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ザリガニと一緒に飼える魚や生き物は何がいる?

ザリガニを飼育している人は多いですが、他の生物と混泳させている人は少ないのではないでしょうか。特にアクアリウム初心者の人は、ザリガニと混泳できる生物が思いつかないという人も多いでしょう。

今回はザリガニと一緒に飼うことのできる魚や生き物についてお話していきますので、ザリガニの混泳を考えるときの参考にしてください。

ザリガニはどんな生き物?飼育条件は?


ザリガニは大きく分けてアメリカからきた「アメリカザリガニ」と、昔から日本の河川に生息している「二ホンザリガニ」がいます。アクアショップで販売されているザリガニのほとんどはアメリカザリガニです。

養殖されたアメリカザリガニはカラーも赤だけでなくブルーや黒みがかったものなど、さまざまなものがいます。自然環境下では日本全国の河川にいて、池や沼などにも生息しています。丈夫でアクアリウム初心者でも比較的飼育しやすい生き物です。

二ホンザリガニは北海道や東北地方に住んでいる固有種で、水流が必要かつ低水温が飼育条件になるため初心者が飼育するには難しく、おすすめできません

ザリガニはこんな生き物

(ザリガニ)ザリガニ・トリオ Sサイズ(約2~5cm)(3匹)(各種1匹) 本州・四国限定[生体]

ザリガニをカニの一種と判断してしまう人もいますが、ザリガニはエビの仲間なんです。体の色は餌として食べるものに含まれている色素で変わっていきます。

呼吸は魚と同じようにエラ呼吸をしますが、エラは魚と異なりザリガニ独自の特殊な構造をしていて、陸上でも呼吸できる仕組みになっています。水中で酸素不足になったときは片側を下にして横向きになって、エラに空気を取り入れるしぐさをします。

頭の先にある短い触覚の付け根にザリガニが砂を入れることをご存知でしょうか?実はザリガニは短い触覚の根元に、自分で砂を入れることで体のバランスを調整しているんですよ。

脱皮したときなどはこの砂がなくなってしまうので、自分でハサミを使って器用に砂をつけているところを見ることができるので、飼っているザリガニが脱皮したときにチェックしてみると面白いかもしれません。

仮にハサミや足がなくなった状態でも、脱皮をすると再生されるので心配する必要はありません。成長し大人になったザリガニは、一般的に年2回ほど脱皮します。

ザリガニの飼育方法に関してはこちらもご参考にしてください。

底砂に関してはこちらもご参考にしてください。

ザリガニの飼育条件

(ザリガニ)オレンジザリガニ飼育セット テラコッタシェルター(中)付き 本州・四国限定[生体]

基本的にザリガニはフィルターなしでも飼育することができます。

フィルターなしで飼育する場合は呼吸することを考え、水の深さは5~6センチほどと浅くしましょう。底砂を敷き、ザリガニが安心できる隠れ家を用意し、水温は5~28度、水質は弱酸性~弱アルカリ性がよいようです。ただし10度以下になると冬眠してしまう可能性があるので、水温が低くなり過ぎないように注意しましょう。

フィルタ―を使用し水深を深くする場合には、外掛けフィルターのほか、酸欠にならないようにエアーポンプも必要となります。この場合も隠れ家は必要です。

ザリガニは水草を餌として食べることがあります。水質をたもつためにもマツモなどの水草を入れてあげましょう。

複数で飼育する場合には60センチの水槽で2~3匹が目安となります。

ザリガニ飼育で見落としがちなのが、「水槽のふた」です。ザリガニはポンプなどのチューブを伝って外に出てしまうことがあるので、脱走防止のために必ず水槽にふたをしましょう。

ザリガニは肉食系の生き物!

ヒカリ (Hikari) ザリガニのエサ にごり・ニオイ対策用 40g

ザリガニは水草を食べることもありますが、基本的に肉食傾向が強く何でも食べる雑食な生き物です。市販のザリガニ用の餌も問題なく食べてくれます。複数のザリガニをひとつの水槽で飼育しているときに、餌が足りなくて空腹状態が続くと共食いもします。

飼育するときは煮干やさきいか、刺身、ホウレンソウ、レタスと肉や野菜などをバランスよく与えないと、共食いを起こす可能性が高くなるので、餌のバランスは重要なポイントです。

ザリガニと一緒に飼える?魚や生き物をご紹介!

