熱帯魚飼育でやってはいけないこと7個!混泳などミスしがちな注意点を解説

熱帯魚飼育では魚を観察したり餌をやったりなど、癒されることがあります。

しかし「たった1つのミス」で、その平穏な水槽のバランスが崩れてしまうことも珍しくありません。大切に飼育してきた魚が死んでしまったり、最悪のケースでは全滅してしまったりすることも。

愛着のある魚が自分のミスでいなくなってしまうと、精神的にもこたえます。

今回は、そのような悲しい事態を避けるために、混泳や水換えなどミスしがちな注意点を解説しながら、熱帯魚飼育でやってはいけないことを7個ご紹介します。

事前に知っておくことで予防できるミスも少なくありません。

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熱帯魚を飼育するうえでやってしまいがちだけど、いけないことを音声付きで解説します。

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熱帯魚飼育でやってはいけないこと7個

熱帯魚飼育では、だれもが1度は経験したことがある「やってはいけないこと」が7個あります。

  • 混泳相性を考えずに魚を増やす
  • 水温を合わせずに水換えする
  • 適水温以外で飼育する
  • コケを放置する
  • ソイルが崩れてもそのままにする
  • 水草のトリミングをせずに放置する
  • ろ過フィルターを3ヶ月以上掃除しない

これらのミスは熱帯魚を飼い始めた頃に特に多いです。

これから熱帯魚の飼育を始める方はもちろんですが、上記の7個に心当たりがある場合は早急に対処することをおすすめします。

混泳相性を考えずに魚を増やす

「混泳」に関する失敗は、熱帯魚飼育の中でも多いです

新しい魚を水槽に迎える際に相性を考えずに入れると、けんかやいじめにつながることも少なくありません。混泳では次のポイントを押さえるようにしましょう。

  • 気性が荒い種類を避ける
  • サイズを合わせる
  • 遊泳層が同じ魚を増やしすぎない

気性が荒い種類はそもそも混泳に向きません。争いを避けるなら単独飼育にしましょう。

また、サイズに差があると大きいものが小さいものをいじめがちなので、サイズを合わせることで力関係に差ができにくいです。

意外と見落としがちですが、遊泳層(泳ぐ水深)にも要注意。同じ遊泳層の魚を増やしすぎると、ストレスを感じてしまうことも少なくないので、表層と中層、底層で分けて集中しないようにしましょう。

 

混泳については、こちらも参考にしてみてください。

水温を合わせずに水換えする

水温を合わせずに水換えしてしまう失敗も多いです

魚は水温の変化に敏感で、急変すると体調を崩してしまいます。ひどい場合はショック症状(水温ショック)を起こして死んでしまうことも

特に冬は水槽と水道水で温度差ができるので、温水で水温を合わせてから水換えに使うようにしましょう。

 

水換えの水温管理については、こちらも参考にしてみてください。

適水温以外で飼育する

熱帯魚は低水温に弱い種類が多く、適水温以外で飼育すると弱ってしまいます

冬にヒーターが必要なのはこのためです。熱帯魚は26度程度を適水温としている魚が多いイメージですが当然種類によって好む水温は異なります。ディスカスやアロワナなどの高水温を好む魚は状況によって30度程度の水温で飼育することも。

一方で、高すぎると調子くずしてしまう種類もいるため、水槽にいる魚の適水温を把握して、無理のない範囲で調整するようにしましょう。

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熱帯魚の水温については、こちらも参考にしてみてください。

コケを放置する

水槽にコケが生えるのは仕方がないことですが、放置すると見た目が悪いだけでなく水質にも悪影響をおよぼします

枯れて水質が悪化する原因になることも少なくありません。また、底床に生えすぎると雑菌の温床になり、魚が病気になってしまう可能性もあります。

定期的に取り除いて、きれいな水景と水質を保つようにしましょう。

 

