水槽水質浄化について
自宅に水槽を設置している方は、すぐに水が濁ってしまうという経験に悩まされていないでしょうか?
水槽の立ち上げ時に白濁してしまったり、油膜ができてしまったり…アクアリウムにはいろいろな問題がつきものです。
魚を多く入れすぎてしまったり、餌を与えすぎてしまって濁ってしまう、または濾過機能が水槽サイズに対応できていない、などの原因が考えられます。
今回は、水槽の水質浄化についてプロの方法をご紹介いたします!
水換え頻度を増やす
基本的なことですが、水換えが一番大事です。
どんなに良い機器を導入しても水換えをしないと、水中のアンモニアが硝酸塩、亜硝酸と濃度が変化し最終的には魚が死んでしまう原因になってしまいます。
目安として、水槽の大きさに対して1/4~1/3の水換えを2週間に1回はすることをおすすめします。
2週間以上日を伸ばしてしまうと、ガラス面に苔が出てきてしまうので2週間以内の水替えが良いです。
逆に水換え頻度が多すぎてしまうと、水中のバクテリアが死んでしまい急激な水質の変化により魚がpHショックを起こしてしまうので一度に大量の水換えを行わないほうがよいです。
濾過機能をUPさせる
現在使用している機材が水槽の大きさに適しているかまず見直しましょう。
濾過能力が高い上部式フィルターのポンプも長年使用しているとパワーが弱まって濾過機能が弱くなってしまいます。
設置した期日の見直しをして定年劣化した場合は新しいポンプの導入を検討しましょう。
すぐ水槽が汚れてしまうようであれば、外部式フィルターのサイズを大きいサイズに変える方法もあります。
水の黄ばみが出始めたら活性炭を入れて対応したり、ろ材に今話題のゼオライトを入れて水中のアンモニアを軽減させる方法があります。
また、水中に微粒のごみが漂っている場合はろ材を今よりも細かいものに変更してあげるのも対策の一つです。
プロテインスキマー設置
海水魚を飼育する方が初期にプロテインスキマーを導入することが多いと思います。
淡水魚の飼育をしている方は聞きな慣れないかもしれません。
プロテイン:たんぱく質
スキマー:除去するという意味
水中に漂うたんぱく質を除去する装置です。
値段は\8,000~\150,000位とサイズによってもだいぶ変わります。
値段は少し張りますが海水魚の飼育をされる場合、水の汚れが簡単に取れて綺麗な水槽を保ちやすくなります。
また、プロテインスキマーは一度設置をしたら水槽掃除の度に必ず水洗いしましょう。
メンテナンスもしやすいのが特徴です。
調子がよい濾過層バクテリアの力を借りる方法
プロはこれをよくやります!
オーバーフローの水槽に設置しているウールマットや、外部式フィルターのろ材を一部借りて、新しい水槽に入れてあげバクテリアを増やしてあげます。
調子がよい状態の水槽の特徴として、主に以下の三つが挙げられます。
- 水の臭いがしない
- 水の透明度が高い
- 温度が魚に適している温度になっている。
淡水魚を飼っている方はご存じの方が多いですが、水道水をそのまますぐ水槽に入れてしまうのは良くないというのは有名ですよね。
通常は水中のカルキを抜いてから数日経って魚を入れるのがおすすめですが、事前にバクテリアを入れておくと魚が住みやすい水質に変わります。
これは淡水魚でも海水魚でも言えることです。
水槽が2台ない方のために、市販で販売している液体のバクテリアを入れる方法もあります。
量によりますが、少ないものだと価格が平均で\500前後が多いので簡単に良い水質に変えられます。
水草や浮草を入れる(淡水水槽に限る)
植物を入れることにより水の浄化作用が非常に高まります。
浮草も同じです。
これは、水草が水中の養分(水槽の濁りの原因となるもの)を吸収しながら成長するためです。
水草を入れていないと2週間余りで硝酸塩が増えることがあります。
エキノドルス、グロッソ、ミリオフィラム、ウィーローモス、アヌビアスナナなどなど
水槽のレイアウトを楽しみながら水草を育てていきましょう。
中でもグロッソスティグマは、少し難しいですが絨毯のように底床を覆うように成長する姿は圧巻です。
ウィローモスは、石や流木に活着させると時間の経過を感じさせる美しいレイアウトになります。
水槽水質浄化についてのまとめ
上記で水をきれいに改善できる方法をいくつかご紹介いたしましたが、きれいな水槽がいつも部屋に置かれていると気持ちがいいですよね。
風水では玄関に水槽を置くと運気がUPするとも言われている程、水槽をきれいな状態に保つのは魚にとっても人にとっても良いことにつながります。
是非素敵なアクアライフを楽しみましょう。
金魚に愛を注いでいるWeb担当。
かわいい金魚の為なら腰痛も何のその。金魚のテンションがMAXになる魔法の餌・アカムシを与えることに喜びを感じています!
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