人間同様に、熱帯魚や川魚などにもさまざまな病気があります。その中に「目の病気」があるのをご存知でしょうか?
アクアリウム初心者の場合、魚の病気自体知らないという人も多いですが、アクアリウム中級者でも知らないという人もいます。魚の目の病気は放置しておくと目が見えなくなるだけでなく、命に係わるケースもあるため、きちんと治療をしてあげないといけません。
今回は熱帯魚や金魚など魚全般に多い目の病気の種類や、その対処法についてお話していきます。
目次
魚の目に発症する病気を動画で解説!
この記事の内容は動画でもご覧いただけます。
ポップアイなど、熱帯魚や観賞魚の目にできる病気についてを音声付きで解説します。
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病気の治療方法や対策を動画でわかりやすく解説しています。
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目に発症する病気の種類

何げなく水槽内の魚を見たときに、「魚の目の色がおかしい」「目がなんだか膨らんで大きくなっている」なんて感じたのなら、もしかしたらそれ病気かもしれません!
魚の目の病気は、松かさ病などの細菌に感染して発病したときに、症状が悪化して併発することが多いです。魚の目に発症する病気は、以下のようなものがあります。
魚の目の病気:ポップアイ
「最近なんだか魚の目の大きさがおかしいような…?」
そう思っていたある日、水槽内の魚の様子を見てみたら「出目金のように目が大きくなって飛び出している」、なんてことになっているかもしれません。
この「出目金のように目が大きくなり飛び出す」のは、「ポップアイ」という病気です。
ポップアイの症状
ポップアイになると、まず魚の顔を見たときになんだか顔つきが変わったような違和感を覚えるようになります。
- 目と目の間隔が開いた
- 目が少し飛び出してきた
- 目の透明感が無くなった
といった異変に気づいたら、要注意です。
上から、正面から、横からなど様々な角度から目を観察して、小さな変化でも見逃さないようにしましょう。
「気のせいかも…?」というレベルでも、念のためチェックしましょう。
魚の病気チェックポイントについてはこちら↓↓↓
また、金魚の場合は体調不良によって消化不良の症状が出ることもあります。
症状が進行すると、眼圧※が上がってしまい、はっきりとわかるほどに目が飛び出し、白濁も濃くなっていきます。
細菌感染や外傷、浸透圧の乱れ(水質悪化・急変など)により眼の周囲(眼窩)や眼内に体液が過剰にたまり、後ろから前へ押し出されることで目が突出して見える状態を、便宜的に「眼圧が上がる」と表現しています。そのため白濁や水ぶくれ、左右差を伴うことがあります。
放置しておくと最終的に目の組織が死んでしまって、目が取れてしまうこともあるんです!
初期の、多少目に異変がある…ぐらいのときならば、適切な治療をすれば治ることもありますが、一度目が変形してしまったら元の状態には戻らないことが多いです。もちろん取れてしまった目も再生しません。
早期発見早期治療が重要な病気なので、魚の顔に異変が無いか、体調を崩していないか、といった日々の観察を怠らないことがポップアイの予防に繋がります。
ポップアイの原因
ポップアイは魚の目の病気の中で最も大きなもので、厄介な病気です。
外傷や水質悪化のほか、細菌感染などさまざまな要因で起こりますが、その中に「エロモナス菌」というものがあります。

このエロモナス菌は特別な病原菌というわけではなく、自然の河川や水槽内、さらに魚の体内にまで存在してることがある「常在菌」です。
水環境に普遍的に存在する運動性エロモナスと呼ばれる菌です。
魚が健康なうちは大人しくしていますが、水質悪化や宿主となっている魚の免疫力がストレスで落ちたり、老化して免疫力がなくなることで暴れ出すことがあり、その結果ポップアイになる可能性が非常に高くなります。
また、このエロモナス菌は穴あき病や松かさ病などの病気を引き起こすこともあり、アクアリストの天敵といえる菌でしょう。
エロモナス菌をもっと詳しく解説した記事はこちら↓↓↓
魚の目の病気:白濁
目が白く濁る「白濁眼」は、眼が白く濁って見えるので発見しやすい病気です。
