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金魚水槽に入れてはいけないもの・生き物6種!長く安全に飼育するために

金魚水槽は他の熱帯魚水槽と比べると、水草や流木が少ないシンプルなレイアウトにすることが多いです。

実は金魚は葉の柔らかい水草を食べてしまうことが多いため、高価な水草でも容赦なくかじられてしまいます。
好みの水質が異なることから、基本的には熱帯魚との混泳も基本的にはNG。

このように金魚は相性の悪いものや生き物が結構多いため、水槽内はできるだけスッキリさせた方が管理しやすく安全に飼育することができるのです。

今回は金魚水槽に入れがちだけと本当は入れてはいけないアイテムや生き物について、全部で6種類ご紹介していきます。
これから金魚を飼育予定のかたは是非こちらのページをお役立てください!

金魚水槽に入れてはいけない物を動画で解説!

この記事の内容は動画でもご覧いただけます。

金魚飼育で入れてはいけないアイテムなどを音声付きで解説します。

【意外に知らない】金魚水槽に入れては”いけない”アイテム・生き物6種!

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金魚飼育のポイントやおすすめの餌、トラブルまでを動画でわかりやすく解説しています。

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金魚水槽に入れてはいけない物3種

まずは金魚水槽に入れてはいけないものということで、

  • 高価な水草
  • 枝ぶりの良い流木
  • サンゴ砂

これら3つのアイテムについて解説をしていきます。

高価な水草

冒頭でもお話したように、金魚は水草を食べてしまうことがあります
砂を掘る習性もあるためせっかく植えた水草も掘り返されてしまい、こだわりの水草が一晩でボロボロに…なんてことも少なくありません。
高価な水草は金魚水槽に入れないでおいた方が無難です。

金魚による水草の食害や掘り起こしの対策としては、葉が丈夫で石や流木に活着した水草を入れるといった方法があります。
しかしここで注意していただきたいのが、葉の硬さです。

たとえばアヌビアス・ナナは持ち前の硬い葉のおかげで金魚に食べられることはまず無いのですが、葉が硬すぎるために金魚のヒレを傷付けてしまう恐れがあります
そのため、金魚水槽に水草を入れるのであれば程よい硬さのもの(ミクロソリウムなど)を選ぶか、食べられるのを前提とした柔らかい水草を用意しましょう。

金魚藻とも呼ばれるマツモアナカリスは安価で繁茂しやすいため、金魚のおやつとして入れるなら最適な水草と言えます
(水草) アナカリス メダカ 金魚藻 国産 オオカナダモ (10本)

枝ぶりの良い流木

枝ぶりの良いホーンウッドやブランチウッドは、ヒレが引っかかる恐れがあるためおすすめできません
また、流木に含まれる腐植酸には水を弱酸性に傾ける効果があるため、サイズの大きな流木であればあるほど、金魚の好む弱アルカリ性とはかけ離れた水質になってしまいます
流木の接地面に溜まったフンの掃除が大変なことも、デメリットのひとつです。

コンパクトにまとまったサイズの流木であればあまり問題にはなりませんが、

  • ヒレが長い
  • 中性~弱アルカリ性の水質を好む
  • たくさんのフンをする

このような特徴をもった金魚のいる水槽では、よほどのこだわりが無い限り流木の設置を控えておいたほうが良いかもしれません。


サンゴ砂

サンゴ砂は場合によってろ材として使ったりpHを上げるために導入することがありますが、金魚水槽で使うとpHが上がりすぎてしまいます
飾りとして水槽内に入れておくのも控えた方が無難です。
水質を中性~弱アルカリ性に保ちたいのであれば、カキ殻や市販の調整剤を使いましょう。
スドー 特撰かきがら徳用 600g

また、金魚水槽に白い底砂を使いたい場合は玉砂利白い化粧砂をおすすめします。
ただし汚れがかなり目立つので、底砂の掃除はこまめに行ないましょう
iJINJINネットショップ 最高級白玉砂利 白化粧砂利 2分(6mm-9mm) 小袋 650g


金魚水槽に入れてはいけない生き物3種

続いては生き物編です。
金魚水槽に入れてはいけない生き物ということで、

  • ザリガニ
  • 熱帯魚
  • 水生カメ

こちらの3種について解説をしていきます。

ザリガニ

お祭りの屋台ですくった金魚やザリガニを、よくわからず同じ水槽に入れてしまう…。
幼少期にこういったミスをしてしまった経験のある方、結構多いのではないでしょうか?

ザリガニのように肉食で魚を狩るような生き物は、金魚との混泳は絶対にNGです!
金魚だけでなく水草も切って食べてしまいますので、餌として金魚を与えるのでなければ別々に飼育をしましょう。


熱帯魚

熱帯魚と金魚の混泳については場合によっては可能ですが、基本的にはNGです。

というのも、水草の植えられた熱帯魚水槽では先述したように金魚が掘り返したり、葉を食べてしまいます。
熱帯魚飼育では定番のソイルや田砂系のボトムサンドも、金魚には不向きです。
体の大きな金魚は小型の熱帯魚をいじめてしまったり、その逆に琉金など丸手の金魚は泳ぎが上手な熱帯魚に突かれるといった可能性も考えられます。

多くの熱帯魚が弱酸性の水質を好むのに対し、金魚は弱アルカリ性が得意…などなど挙げればキリがないですが、とにかく金魚と熱帯魚の混泳はうまくいかないことが多いのです。
一緒に飼うことが不可能というわけではありませんが、うまくいかなかったときのために予備の水槽を用意しておくと安心だと思います。


水生カメ

水棲カメもザリガニ同様、生きた魚にかじりつく習性があります。
泳ぎの素早い魚ならまだ捕食されずに生き延びられそうですが、泳ぎの苦手な金魚では立ち打ちできません。

また、カメも金魚のようにたくさんのフンをするため、ろ過を強力にしたり頻繁に掃除や水換えをしなければすぐに水が汚れてしまいます。

このような手間もありますし、水の汚れが解消できても金魚の尾ひれがかじられて無くなったり食べられてしまう可能性があるため、混泳は控えておきましょう。


シンプルな環境が金魚の長生きにつながる

結局のところ、金魚は最低限のろ過装置とエアレーションだけのシンプルな環境の方が長生きします。
品種によっては底砂利も敷かず、ベアタンクでの単独飼育をおすすめする場合さえあるほどです。

水草が無くても餌から十分な栄養を摂ることができますし、食いしん坊な分たくさんフンを出すので、掃除のしやすさを考えても水槽内の装飾品は少なめの方が管理がうまくいきます。

金魚は耐えられる水温の範囲こそ広いもののかなり繊細な生き物なので、水質が合わなかったりストレスを感じたりするとすぐに体調を崩すことが多いです。
金魚を長生きさせるためにはそういった性質をきちんと理解し、金魚にとって居心地の良い安定した環境を提供してやることが大切です


まとめ:金魚水槽に入れてはいけないもの・生き物6種!長く安全に飼育するために

金魚水槽はシンプルなレイアウトのものが多いですが、そこにはちゃんとした理由があります。

水草を食べたり掘り返してしまう習性、流木など先の尖った装飾品によってヒレが傷付く危険性、他の魚との相性や好みの水質、フンの量など…
金魚の性質を理解すればするほど、シンプルな環境の方が長生きにつながるという結論に至るのです。

「水槽内が殺風景だとなんだか寂しい気がする」と、最初は思うかもしれません。
しかし優雅な泳ぎ姿や派手な色味に注目していると、シンプルな水槽だからこそ引き立つ金魚の魅力に気付いていただけるはずです