みなさんはアクアリウムの計器はどんなものをお使いですか?
アナログなものだと「えっと、これはだいたい25℃かな…?」と、少しあやふやになってしまうことがありますね。
アクアリウムをデジタルで管理すると簡単で確実です。今回は、デジタルのアクアリウム用品をご紹介します。
使いたい場面、おすすめ商品など、安定したアクアリウム運営の参考にしてください!
アクアリウムでおすすめのデジタル用品
今回ご紹介するアクアリウム管理に特におすすめのデジタル用品は
- 水温測定器
- pH測定器
- 海水比重計
の3点になります。
下の項目で詳しく解説します。
水温測定器
アクアリウムの管理で、最も変化が出やすいのは水温ですね。
季節ごとに気温の変動もありますし、一日の中でもエアコンをつけているかつけていないかでかなり差が出てくる可能性のある数値です。
また、水換えを行った場合にも水温が大きく変化してしまうことが多いです。
水温の急激な変動は、アクアリウムの生物たちにとって大きなストレスです。ストレスを与えないことが生物の寿命を延ばすので、水温はデジタルできっちり管理するのがおすすめです。
デジタル水温測定器の一番のメリットは「0.1℃の温度変化も測定できる」ことです。
特にサンゴなど、水温の変化に敏感な生物を飼育する場合には必須アイテムと言えます!
トロピカおすすめのデジタル水温計は「テトラ (Tetra) デジタル水温計 ブラック BD-1」です。
ちなみに同じアイテムでホワイトカラーもありますのでお好みで選ぶことができます。
センサーを水槽内に設置するタイプなので、本体は水槽壁面に貼ってもOKですし、水槽台の上に載せておくことも可能です。水槽内の美しいレイアウトの邪魔にならないのもメリットですね。
水温測定器はこんなときに使おう!
デジタルの水温測定器が真価を発揮するのは以下のようなときです。
- 水換えを行うとき
- 繁殖期など、デリケートな飼育状態のとき
- 水温に敏感な生体がいるとき
水換えを行わずにアクアリウムを運営するのは不可能ですから、必須アイテムと言えるのではないでしょうか。
pH測定器
pHを試験紙で測定するかたも多いと思うのですが、試験紙だと色でpHを判断することになりますね。「うーん…これは…8.2…?」と不安になってしまうこと、ありますよね。
そんな時もデジタル測定器なら0.01単位でピタリと計測できますので、安心感と確実性が絶大です!
「魚の元気がないが、理由がハッキリしない」「どうも魚が早く死んでしまうように感じる」時は、pHを計ってみましょう。
たとえば、pHを調整していないのに水換え前と後でpH値が違いすぎたとしたら「普段の水換えが足りていない」と判断することができますので、魚へのストレスを減らす方法がわかるというわけです。
飼育水のpHを調整する場合には必須アイテムです。
おすすめのデジタルpH測定器は「JCW 高精度 デジタル PH計」です。
デジタルというと高額なイメージがあるかもしれませんが、こちらの商品なら2000円以内で購入できます。手軽に導入することができますね。
デジタルのpH測定器は調整が面倒という意見もありますが、こちらのアイテムはボタンを押すだけで校正を行ってくれるので、非常に簡便です。
小型で場所をとることもありませんし、測定時間は2秒ですから、あっという間に測定できてしまいます。手軽に行える=頻繁に測定する気になる=水質変化にすぐに気づける、というメリットがあります。
pH測定器はこんなときに使おう!
- 水換えの前後
- 生体の調子が悪い・続けて死んでしまうとき
- 水草がうまく育たないとき
海水比重計
海水魚を飼育する上で、海水比重計は欠かせないアイテムです。
メータータイプの海水比重計もありますが、測定に少しコツが必要ですから、慣れていない方こそ、こういったデジタルの比重計できっちり計ると安定した水槽運営ができます。
海水魚は淡水魚には見られない、色鮮やかな可愛らしい種類がたくさんいますね。誰しも海水アクアリウムに一度はチャレンジしたいと感じるでしょう。でも海水水槽にチャレンジする上で、一番の障壁はこの「海水の比重を正確に測れるかどうか」ではないでしょうか。
ですから、そこを簡単、確実にクリアできるのは非常に心強いです。
少し高価なアイテムとなりますが、比重を安定させられることは大きなメリットです。比重が不安定だと生体の命が危険ですので、ぜひ導入を検討してください。
おすすめは以下の「レッドシー 海水濃度屈折計 シーウォーターリフレクトメーター」です。
こちらのアイテムは非常に使いやすく、水温が何℃でも測れますし、屋外でも屋内でも、気温が何℃でも正確な値を表示してくれます。スイッチを押すだけの簡単操作ですから誰にでもお使いいただけます!
海水比重計はこんなときに使おう!
- 海水魚、サンゴを飼育する時
まとめ:デジタルで水槽を管理しよう!水質検査や温度計などおすすめデジタル用品
水温、pH、海水比重と、どれも生体を健康に飼育するためには細かく管理したいものばかり、そういった数値を測定するアイテムこそデジタルだと安心と安定に差が出てきます。
長期の安定したアクアリウムを目指し、こういった機器の導入をご検討ください!
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