魚は病気になると、免疫機能の働きで粘液をたくさん分泌します。この粘液が目に分泌されて分厚い膜のようになるため、目が白く濁ったよう見えます。
白濁眼の原因
白濁眼の原因は、以下のようなものが考えられます。
- 水質の悪化
- 水温やpHの急変
- 魚の老化
- ケガをした
- (海水魚の場合)ハダムシ
一般的に白濁眼で死ぬことはないと言われています。しかし最悪の場合目が見えなくなる・目を失ってしまう可能性があるので、きちんと治療する必要があります。
水質についてはコチラの記事も参考にしてください。
魚の目の病気:アノキシア(低酸素症)
魚は水の中に含まれている酸素をエラから体内に取り入れています。水中の酸素が少なくなってくると、水面付近で口をよくパクパクさせて、何とか必要な酸素を補給しようとします。
金魚の場合は水中に必要な酸素が少ない「低酸素状態」でも、24~36時間くらいはぎりぎり生きていることができます。
しかしこのような酸素が極端に少ない状態が続いて生きていられた場合、酸素不足が原因で目が腫れて充血してしまうことがあり、これをアノキシア(低酸素症)と呼びます。
前兆としては
- 水面付近でパクパク
- エアレーションのそばに寄ってくる
- エラや口の開閉スピードが速い
といった状態があげられます。
体が大きな魚ほど顕著で、水草入りの水槽の場合、水草が酸素を出さない夜間~朝方に起きることが多いです。
アノキシア(低酸素症)の原因
アノキシアを引き起こす水中の酸素不足の原因は、以下のようなことが考えられます。
- エアレーション不足
- ポンプの水流が弱い
- 水温の急激な上昇
- 飼育数が多すぎる
- 水草が多すぎる
- 水質の悪化
普段の水槽内の環境を適切に保つことで、防ぐことができる病気と言えるでしょう。
魚の酸欠についてはコチラの記事も参考にしてください。
金魚の目に黒いぶちができるのは病気?

金魚を飼っていると、ときどき「目に黒いブチ」ができることがあります。
場所が場所だけに病気だと思って心配する人が多いですが、単純に模様が出てきただけということがほとんどなので、心配する必要はありません。
実は、熱帯魚の色や模様は後から変わることがあるのです。
ただし、目ではなく体の方に黒い斑点ができた場合は、黒点病・黒斑病(ブラックスポット)という病気である可能性があります。
念のためしばらく様子を観察しましょう。
魚の目の病気・種類まとめ
以上の内容をまとめると、次の表になります。
名前 | 特徴や前兆 | 原因 |
---|---|---|
ポップアイ | ・目が飛び出た ・間隔が開いた ・透明感が無くなった ・(金魚)消化不良を併発 |
・細菌感染(エロモナス菌) ・水質悪化 ・外傷 |
白濁 | 目が白く濁って見える | ・水質悪化 ・水温やpHの急変 ・老化 ・外傷 ・(海水魚)ハダムシ |
アノキシア (低酸素症) |
・水面付近でパクパク ・エアレーション付近に集合 ・エラや口の動きが速い |
・エアレーション不足 ・水流が弱い ・過密飼育など |
黒いぶち | 目の中に黒いぶち(斑点、模様)ができた | 病気ではなく体色・模様の変化である場合が多い |
魚の目の辺りが何だかおかしいと思ったら、この表を見返してください。
魚の目の病気に治療法・対処法はある?
魚の目の病気を3つご紹介しましたが、どれも基本的には「水質」が重要なポイントになってきます。
普段の水槽内環境が適切で、水質も安定していて魚のストレスが少ない環境であれば、免疫力などが落ちにくく目の病気にはかかりにくいです。
万が一、目の病気になった時は、水換えやろ過槽・水槽内の掃除を行いましょう。
そして病気になっている魚は隔離水槽に移し、症状に合わせた治療を行います。
同じ水槽の中に目の病気かはわからないけど体調が悪そうな魚がいる場合、水換えをしても状態が変わらなければその魚も何等かの病気にかかっている可能性がありますので、状況に応じてまた別の水槽に隔離して様子をみましょう。
「目が膨らんだ気がする……?」というあまり自信がない状況なら、まずは水質をチェックしてから判断しましょう。水質に問題がない状況で頻繁に水換えをすると、かえってストレスを与えてしまうことになります。
ポップアイの治療法
