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【ベタ水槽の立ち上げ方】初心者向けの飼育方法から繁殖方法まで!

ベタは丈夫で飼いやすく、見た目も美しい、三拍子そろった人気の熱帯魚です。

大掛かりな飼育設備がなくても飼育できるとあって、初心者の方が最初の1匹として選ぶ光景をよく見かけます。

ただ、飼育が簡単といっても「基本」を知っておかないと、つまづいてしまいます。ベタに合った飼育環境がわからなかったり、水槽の立ち上げ方で悩んでしまったりすることも少なくありません。

そこで、今回は初心者の方向けに飼育方法から繁殖方法まで、ベタ水槽の立ち上げ方をご紹介します。

ベタ水槽の立ち上げ方

ベタ水槽の立ち上げ方は、一般的なアクアリウム水槽の立ち上げ方とほぼ同じです。

異なる点と言えばベタには、

  • 強い水流が苦手
  • ヒレが長い(こすれやすい)

という特徴があるので、この2点に配慮した飼育環境を整えてあげることが重要です。とはいえ、特別難しいことではなく、初心者の方でも簡単にベタに最適な水槽を立ち上げることができます。

基本的な水槽の立ち上げ方については、コチラの記事を参考にしてください。

水槽の立ち上げの基本

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ベタ水槽の立ち上げ方は、次の流れが基本になります。

  1. 水槽を設置する
  2. 飼育器具を配置する(ろ過フィルター、砂利、ヒーター、照明など)
  3. 水を入れる
  4. ろ過フィルターとヒーターを稼働する
  5. 1週間ほど待つ

水槽に関しては、ベタは気性が荒い魚で単独飼育がメインになるため、45cm程度までの小型水槽がおすすめです。

比較的相性の良い魚(コリドラスやオトシンクルスなど)と混泳させたい場合は、60cm程度の水槽でも問題ありません。

ベタの混泳については、コチラの記事で解説しています。

飼育器具で必要なものは、ヒーターと照明です。水槽サイズに合ったものを用意しましょう。ろ過フィルターと砂利の必要性については後述します。

セッティングできたらカルキを除去した水道水を入れて、ろ過フィルター(設置する場合)とヒーターを稼働します。水漏れや飼育器具の動作不良などがなければ、この状態で1週間ほど待ちましょう。

水を入れて間もない水槽には魚の食べ残し・フンから発生する有害なアンモニアや亜硝酸塩を分解して、ほぼ無害な硝酸塩に変えてくれる「硝化バクテリア」がいません。

時間の経過とともにバクテリアが繁殖するので、すぐに魚を入れたい気持ちをグッとこらえて待つことが大切です。硝化バクテリアが繁殖して初めて水槽が立ち上がったといえます。

硝化バクテリアについては、コチラの記事を参考にしてください。

ベタ水槽にフィルターは必要なのか

(熱帯魚)ベタ・クラウンテール 色指定なし(オス)(1匹) 北海道・九州航空便要保温

一般的なアクアリウム水槽では、ろ過フィルターを設置することがほとんどですが、ベタ水槽に関していえば必ず用意しなければいけないものではありません。

ベタは強い水流が苦手なので、小型水槽では水流の調整が難しくストレスになってしまうこともあります。25cm以上の水槽であれば、水流を弱めに調節して設置しても良いでしょう。

フィルターについては、コチラの記事でも解説しています。

ろ過フィルターがないと水の汚れが心配になりますが、水換えのみで水質を維持することはできます。その場合は、エアストーン(ぶくぶく)を設置してエアレーションを行うと良いでしょう。酸素を供給できますし、水に動きが生まれて水槽内を循環するので、水質が悪くなりにくくなります。

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エアレーションについては、コチラの記事を参考にしてください。

ベタ水槽の立ち上げポイント

ベタ水槽の立ち上げでは、水換えと水温管理がポイントになります。

ろ過フィルターを設置しなかったり、小型水槽だったりなどすると水が汚れやすいため、こまめな水換えが必要です。また、水温の変化に敏感なので、ちょっとした変化が体調を左右することもあります。

ベタ飼育の基本については、コチラの記事も参考にしてください。

水換えはこまめに!

