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石のレイアウトを30cm水槽で解説!偶数での石組みのポイントを教えます

大きな石を組んで作る石組み水槽

バランスの良い石組み水槽を作るには、いかに自然に石を置けるかがポイントとなるため、基本的に石の数は奇数が良いとされており、また石の種類も統一することが望ましいといわれています。

基本に忠実にレイアウトを組めば確実ですね。しかし少しオリジナリティを出したいときには石の数や種類を変えてみるのもいいかもしれませんよ。

ここでは、石組みの基本的なコツやポイントを抑えながら、石の数を変えた場合のレイアウトの方法をご紹介していきたいと思います。
実際に30cm水槽に石組みをしながら解説していきます。

石組みの石の数や種類に決まりはあるの?ポイントを解説

石組みのコツは、いかに自然な風に石を組めるかにあります。
まずは、バランスよく石を組むためのポイントを確認していきましょう。

石組みに使う石の数について、偶数の石を置くときのコツ

石組みに使う石の数に決まりはありませんが、奇数が原則といわれています。
偶数だとどこか規則的になってしまうことが多く、奇数の方が自然にあるような不規則な感じを出しやすく、またバランスも取りやすいからです。

しかし、水槽の大きさなどの事情から偶数でレイアウトしたいということもあるでしょう。
もちろん偶数でレイアウトしても何の問題もありません

石の数を偶数にするときには、石の大きさに差をつけることで不規則性を出すのがポイントです。
石の大きさを揃えてしまうとどうしても規則的になレイアウトになってしまいバランスが取りづらくなってしまいます。
意外かもしれませんが、大げさなくらい大胆に石の大きさを変えた方が自然なレイアウトに仕上がります

また、底砂に高低差を付けることも忘れないようにしましょう。
高さに差を出すことでレイアウトに奥行きが生まれ、メリハリのあるレイアウトを作り出すことができます。

石の種類について

石の種類も石組みでは重要なポイントとなります。

基本的には、石の種類は合わせたほうが統一感が出てよいとされており、色々な石を混ぜることは美観の点からあまりオススメはされていません。

また、石の中には水質に影響のある石もあるため、種類をそろえたほうが水質が安定しやすいと考える方もいるでしょう。

しかし美観は人それぞれですので、必ず同じ石で統一しなければならないという決まりはありません。

使いたい石があるのであれば、色々な種類の石を混ぜたレイアウトに挑戦してみてもよいでしょう。
ただし、色々な種類の石を入れるとどうしてもレイアウトの難易度は上がりますので、全体的なバランスを見ながら調整していくのがポイントとなります。

水質についても、実際は違う種類の石を混ぜてもそれほど影響はないと考えられます。
ただし、溶岩石だけは水質に大きく影響を与えるため混ぜてしまわないよう気を付けましょう。

30cm水槽に石を組んでみた

では、実際にトロピカスタッフが30cm水槽に石を組んでみた様子をお伝えしていきましょう。

まずはレイアウトの確認

今回、石を組むのに使用した水槽はコチラです。

以前水草の種を植えた様子をご紹介たことがありました。


この時に使用した30cm水槽に石を組んでいきます

元々は石を入れていただけでしたが、水草も伸びてきたため石の存在感が薄まってきてしまいました。
そこで、石を二つ使い、水槽にメリハリをつけていきたいと思います。

実際に石を組んでみた水槽がコチラです。


元の水槽よりも石に高さが出たことで、水槽全体が引き締まったような印象を受けます。

石をアップにした画像で並べてみましょう。違いがはっきりとわかりますね。

レイアウトの解説

今回のレイアウトのポイントについて解説していきましょう。

偶数の石をただ並べてレイアウトしてしまうと規則的に見えてしまい、不自然なレイアウトになってしまいます。

そこで、水草を植えるときのように石にも前景・後景を設定しメリハリが出るよう工夫しました。
前景の石にはサイズの小さいものを選び、後景には大きい石を使います。

さらに底砂にも高低差を出すことで、より明確にサイズ感の差を浮き上がらせました。

また、水槽に奥行きを持たせるために、あえて石の手前に余白を作っています。

以上の点に気を付けてレイアウトすると、石の数が偶数でも違和感なく、自然な風合いのレイアウトができました!
ぜひ参考にしてみてください。

石組みに使う石の注意点

石組みレイアウトには当然石が欠かせません。
しかし、石を水槽に入れる前にはいくつか確認しておきたい注意点があります。
しっかり確認してからレイアウトを開始してください。

濡れると石の風合いが変わる

石を用意するときには、大抵乾いた状態を見て選んでくることが多いと思います。

しかし、石は水に濡れると風合いが変わってしまうことが多く、実際水槽に入れてみたらイメージと異なってしまうこともあります。
水に濡れた状態をイメージしながら石を選ぶとギャップが少なくてすみますので、頭に入れておくとよいでしょう。

水質の変化に注意

石の中には水に長期間入れていることで、徐々に石の成分が溶け出して水質をゆっくり変化させてしまうものがあります。

水質の変化に敏感な生体を飼育している場合などには特に注意が必要です。

気になる場合は、石を水槽に入れる前に、水を張ったバケツに一週間ほど石を入れてみて、水質に変化がないかチェックをするとよいでしょう。

まとめ:石のレイアウトを30cm水槽で解説!石組みの基本やポイントを教えます

石組みレイアウトのコツを調べてみると、基本的なポイントが解説されているのをよく見かけます。
基本を守った方がレイアウトはしやすいですが、必ず基本に忠実でなければならないという決まりはありません。

アクアリウムは自由です。自分の好きなようにレイアウトすればよいのです。

石を偶数にするならば、「石の大きさを変える」「高低差を付ける」の2点を抑えればバランスの取れたレイアウトに仕上げることができます。

石の種類や大きさなど、好みのものを揃えてオリジナルのレイアウトに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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