ポップアイの場合、水槽内の水換えなど環境改善を行うと同時に、少し目が濁っているような初期段階の場合は、塩浴、もしくは塩浴と薬浴を併用することで回復が見込まれます。
ポップアイの初期段階で治療に使用する薬は、「グリーンFゴールド顆粒」などがおすすめです。
グリーンFゴールドの使い方はこちら↓↓↓
病気が進行している状態であれば「観パラD」と塩浴を併用します。
また、ポップアイは魚の眼圧を上げてしまうので、治療中は眼圧をできるだけ下げるために、水深を10~15cm程度(魚体高の2〜3倍目安)にすることが望ましいです。
エロモナス菌は他の魚にも影響がある
ポップアイ以外にも細菌(エロモナス菌)が原因と考えられる症状が発生している場合、水槽内に水質の悪化などの原因があると考えられます。
そのため見た目に異変がなくても、同じ水槽で飼育している魚を一緒に薬浴させてもよいでしょう。
しかし、エロモナス菌は常在菌であるため、発症を抑えるにはまず水槽内の環境を改善するのが最優先です。
特に水草を多く植えている水槽や、エビ類、ナマズ系の熱帯魚を飼育している水槽で無闇に薬浴を行うのは避けたいところですので、症状が出ている魚が一匹もしくは少数ならば、病魚の隔離治療を行いながら、元の水槽の環境改善を図ります。
具体的には、多めの換水(全量の1/2~1/3程度)やフィルターの掃除、底砂掃除などです。
それでも複数の魚に感染症の症状が出てくるようならば、水槽全体の薬浴を行うことを検討しましょう。
目の白濁の治療法
単純にケガをして目が白くなっているだけなら、放置しておけば自然と治ります。
しかし、水質悪化が原因の場合は、水換えや水槽掃除などで飼育環境の改善を図りましょう。
あまりにも症状が進行している場合には、ポップアイと同じように塩浴か、塩浴と薬浴を併用して治療を行います。
おすすめの薬は「グリーンFゴールドリキッド」、「観パラD」です。
薬浴についてはコチラの記事も参考にしてください。
ハダムシ(海水魚)に寄生された場合
海水魚でハダムシに寄生されたことが原因の場合は、「淡水浴」を行いましょう。
淡水浴をすることで海水魚の体の浸透圧の変化により、寄生しているハダムシが体から離すことが可能です。
水温とpHは元の海水と揃えて、小型の海水魚なら1~3分、大き目の海水魚なら7分以内といった短時間のみ、淡水に入れます。
魚の様子が急変した場合はすぐに元の海水に戻す必要があるため、淡水浴をしている間はそばを離れず、じっくり観察しながらやりましょう。
淡水浴についてはコチラの記事も参考にしてください。
また、治療後の再発予防として、寄生虫を食べてくれる「スカンクシュリンプ」や「ホンソメワケベラ」「ホワイトソックスシュリンプ」などを水槽に入れ、寄生虫を駆除してもらうことも考えましょう。
ホンソメワケベラについてはコチラの記事も参考にしてください。
アノキシア(低酸素症)の治療法
酸素不足状態が続くことで発症するアノキシアも、やはり最優先で水槽内の環境改善を行います。
ろ過装置がきちんと動いているかのチェックや水槽内掃除、水換えは必ず行いましょう。
水換えを行うことで新しい水から魚が体内に酸素を取り入れることができます。エアレーションが足りないようならば、機材を追加することも検討してください。
しかし環境を改善しても飼育水槽の大きさに対し水槽内の生物の数が多い、水草の本数が多すぎる場合は酸欠状態は改善されないので、生き物の数や水草のトリミング、間引きなども考えましょう。
水槽サイズと適正な魚の飼育数についてはコチラの記事も参考にしてください。
まとめ:魚の目の病気を防ぐために普段から飼育環境をチェックしよう!
今回は魚の目に発症する病気の種類やその対処法を解説しました。どの病気も基本的には「水質の悪化」が原因になることがベースで、それに付随して体力や免疫力の低下、魚のストレスなどさまざまな要因が絡み合っています。
一度目の病気を発症した魚が出た場合は、飼育環境を見直し改善しましょう。また他の魚が感染していないかもチェックし、エロモナスのような他の魚も感染する恐れのある病原菌や寄生虫が原因の場合は、同じ水槽内にいた魚を薬浴や塩浴させることで発病を防ぐことができます。
魚の目の病気が重症化する前に治療するためにも、普段からこまめに魚の様子をチェックしておきましょう!
