くと水槽内が明るく見えますよ。小瓶や小型水槽の底に薄く敷く場合、飼育する魚の色が映えるよう明るいカラーサンドや白砂などを選ぶだけで、水槽の景観がガラリと変わります。
今回は水槽内を明るく見せてくれ、飼育している生物のカラーが映える砂を7種類ご紹介、さらに綺麗に保つコツもお話ししていきます。
水槽を明るくするカラフルな砂7選
水質維持のためのバクテリア繁殖や、水草育成でソイルを選んだり、金魚水槽用に砂利を選ぶなど使用目的によって底材の選び方は変わってきますが、今回は『水槽内を明るくする』といったことを重点に7種類の砂をご紹介していきます。
底材の選び方について知りたいという人は、こちらをチェック!
それでは早速、水槽内を明るくする底砂をご紹介していきましょう!
ニッソー 魚と水草にやさしい天然砂利 ナチュラルピンク
ニッソーの『魚と水草にやさしい天然砂利 ナチュラルピンク』は、生き物や水草に優しい天然素材で作られています。1粒のサイズが約3~5mmなので、ボトルや小型水槽でも使いやすいですよ。
暖色系のうっすらとピンクがかった色をしている砂利なので、地味な色合いになりがちなメダカ水槽も明るく見せることが可能です。
スドー ベタのグラスサンド
スドーの『ベタのグラスサンド』はガラスでできた宝石のような輝きを持つ砂です。ガラスといってもしっかり角は取ってあるので生き物にも安全に使用できます。
画像のミックスカラーだけでなく、オレンジガーネットとブルーが販売されています。小粒なのでボトルでも使いやすく、地味になりがちなマリモ飼育ボトルにもおすすめ。
一袋約150gと量が少ないので、ボトルや小型水槽向けですが、大型水槽で水槽レイアウトのワンポイントとして、ソイルなどと区分けして敷くのも綺麗ですよ。
キョーリン ひかり カラーぷちサンド
キョーリンの『ひかり カラーぷちサンド』は、画像の黄緑のほかに水色・ピンク・黒・オレンジとカラーが豊富なので複数色を混ぜて使っても綺麗です。
1パッケージ約120gで4L水槽用と少量ですが色が綺麗というだけでなく、国産のゼオライトを使用し、着色は植物性の自然な染料なので生き物や水草に対して安全に使用することができます。
GEX メダカの砂利 チェリーピンク
ジェックスの『メダカ水景 メダカの砂利 チェリーピンク』は、天然砂利を使用しています。ほんのりとピンクがかった砂利と、白っぽい砂利が混ざっているので控えめな明るさがあり、メダカや水草の色が映えますよ。
上から見たときも底が明るく見えるので、ビオトープなどにもおすすめです。
コトブキ工芸 和彩 月白
コトブキ工芸の『和彩』は渋い「和」の色が特徴の天然砂利です。今回ご紹介する月白以外にも、漆黒・五色・ぞうげ・菖蒲といったカラーがあります。
月白は夜空に浮かぶ月の光をイメージさせるような白い石で、大粒なので金魚水槽などにおすすめ。濁りのない白で、水槽を明るくみせる効果が高いです。
GEX メダカの砂利 パールホワイト
GEXの『メダカの砂利 パールホワイト』は、インテリア用に使用しても映える、綺麗な白い色をしています。このメダカの砂利だけでもよいですが、水槽用照明をプラスすることで生き物や水草の色をより綺麗に演出することができます。
色が濃いめのメダカやベタなど、ボディカラーが濃い・黒系の生き物におすすめ。
アマゾン川源流の白砂
『アマゾン川源流の白砂』は、アマゾン川の源流、アンデス山脈で採取された天然の白砂で、水質への影響が少ないです。
粒が小さく生き物を傷つけにくい形状をしているので、コリドラスやエイなど底層を泳ぐ熱帯魚を飼育するときにおすすめ。色の白い砂を入れることで、生き物のボディカラーを引き立たせ、水槽内を明るく見せてくれます。
粒がとても細かいので、ソイルなどの上に化粧砂として使用しても、水槽内が明るく見えますよ。
カラフルな砂をきれいに保つコツ
インスタ映えや水槽を明るく見せるためカラフルな砂を選んでも、すぐに汚くなってしまう、なんてお悩みありませんか?
どんなに綺麗な砂を使っても、長期間使用しているとやはり汚れがついたり、コケが生えてきてしまうもの。
ここからは、カラフルな底砂を綺麗に保つコツについてお話ししていきましょう。
底砂を綺麗に維持する方法については、コチラをチェック!
こまめにクリーナーで掃除しよう
どんな底砂でも、長期間使用していると汚れやコケがついてくるものですが、ソイルや黒系の砂利などはその汚れが色的にわかりにくいですよね。
ピンクやグリーン、白などカラフルな底砂を使うと、黒や緑といった汚れ・コケの色がどうしても目立ってしまいます。そのため綺麗な底砂を維持するためには、しっかりとクリーナーでメンテナンスをしなければなりません。
意外に忘れがちなのが、水槽と砂の境目に発生したコケで、こういったちょっとした隙間に発生したコケも早期にしっかりと対処することで綺麗な底砂を維持しやすくなります。
こちらのジラコヘラなどを使うと、コケを取りやすいですよ。
今回ご紹介した砂は一粒一粒の表面がつるつるとしているものが多いため、バクテリアの定着・繁殖がしにくいです。そのため水質維持のためにもこまめなメンテナンスをおこないましょう。
底砂の掃除方法は、こちらをチェック!
漂白できれいになる!
小まめなメンテナンス、コケ取りをしていても粒が小さなものだとどうしても対処しきれずコケが定着してしまい、小汚くなってしまうこともありますよね。そんなときは、漂白して綺麗な状態を取り戻すという方法があります。
底砂を漂白するときは界面活性剤の入っていない塩素系のものを選ぶ・漂白後は普段よりしっかりとカルキ抜きをするというポイントがあります。
漂白剤(塩素=カルキと同等)を抜かないと、飼育している生物に悪影響が出てしまうので、漂白剤を使ったら、しっかりと慎重に水洗いと中和(カルキ抜き)をおこなってくださいね。
この時のカルキ抜きは長い時間をかけて強めに行うので、ハイポ(固形タイプ)がおすすめですよ。
漂白については、こちらをチェック!
まとめ:水槽を明るくするカラフルな白やピンクの底砂7選!きれいに保つコツとは
今回は水槽内を明るく見せることのできる底砂を7つご紹介しましたが、底砂で水槽内が明るくなっても生き物や水草のカラーを際立だせることができなければ、鑑賞性は落ちてしまいます。
飼育している生物や水草の色あいを映えさせる色を考えて、底砂の色を選んでくださいね。
色合いがカラフルだったり白い底砂は、どうしても汚れやコケが目立ちやすいです。水質維持も兼ねて、日ごろからこまめなメンテナンスを心がけ、キレイな状態を維持するようにしましょう。
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