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海水魚水槽は高い?お得に本格海水水槽を立ち上げる方法と使いたい設備とは

淡水魚飼育と比較すると人工海水や必要な機材にかかる費用が多いため、海水魚水槽はかなり高額になるのではないかと思っていませんか?

お得に海水魚水槽を立ち上げるには、次の3つのポイントを抑えておきましょう。

  • 外部式フィルターで立ち上げる
  • オーバーフロー式を使うなら中古品を使用する
  • シンプル設備で水槽を運用し、メンテナンスはこまめに行う

サンゴや大型海水魚の飼育をしないのであればプロテインスキマーは必要ありませんし、殺菌灯もしっかりとメンテナンスをおこなっていれば病気になりにくいので必須というわけでもありません。

今回は海水魚水槽の立ち上げや使いたい設備についてお話ししていきます。

海水魚水槽にはお金がかかる?! 

人工海水やプロテインスキマーなど、淡水魚と比較すると海水魚はどうしても必要なものが多く、水槽の維持管理に毎月高額なお金がかかると思っていませんか?

確かに海水魚水槽は手間が多いですが、実はポイントをしっかりと把握しておくことで、そこまでお金をかけなくても運用することができるんですよ。

海水魚飼育はそもそも難しい?

まず淡水魚水槽と海水魚水槽の一番の違いは『飼育水』ですよね。

海水魚水槽では水質管理に淡水にはなかった『塩分の比重』もプラスされるため、水換え時に濃度チェックをするなど淡水水槽と比べてやることが多いので、アクアリウム初心者さんには難しいといわれます。

実際に10年くらい前のお話しですが、私も海水魚を短期間飼育したことがあります。当時は今ほど機材の種類がなかったですし、ショップ店員さん以外に周囲に頼れる人がなく、水槽立ち上げや水換え時の塩分の比率がこれでいいのかと毎回ひやひやしていました。

最初のうちは緊張することも多いですが、塩分の比率や水温などの維持管理に慣れることで、ある程度飼育しやすい品種であれば長期飼育しやすい環境を作ることができます。

使用する機材が複雑と思われがち

カルシウムリアクターやプロテインスキマー、流水ポンプといった淡水魚飼育では見慣れない機材が多いため、海水魚水槽の敷居を高く感じている人もいるのではないでしょうか。

海水魚飼育で推奨されることの多いオーバーフロー式にする場合には、配管を組み立てる必要があるので、水槽設置時に手間がかかるというデメリットを感じる人もいますよね。

そんな、難しく思われがちな海水魚水槽を手軽に立ち上げ、維持管理するコツがあるんですよ!

お得に海水魚水槽を立ち上げるには

淡水魚水槽に比べて、初期費用や毎月の水槽運用費用が高額になるのでは?と思われがちですよね。

私もそう思っていたのですが、実はこれからお話しする3つのポイントを抑えることでお得にそしてお手軽に立ち上げることができるんです!

外部式フィルターで立ち上げる

『まず手軽に始めて飼育に慣れる』ということを目的とするのであれば、溶存酸素量(水中に溶け込んでいる酸素量)や飼育する種類・数に気を付けなければなりませんが、海水でも使用できる外部式フィルター(エーハイムなど)をおすすめします。

エーハイム クラシックフィルター2215 ろ材付セット

小型の海水魚水槽やカクレクマノミの飼育などは、東京アクアガーデンでも外部フィルターで行っていることも多いんですよ。

おすすめする主な理由は以下の通りです。

  • ろ材がたくさん入る
  • 水槽用クーラーが接続できる
  • 水流が穏やかで水が蒸発しにくい
  • 水流ポンプや殺菌灯も導入できる

水槽用クーラーは海水魚飼育に必須です。外部フィルターなら接続できますので、問題なく海水魚を飼育できます!

外部式フィルターで海水魚飼育をする方法に関しては、こちらの記事で解説していますよ!