魚の目の病気治療法一覧表
症状(病名) | 見た目の特徴 | 主な原因 | まずやること | 推奨治療 | 注意点・再発予防 |
---|---|---|---|---|---|
ポップアイ(眼球突出) | 目が突出/白濁、顔つきの変化、左右非対称のことも | 水質悪化、外傷、細菌感染(例:エロモナス類)ほか |
病魚を隔離。 水質チェック(NH3/NO2/pH/温度)。 ろ過と底床を軽く清掃、1/3〜1/2換水。 |
0.3〜0.5%の塩浴を段階的に導入。 細菌性が疑われる場合は観賞魚用の抗菌薬(例:グリーンFゴールド顆粒 等)で薬浴。 水深は浅め(魚体高の2〜3倍)で体力温存。 |
エビ・貝類・コリドラス等は塩・薬に弱いので別管理。 活性炭は外す/エアレーション強化。 原因水槽は水質安定と過密回避を徹底。 |
白濁眼 | 目の表面が白っぽく曇る。膜状に見えることも |
水質の急変・悪化、外傷、老化、 (海水)寄生虫(ハダムシ等) |
隔離→水質是正(段階的換水)。 外傷のみなら清潔維持で自然軽快を観察。 |
改善しない/悪化時は0.3%塩浴。 細菌性が疑われる場合は抗菌薬(例:グリーンFゴールドリキッド/顆粒 等)。 (海水)寄生虫疑いは淡水浴3〜5分(温度・pH合わせ、監視下)。 |
pHショックを避ける(急な大換水NG)。 砂利掃除・ろ過メンテを定期化。 クリーナーシュリンプ/ベラは補助的手段。 |
アノキシア(低酸素) |
水面でパクパク、エア付近に集合、 口・エラの開閉が速い/眼の充血を伴うことも |
エア不足、表面撹拌不足、過密、 高水温、夜間の水草呼吸による酸素低下 |
エアレーション強化・水面撹拌。 温度を適正化、1/3換水で酸素供給。 過密・給餌過多・汚れを是正。 |
原因除去で多くは回復。 薬剤は不要(併発症状があれば個別に対応)。 |
夏季は特に溶存酸素低下に注意。 水草多めの水槽は夜間こそエア強化。 |
目に黒い斑(ぶち) | 目の中に黒い点・模様 | 体色・模様の後天的変化が多い | 経過観察(他症状がなければ基本不要) | 体表に黒斑が多数・悪化時は別疾患(黒点病 等)を疑い、環境是正・寄生虫対策を検討 |
急な水質変動・ストレス要因を回避。 異常が増える/食欲低下などがあれば隔離して精査。 |
- 塩浴の目安:0.3〜0.5%(3〜5g/L)。いきなり全濃度にせず、数時間〜半日で段階的に上げる。
- 淡水浴(海水魚):水温・pHを合わせた淡水で3〜5分。常時観察し、異常時は即中止。効果は補助的。
- 薬浴の基本:活性炭・ゼオライトは外す/エア強化/用量・水換えスケジュールは製品表示を厳守。
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水槽のプロが所属するサイト運営チームです。
淡水魚・海水魚・水槽設備やレイアウトのことまで、アクアリウムに関する情報を発信していきます!
至急ご返信お願いします。
5月8日に孵化した金魚をいただき、飼育しています。はじめ、消化不良だと思うのですが、長いフンをしていました。その頃は食欲もあったのですが、それから、お腹が膨れたようになり、今は中に溜まっているのが透けて見え、便秘が見られます。その消化不良の影響か転覆病になってしまい、リバース➕リキッドゴールドを昨日から使っています。それと並行して、成長するに従い目が出てきたような気がしていて、後で調べて分かったのですが、ポップアイかと。昨日から左目の上に薄い風船のようなものが付着しています。
他に、一度、ヒレに白いモヤモヤしたものが付着していたこともありましたが、すぐに自然に取れていたので安心していました。
昨日、ペットショップで勧められた、ニューグリーンFという薬で薬浴をしたのですが、金魚があまりにも苦しそうにクルクルまわりだしたので、1時間15分で薬浴から出しました。
観パラDで薬浴して、観パラDにエサを浸し、薬餌として食べてもらったらいいでしょうか?0.5%の塩浴も同時にした方がいいでしょうか?
