アクアリウム(水中)とテラリウム(陸地)を合わせた「アクアテラリウム」
- アクアテラリウムを始めたい
- アクアテラリウムに興味がある
- アクアテラリウムの知識を深めたい
そんな方のために、アクアテラリウムをはじめるための3つのコツをご紹介します。
1. アクアテラリウムを知ろう
アクアテラリウムを始める前に、「アクアテラリウムとは何か」を知っておく必要がありますね。
アクアテラリウムとは、
アクアテラリウムは、一つの飼育槽の中に水中部分と陸地部分が混在している動植物の飼育スタイル。水陸混在ということでアクアリウムとテラリウムを合体した造語である。主に淡水の水辺を再現したものが多い。
一言で説明するのであれば、「アクアリウムとテラリウムの良いところ取り」と言ったところでしょうか。
アクアリウム:熱帯魚(水生生物)、水草、サンゴなどの飼育、育成
テラリウム:陸生小動物、植物などの飼育、育成
アクアテラリウムは、どちらの特徴も持ち合わせています。
陸地部分には植物を植え、水中部分では熱帯魚の飼育を楽しむことができ、高いインテリア性を兼ね備えています。
アクアテラリウムの写真を見ただけで、その癒しとインテリア性が伝わってきますね。
2. アクアテラリウムを作ろう(レイアウト)
「アクアテラリウム」の意味を理解した後は、実際に作ってみましょう。
アクアテラリウムの作り方にはさまざまな方法があります。
工夫やアイデア次第で世界にひとつだけのアクアテラリウムをつくり出すことができますよ。
まずは、陸地部分と水中部分の理想とするレイアウトを考えてみてください。
陸地レイアウト
陸地の作り方は、大きくわけて3つ
- 流木を組んで陸地を作る
- 土石に石を貼りつける
- アクアテラリウム専用の水槽を使う(初心者におすすめ)
陸地に滝や川を作ったり、自分の思い描くレイアウトを作りましょう。
※滝の作り方はこちらをご参照ください。↓
- 滝のあるアクアテラリウム水槽の作り方~機材選定編~
- 滝のあるアクアテラリウム水槽の作り方~準備編~
- 滝のあるアクアテラリウム水槽の作り方~レイアウト植物編~
- 滝のあるアクアテラリウム水槽の作り方〜資材編〜
- 滝のあるアクアテラリウム水槽の作り方~レイアウト実践 前編~
- 滝のあるアクアテラリウム水槽の作り方~レイアウト実践 後篇~
アクアテラリウムでおすすめの水上植物
アクアテラリウムの水上植物は、丈夫で長持ちな品種がおすすめ。
- ワイヤープランツ
- プミラ
- コーヒーの木
- ドナセナ
- スパティフィラム
成長の速度が比較的ゆっくりで大きくなりにくいため、初心者にも育てやすいでしょう。
水中レイアウト
水中部分には、お気に入りの熱帯魚を入れてみてはいかがでしょうか。
熱帯魚の色彩もレイアウトではとても重要なポイントです。
色彩や全体のバランスを考えながら、石、岩、水草などでレイアウトしていきましょう。
アクアテラリウムで飼育したいおすすめの生物
水中部分で飼育できる熱帯魚では、メダカやアカヒレがおすすめ。
どちらも丈夫で飼育しやすく、体色もきれいです。
また、水陸両用な生物「カエル」「イモリ」「ヘビ」も人気があります。
3. アクアテラリウムの維持(メンテナンス)
アクアテラリウムの美しい水景を維持するためには、こまめなメンテナンスが必要不可欠。
小さなアクアテラリウムは比較的簡単な手入れで済みますが、サイズが大きい水槽や凝ったレイアウトほど、メンテナンス(維持)管理は大変ですよね。
こまめなメンテナンスで、いつ見ても綺麗な状態を維持したいものです。
簡単なお掃除の流れ
- メラミンスポンジでコケを取りましょう
- 水換えをしましょう
- 陸地には水をかけましょう
- 植物のトリミングをしましょう
ポイント:植物の状態をよくチェックしてください。
病気やカビは他の植物にうつってしまうので、見つけたらすぐに取り除いてください。
美しいアクアテラリウムを長持ちさせるためには、植物の健康状態を観察することがとても重要なポイントです。
※アクアテラリウムを維持管理するお掃除方法はこちら↓
まとめ・アクアテラリウムを楽しくはじめましょう
自然の風景を切り取ったアクアテラリウムは癒し効果抜群のアイテムです。
陸地と水中の風景を室内で楽しむことができるなんて贅沢ですよね。
自然と触れ合いたい方におすすめ。
初心者の方でも、素敵なアクアテラリウムを簡単に楽しむことができますのでぜひ挑戦してみてください。
~心和ますアクアテラリウムをぜひ身近な空間でお楽しみください~
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