ベタ水槽は小型で水量が少ないこともあって、水が汚れやすいです。

「1週間に一度、飼育水の1/3程度の量」を目安に水換えしましょう。45cm以上の水槽でろ過フィルターを設置している場合は生体の数にもよりますが、2週間に一度でも問題ありません。

ただ、夏場は水温が高く普段よりも水が汚れるスピードが早いため、こまめに水換えしてきれいな水質を保ちましょう。

小型水槽の水換えについては、コチラの記事でも解説しています。

水温を変化させないようにする

ベタは水温の変化に敏感な魚です。

25度~28度が適水温ですが、この間でもコロコロ変わると(例:28度→26度)、コンディションに影響することがあります。

  • 玄関
  • 直射日光が当たる
  • 冷暖房設備の付近

など、水温が変化しやすい場所を避けて、冬場は水槽用ヒーターで水温を管理しましょう。

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水温については、コチラの記事も参考にしてください。

ベタ水槽にも砂利は必要か

ベタは砂利などの底床材を敷かないベアタンク水槽で飼育することが多いですが、砂利を敷くメリットもあります。

  • 水質が安定しやすい
  • 過度なフレアリングを抑えられる
  • 鑑賞性が高い

砂利がバクテリアの住処になるので、水質が安定しやすいです。

また、ベタはとても気性の荒い魚で、底面に自分の姿が映ると敵と勘違いをして威嚇行動(フレアリング)を行うことがあります。やり過ぎると体力を消耗しストレスになってしまうので、頻繁にフレアリングを行うようならば砂利を敷いて姿が映らないように細工をしてあげると良いでしょう。

なにもない水槽では味気ないと感じてしまう場合にも、砂利は水槽のアクセントになるのでおすすめです。ただ、ゴミを直接吸い出せるベアタンク水槽とは違って、メンテナンスが少し手間に感じてしまうこともあります。

底床材については、コチラの記事でも解説しています。

ベタの飼育法!基本編

ベタは飼育するうえで、重要なポイントは次の2つです。

  • 水流を抑える
  • 餌を与えすぎない

ベタの性質上、体調に影響しやすいことなので気を付けてあげましょう。

水流は最低限に抑えよう

ベタはヒレが長く、泳ぎが上手い魚ではありません。

水流が強いと消耗してしまうので、水流を最低限に抑えるようにします。

ろ過フィルターを設置する場合は、流量を調整できるタイプにしたり、吐出口を水槽面に向けたりしてベタにあった水流に調整しましょう。エアレーションも同様に、吐出量を調整できるタイプがおすすめです。

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水流の調節については、コチラの記事も参考にしてください。

餌を与えすぎない目安

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ベタは食欲旺盛な魚で、与えただけ餌を食べてしまいます。

餌を食べる姿はかわいいですが食べすぎによって、

  • 体調不良
  • 消化不良
  • 水質悪化

などの弊害が生じます。餌の与えすぎはベタの健康にも水質にも良くないので控えましょう。餌の量は「1日2回、粒状の餌であれば1回に5粒前後」が目安です。

また、小型水槽で水量が少ないと水が汚れやすいため、食べ残しがあったらその都度取り除くことを心がけてください。

ベタの餌については、コチラの記事でも解説しています。

ベタの繁殖法!基本編

ベタは繁殖期になる(成熟する)と、繁殖を始めます。

ただ、オスとメスがそろっていれば繁殖する、といった簡単なものではないので「相性」の良いペアを用意する必要があります。

ベタの繁殖については、コチラの記事も参考にしてください。

オスとメスの相性が合わないこともある

(熱帯魚)ベタ トラディショナル メス(色おまかせ)(約2-3cm)(1匹)[生体]

ベタの繁殖で1番難しいところは、「相性の良し悪し」です。

繁殖期になるとオスが水面に泡巣を作り始め、その場に相性の良いメスがいると繁殖します。しかし、相性が悪いと繫殖しないどころか攻撃対象になることも少なくありません。

時間をかければそのうち良くなるものでもないので、複数のメスを用意して相性を確かめる必要があります。

繁殖用水槽を用意しよう

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繁殖には45cm以上の繁殖用水槽を用意しましょう。

ろ過フィルターやエアレーションは泡巣が壊れやすくなるので控えます。水面に浮き草(アマゾンフロッグピットなど)や発泡スチロールを浮かべておくこともおすすめ。

他の生体がいると卵や生まれたての稚魚を食べてしまうので、ベタ単体が良いです。環境が整ったらメスを迎え入れて相性をみましょう。

まとめ:【ベタ水槽の立ち上げ方】初心者向けの飼育方法から繁殖方法まで!

ベタは丈夫で酸欠に強く、小型水槽でも飼育できる魚です。

飼育方法は一般的な熱帯魚と大きな違いはありませんが、「強い水流が苦手」ということに配慮して飼育環境を整えてあげることが大切です。

コンディションが安定して無事にベタ水槽が立ち上がり飼育に慣れてきたら、繁殖に挑戦することもできますよ。

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