すみません。無知なまま飼育したばかりに。ご教示どうぞよろしくお願いいたします。
おそらく腹水病からエロモナス感染が広がり、ポップアイになったと考えられます。
治療薬は観パラDかエルバージュエースが良いですが、重篤な状態ですので、回復は正直なところかなり難しいです。
このような回答になり申し訳ございません。
こちらのコラムもご参照ください。
・熱帯魚の感染症・エロモナス菌による病気と症状、薬、治療法とは
https://t-aquagarden.com/column/aeromonas
よろしくお願いいたします。
先月海で60センチ位のカンパチ釣りましたが左目がダーク色の海綿の様なもので塞がれていました、何の病気でしようか、痩せていました
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
海水魚は観賞用に採集されていても、たびたび寄生虫がついてしまう個体を目にすることがあります。
目の白濁ではハダムシが挙げられますが、雑菌が感染している可能性もあります。
ハダムシの場合は淡水浴、雑菌の場合はグリーンFゴールド顆粒などの抗菌剤で薬浴します。
淡水浴については、こちらのコラムをご参照ください。
・プロが教える、淡水浴の方法!寄生虫を排除しよう!効果や時間も紹介
https://t-aquagarden.com/column/freshwater_treatment
※弊社運営の外部サイトが開きます
よろしくお願いいたします。
こんにちは、藁にもすがる思いで質問させていただきます。
2年70cmのネオケラを飼育しています。
現在、目の白濁で悩んでいます。
生餌を多く与えたり、水替えをさぼったこともあり、多分水質悪化が主な原因で病気になってしまったと思っています。
1か月ほど毎日2/3の水替えを実施しましたが変化がなく「グリーンFゴールド」の1/3量での1週間の治療と合わせて0.5%の塩浴を実施しました。
治療終了後、2日に一回1/3の水替えで様子を見ていますが1か月が経過しましたがあまり変化がありません。
食欲はあり朝「クリストフリークボトムズ」を15粒、夕方にサラダ用のゆでたブラックタイガーを一口大にカットして2尾与えています。
どうしたらよいでしょうか、他の薬を使用してもう一度薬浴に挑戦したほうが良いのでしょうか??
白濁は個性と考えお付き合いできれば良いのですが、可能なら治療してあげたいと思っています>
アドバイスよろしくお願いします。
実際に拝見しておりませんので、正確な回答でないことをご了承ください。
肺魚の白濁に効果的な対処法としては、やはり水換えが挙げられます。
薬浴をすでに行っていますので、この場合は根気強く水換えを続ける・ろ材を交換して清浄化を図るのが良いと考えております。
水質が安定しない場合は、調整タイプのろ材を採用するのもおすすめです。
ただ、白濁の治療は難しく、確実に治るわけではないことはご容赦ください。
しかし、1カ月以上変化が無いということは、悪化していないと言えるでしょう。
ろ材についてはこちらのコラムもご参照ください。
・2022年版・ろ過材おすすめ25選!水槽のろ材をタイプ別に紹介
https://t-aquagarden.com/column/filter_material_best25
※外部サイトが開きます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
グリーンテラーの鱗に白いモヤモヤしたものが発生し、目も白濁してしまいました。水カビ病かと思いグリーンゴールドF顆粒での薬浴をして綿棒でカビを取り1週間たちましたが回復せず、今は体力回復の為塩浴していますがまたカビが発生し、目は水ぶくれのように膜がはれています。元気に泳いだりしているのですが、今後どのような治療をしてあげると良いのでしょうか?
宜しくお願いします。
実際に拝見しておりませんので、正確な回答でないことをご了承ください。
白カビ病ではなく、白雲病ではないかと考えています。
その場合、エルバージュに切り替えて治療を行うのがおすすめです。
こちらのコラムもご参照ください。※外部サイトが開きます。
・熱帯魚の病気を症状別に解説!魚の泳ぎ方・体表の変化と治療・対処法
https://t-aquagarden.com/column/tropical_fish_treatment
よろしくお願いいたします。
いつもこちらのサイトを参考にさて頂いています。
6年にやるコメットが先々週から横になって泳ぎだしたので、転覆病だと思い別の金魚とは隔離して塩浴にして様子をみていたらなんとなく普通に泳ぐ様になってきたのですが、一昨日からしの字の様に下を向いた状態で取ったりクルクル回ったりして泳ぎます。
左目も出ていたりして、、、
治療方などありますでしょうか?
餌はやらない方がいいでしょうか?