オーバーフロー式なら中古がおすすめ

淡水魚飼育にしても海水魚飼育にしても、新品の機材で飼育を開始したいと思うのは誰でも思うことですが、予算の都合がありますよね。

『お得に海水魚水槽を立ち上げる』ということと、オーバーフロー式を選択する場合は中古のセット品を購入しましょう。

メルカリやヤフオクなどで個人で中古品を出品している人もいますが、見ず知らずの相手とのやり取りの商品は不安というのであれば、東京アクアガーデンのように中古品を扱っている専門業者から購入したり、相談してみるのもおすすめです。

専門業者に相談すると、予算内で購入することのできる中古品を探してくれることもありますよ。

オーバーフロー式の基本的な情報に関してはこちらの記事をチェック!

シンプルな設備で運用し、こまめなメンテナンスを行う

飼育する生体によっては複雑な設備が無くても、外部フィルター、水槽用クーラーとヒーター、比重計、エアレーションなどだけでも運用可能です。

最低限のシンプルな設備で水槽を運用すると複雑なメンテナンスがなく水槽掃除も行いやすくなりますし手軽に管理できることで、飼育水の悪化を防ぎやすくなります。

海水魚水槽を長期間運用したいのであれば、淡水魚水槽同様に水槽メンテナンスは重要なポイントです。

設備がシンプルなぶん、こまめに状態を確認すると良いですよ。

高価な設備は要らないのか

海水魚飼育初心者さんが悩んでしまいがちなのが、プロテインスキマーや殺菌灯の購入ではないでしょうか。これらの機材は高価なものですが、よくわからないまま購入してしまう人も少なからずいます。

結論から言いうと、どちらも飼育する種類による・水質や海水魚の健康状態で問題がなければ無いとダメ、というわけではないんです。

プロテインスキマーについて

海水魚水槽でプロテインスキマーが必要なのは大型魚やサンゴといった種類になります。カクレクマノミのような、小型~中型の海水魚飼育の場合は、それほど必要になることはありません。

プロテインスキマーは飼育する海水魚の種類で必須なのかを事前に調べて、必要なら購入するようにしましょう。カルシウムリアクターもサンゴ(ハードコーラル)の飼育以外には必要ないです。

プロテインスキマーのおすすめ商品やメンテナンスについてはこちらの記事をどうぞ!

殺菌灯について

ゼンスイ 紫外線殺菌灯 UVバズーカ 13W

殺菌灯は文字通り、殺菌力の強いUVを照射することのできる機材です。病気になりやすいナンヨウハギなどの品種を飼育する場合には必要となることがありますが、基本的にこまめに水換えなどのメンテナンスをおこなうことができるのであれば、なくても大丈夫なことが多いですよ。 

ただし、飼育する生体にとって適切なペースで定期的にメンテナンス・お掃除を行なうことが必須条件となってきます

殺菌灯や病気についてはこちらの記事をチェック!

まとめ:海水魚水槽は高い?お得に本格海水水槽を立ち上げる方法と使いたい設備とは

淡水魚水槽と比べると、どうしても必要な機材や消耗品が多くお金がかかってしまいがちな海水魚飼育ですが、今回お話ししたポイントで機材選びを行なうことで、お得に立ち上げることができます。

水槽用クーラーやオーバーフロー水槽など、中古の水槽設備を購入するのであれば、信頼できる専門業者から中古品を購入する・相談するのが一番です。

しかし、安定した長期飼育をするためには、適切なメンテナンスが必要なのは淡水魚水槽と変わりません。また、シンプルな設備で飼育するとなると、サンゴや大型海水魚飼育は難しいので、飼育する種類も限定されてきます。

特に海水魚飼育初心者さんは、最初から高額で、扱いやメンテナンスが難しい設備までついたセット品を購入するのではなく、シンプルな設備で飼育を始めたほうが、豊富な経験・知識を身につけやすいですよ。