雑食性のザリガニと同じ水槽で魚や他の生物を飼う場合、100%食べられないという保証はありません。

しかしどうしても他の生き物と混泳させたいという人向けに、ここからはザリガニと同じ水槽で飼育できる(けれど食べられる可能性もある)魚や生き物をご紹介します。ザリガニと魚や他の生き物を同じ水槽で飼育したいという人は参考にしてください。

ザリガニと一緒に飼える魚や生き物:メダカなど上層を泳ぐ小魚

(めだか)メダカミックス/めだかミックス(12匹) 本州・四国限定[生体]

ザリガニのように日本の河川などに生息している黒メダカやカワバタモロコ、アカヒレといった小魚は水槽の上層部を泳ぐ魚です。動きもそれなりに早く、ザリガニよりも素早いため健康な個体であればあまり襲われる心配はありません。

ザリガニに襲われるのは病気などで弱ってしまって下層を泳いでいるるような場合がほとんどです。

しかし水深が低い水槽の場合には健康な個体でも襲われてしまう可能性があるので、ザリガニと一緒に飼育する場合には高さのある水槽で飼育する、水草などで隠れ家を作るといったことが必要になってきます。

またグッピーなど夜寝るときに水槽の底にいるような小魚は、就寝中を狙われるのでザリガニと同じ水槽で飼うことはできません。

メダカに関してはこちらもご参考にしてください。


ザリガニと一緒に飼える魚や生き物:貝類

(エビ・貝)ヒメタニシ(5匹) 本州・四国限定[生体]

一般的にザリガニはタニシを硬い殻ごと食べると言われていますが、これは必ずしもそうとは限りません。場合によっては餌とみないザリガニもいるので、貝類も同じ水槽で飼うことは可能と言えます。

しかしザリガニに遊ばれてひっくり返ったりすると、石巻貝などは自力で起き上がることができないので注意が必要です。

殻が丸い形状の貝類はザリガニのはさみでつかみにくいようです。また二枚貝の場合には、餌として見ることが少ないようなので食べられることが少ないです。

貝に関してはこちらもご参考にしてください。

ザリガニと一緒に飼える魚や生き物:エビ類

(エビ)ミナミヌマエビ(10匹)+(1匹おまけつき) 北海道航空便要保温

ミナミヌマエビなどのエビ類とザリガニは同じエビ類ですが、やはりザリガニよりも小さいと食べられてしまう傾向が強いです。そのため、同じ水槽で飼う場合には水草や岩などで隠れ家を十分に作ってあげないと、すぐに水槽から姿を消してしまう恐れがあります。

エビに関してはこちらもご参考にしてください。

ザリガニと魚や他の生物を一緒に飼う時のポイント

もしザリガニを他の生き物と一緒に飼いたいと思っているのなら、高さのある水槽で、水深を深くするのがまずひとつ目のポイントでしょう。

ザリガニは水槽の底で暮らしている生き物なので、生息域のかぶらない生き物を選ぶのが二つ目のポイントとなります。水深が深ければ、上層部を泳ぐメダカなどの小魚は弱っているものでもない限り、食べられることは少ないです。

三つ目は、ザリガニを飢えさせないこと。これはザリガニに餌をきちんと与えて、空腹状態にさせないということです。空腹状態にならなければ、食べられることが少なくなります。

四つ目はザリガニと同じ水槽で飼う生き物の隠れ場所を作ってあげるということ。メダカやエビ類を入れる場合には水草でも十分隠れ場所になります。

またザリガニが入ることのできない小さな隙間なども隠れ家になります。隠れ家が多ければ生存率が上がるので、隠れ家は必ず作ってあげましょう。

隠れ家に関してはこちらもご参考にしてください。


ザリガニより大きい生き物や魚でも同じ水槽はNGなケースが多い

「ザリガニよりも大きな生き物なら同じ水槽で飼うことができるんじゃ?」と、思う人は意外に多いようでヤフーなどの知恵袋で質問を見ることが多いです。

ザリガニより大きな体の生物は食べられることはないですが、ハサミで傷つけられる可能性があり、その傷が原因で死んでしまうこともあります。

カメの場合は首を挟まれて死んでしまった、というケースもあるほどです。また逆にザリガニが食べられてしまうということもありますので、ザリガニより大きな生き物や魚と同じ水槽で飼育するのは避けたほうが無難と言えるでしょう。

傷・怪我に関してはこちらもご参考にしてください。


ザリガニと一緒に飼える魚や生き物は何がいる?まとめ

今回はザリガニについて、またザリガニと同じ水槽で飼うことのできる魚や生き物についてお話しました。

ザリガニは基本的に肉食傾向の強い雑食性の生き物です。同じザリガニ同士でも餌がないと共食いを始めてしまうほどで、小魚などは餌の対象になりやすいことから、同じ水槽内で飼う場合には隠れ場所が必須になりますし、水槽の高さも必要となってきます。

基本的には「同じ水槽で飼う」ことは可能ですが、「食べられる」可能性が高いため、なるべくならザリガニは単独飼育したほうがよいです。