ご返信にお時間をいただきました。
おそらくエロモナス感染症かと思います。
平衡をとるのが難しい状態ですね。薬餌で治療しますが、その状態では餌を食べるのが困難なため治療は難しいです…。
このような回答で申し訳ございません。
コメント失礼します
金魚の目が腫れているようにみえます
どうしたらよいでしょうか
回答お願いします
たくさんのコメントを頂いており、返信が遅くなりました。
目が腫れるのはポップアイと呼ばれる症状です。薬浴は効き目が薄いので、薬餌での治療をおすすめします。
グリーンFゴールド顆粒や観パラDをしみこませた餌や、パラキソリンFの効果が高いです。
ただ、残念ながら繰り返してしまう事が多い病気です。
バルーンモンクホーシャが左目が白濁り大きさも4~5倍に腫れて直ぐにでも破裂しそうだっけんですけど。一か八かでピンセットを熱で殺菌消毒して少し熱い状態で眼を焼き入れして直ぐにメチレンブルーで点眼して水槽に返しました。失敗が怖かったですが、その後以前より元気に泳ぎ食欲も出て来ました。魚の病院が無いので勝負しましたが結果良好で安心しました。
凄いですね!
魚の病気は殺菌できれば治療できるものが、実は数多く存在します。
しかし体内感染や局部感染だと薬浴だけでは殺菌しきれずに悪化してしまう事が多いです。
食欲も出てきたならば、回復している証拠ですね。
コメント失礼します。
ドチザメを飼育しているのですが、
片目が充血していて、原因や治療法が分からなく困っています!(涙)
治療方法教えていただける方お願いします!
魚の目が充血する原因として、低酸素症(アノキシア)があります。
pHの極端な低下、エアレーションやポンプの水流が弱いと罹ります。
まずは、水換えをしつつ、エアレーションの強化や水流を見直してみると良いかもしれません。
ただ、他の疾患の可能性もあるので、必ず効果があるとも言えないです。
よろしくお願いいたします。
初めて相談させて頂きます
数年飼っている出目金の片目が普通の魚の様になっていて
元気食欲はあるのですが·····
対処法 原因はありますか?
細菌性の感染症の可能性があります。
食欲があればまだ体力が残っていますので、隔離してグリーンfゴールド顆粒や観パラDでの薬浴と、飼育水槽のお掃除+こまめな水換えがおすすめです。
琉金の目が初め白く濁り3日位で目のフチが黒く目玉が出てきました。尾ひれが傷っぽく、腹が膨れて食欲がありません。目も見えていないみたいです。
塩水浴と水替えをこまめにしていますがよくなりません。水も半分ずつ入れ替えを1日2,3回しています。
塩水浴をはじめて尾ひれは黒ずみました。目も治らなく出てきました。目は見える様に治りますか?薬浴しないといけないですか?
エロモナスの感染症と思います。
水換えをしつつ、薬餌をあたえると効果的ですがポップアイの治療は長期にわたる必要があります。
ヒレの黒ずみは黒ソブ(かさぶた)のようなものの可能性が高いため、塩水浴と薬餌で様子を見られることをおすすめします。
薬餌についてはこちらをご参照ください。
https://tropica.jp/2019/07/06/post-29030/
いつもこちらのサイトを参考にさせていただいております。
体重50gの3歳位のオランダ獅子頭の金魚の目の縁に膨らみの治療の件で初めてコメントを寄せていただきました。
カンパラDを1週間、グリーンFゴールド顆粒を1週間を試みましたがあまり変わりない感じで、その後はパラキソリンFを1日3粒、1週間経口投与しましたが完治はできませんでした。
現在は毎日水換えのみで様子を見ていますが
もう、治らない可能性が高いでしょうか?
いつもご愛読いただきありがとうございます。
おそらくポップアイと思われます。この場合は薬餌の効果が高いのでパラキソリンは良い対処法です。
1週間のパラキソリンで治りきらない場合は、日数をおいてから再度投与してみてください。
頑張ってください!
こんばんは!
初めてご連絡させていただきます。
先日釣ってきたメバルを水槽の中に入れた所、水槽に入れる前は元気だったメバルが急に動きがおかしくなりました。
症状は
並行感覚がないような状態。斜めに寝そべっている。
網で救おうとすると泳いで逃げるが、逃げる時は普通に泳いでいます。
あとは、白目の部分に黒と黄色の縁ができている状態です。
水質が合わなかったのかとは思いますが、原因を追求し釣った時のように元気になってもらいたいと思っています。
どのように対処すればいいか御教授いただけないでしょうか。
宜しく御願い致します。
コメントありがとうございます。
おそらくpHショックかなと思われます。
メバルが泳いでいた地域のpHや水質に調節してやり、静養させてやると良いかと思います。
白目の症状については実際に見ていないので何とも言えませんが、まずは水質を調整して体力回復を図ることがよいです。
よろしくお願いいたします!