コケについては、こちらも参考にしてみてください。

ソイルが崩れてもそのままにする

崩れたソイルをそのまま使い続けると泥状になって通水性が失われ、嫌気性菌の温床になってしまうことがあります。

魚の病気につながる可能性があるだけでなく水草の根張りも悪くなるので、形が崩れてきたら交換しましょう。また、できるだけ崩さないように扱うことも重要です。

 

ソイルについては、こちらも参考にしてみてください。

水草のトリミングをせずに放置する

忙しいと水草のトリミングを怠りがちです。

しかし、枯れた水草によって水質が悪化したり、伸びた水草が照明を遮り背の低い水草の成長を妨げたりと良くありません。また、繁茂しすぎたことで魚の泳ぐスペースがなくなりストレスになってしまうこともあります。

きれいに見せるための水草が水槽や魚に悪影響を与えては元も子もないので、定期的なトリミングを欠かさないようにしましょう。

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水草のトリミングについては、こちらも参考にしてみてください。

ろ過フィルターを3ヶ月以上掃除しない

ろ過フィルターを長期間掃除しないと水質の悪化に直結します

ひどい場合、ろ材が目詰まりを起こしてろ過能力が著しく低下してしまうことも。

あまり頻繁に掃除するのもバクテリアが減少して良くありませんが、3ヶ月以上は放置しない方が良いです。ろ過フィルターの掃除はもちろん、汚れが目立つろ材は交換するようにしましょう。

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ろ材交換やろ過フィルターの掃除については、こちらも参考にしてみてください。

熱帯魚飼育の考え方

熱帯魚飼育でやってはいけないことをご紹介してきましたが、合わせて「考え方」を把握しておくとこも大切です。

特に混泳と水質に関しては、考え方が誤っていると大きなミスにつながることもあるので、念頭に置いて新しい魚を迎えたり、メンテナンスしたりすることをおすすめします。

混泳は温和・気の強い魚種を確認する

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混泳は必ず「魚の気性」を確認してから行いましょう

「温和」か「気が強い」魚種かどうかがポイントです。温和な魚同士であれば、混泳で問題になることは滅多にありませんが、1種類でも気が強い魚がいると他の魚をいじめてしまうことがあります。

  • スマトラ
  • エンゼルフィッシュ
  • アーリー
  • ブラックテトラ

これらの種類はショップなどで目にする機会も多いですが、気が強く混泳には注意が必要な熱帯魚です。混泳で失敗しないためにも、水槽に迎える際は現状の魚との相性を考えてからにしましょう。

 

混泳に向かない熱帯魚については、こちらも参考にしてみてください。

こまめなメンテナンスで水質急変を防ごう

「メンテナンスはこまめに行うもの」という考え方はとても大切です。

一度に大量の水換えをすると水質の急変につながりますし、ろ過フィルター・底床の掃除を一気に行うとバクテリアが大幅に減少して硝化サイクルが崩れてしまうことも。

定期的にこまめなメンテナンスを心がけることで、環境を急変させることなく清潔に保つことができます。病気などトラブルの予防にもつながるので、忙しいときでも少しずつメンテナンスしてあげてください。

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メンテナンスについては、こちらも参考にしてみてください。

まとめ:熱帯魚飼育でやってはいけないこと7個!混泳などミスしがちな注意点を解説

熱帯魚飼育でやってはいけないことを予防できれば、水槽や魚の状態が安定して長期飼育につながります。

今回ご紹介したこと、

  • 混泳相性を考えずに魚を増やす
  • 水温を合わせずに水換えする
  • 適水温以外で飼育する
  • コケを放置する
  • ソイルが崩れてもそのままにする
  • 水草のトリミングをせずに放置する
  • ろ過フィルターを3ヶ月以上掃除しない

この7個をやってしまわないよう、混泳やメンテナンスの際に気にかけてみてください。

また、魚の調子が良くない・飼育が上手くいかない場合は、チェック項目として使うこともおすすめです。

 

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