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1からはじめる熱帯魚水槽の立ち上げ方!!

今回は、プロが教える、1からはじめる熱帯魚水槽の立ち上げ方についてお伝えしていきます。

立ち上げ内容は、最も一般的な60センチ水槽を使用した淡水熱帯魚とします。

水槽台の設置

水槽のサイズや仕様に合わせた、専用の水槽台を用意し置きましょう。

また、今回は、水槽台と水槽背面の隙間に70mm隙間を設けました。

隙間を設けることで、後々フィルターのホースを通したり電源コードを通したりと作業効率が上がります。

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水平の確認

水槽台は、強度が十分で安定し床へ設置しましょう。

設置後、水槽台の上に水平器を置き、縦横を床と水平となるようにしましょう。

測定時に、若干の傾斜がある場合は、塩ビやアクリルの板を床と水槽台の隙間に挟み水平となるよう、調整してください。

干渉マット

水槽の安全性を高めるために、水槽台の上に干渉マットを敷きましょう。

熱帯魚水槽の設置

上記条件をクリアした水槽台が準備出来ましたら、水槽を慎重に静かに水槽台の上に設置しましょう。

水槽台の中心と水槽の中心を合わせ、底面全部が干渉マットの上に乗っていることを確認してください。

底床の設置

底床は水草が根を張り水草を育成する上で大切な場所です。

今回は、水草が健全に育成し、管理が簡単な底床を選定しました。

※底床特集記事はこちら!!

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底床ラインを整えましょう

底床は水槽前面が厚くならないように、真っすぐラインを整えます。

前面から背面にかけては、背面が高くなるよう傾斜をつけることで奥行き感が生まれます。

今回は前面は厚さ5センチ、背面は10センチにしました。

※前面写真 

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※水槽背面の写真

↓↓↓

アクアリウム水槽に必要な器具を設置しましょう。

照明器具について

水草水槽の場合、照明に求められるものは、光量と光質です。

水槽サイズにあったもので、水草育成可能と書かれた照明器具を選定しましょう。

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ろ過器について

水槽内の水は、ろ過器を設置せず放っておくと水が腐り水槽内の水草や魚が死滅してしまいますので、かならず設置しましょう。

水草の入ったアクアリウム水槽の場合は、二酸化炭素の放出が最大限抑えられる外部式フィルターの設置をオススメします。

また、ろ過材は水道水で軽くすすぎ洗いしたリングろ過材を使用しました。

洗浄したリングろ過材は、外部フィルターに付属されている専用ろ過材ケースに収納しましょう。

ろ過材を入れ終えましたら、水槽へ給排水パイプを据え付けましょう。

この際に、水槽台と背面に隙間を作っていたため、非常に楽に作業できました。

水槽の水温管理器具について

熱帯魚や水草は、通年水温を25度程度に維持していかなければなりません。

まずは、保温対策として、水槽用ヒーターを設置しましょう。

かならず、水槽水量にあったヒーターを選定してください。

なお、北国で冬場氷点下になる地域や、水槽を屋外に置いている場合など、水温低下に不安がある場合は、容量に余裕のある選定をしましょう。

また、夏場の水温上昇対策については、水槽用クーラーを設置することがベストです。

ただし、保温器具で比べて高価なためなかなか購入に手が伸びない方も多いかとおもいます。

その場合は、エアコンなどの空調管理で対策しましょう。

レイアウトの基礎作成

流木や石はレイアウト構図の基礎となる部分です。

前後、左右のバランスを考えながら安定した状態に配置しましょう。

どのようなレイアウト構図にするかを考えて決めることが、アクアリウム水槽をする上で最も楽しい時間の1つです。

構図とは、流木や石を配置し、水槽全体のバランスを作り、レイアウト水景の骨格をつくることです。

その後に、水草を植栽することで、アクアリウム水槽の作成者だけにしか味わえない、世界に1つのアクアリウム水槽をつくることができるのです。

※レイアウト特集記事はこちら!!

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レイアウトの基本構図とは

アクアリウム水槽を作る上での、基本的なレイアウト構図には3つ存在します。

それは、三角構図、凸型構図、凹型の3種類です。

アクアリウム水槽を初めて設置する方は、まずはこの中から選択することをオススメします。

三角構図

左右のどちらかにオープンスペースを設ける構図です。

このレイアウトのポイントは、レイアウト素材である流木や石の角度に注意しましょう。

凹型構図

アクアリウム水槽で最も多くみられるポピュラーなレイアウト構図です。

このレイアウトの特徴は、水槽中央部をオープンスペースにします。

凸型構図

3つある基本構図のなかで、最もバランスを取ることが難しい構図です。

左右の空間にオープンスペースを設けるため、レイアウト素材の位置決めが最大のポイントです。

水草の植栽

水草を植栽するには、植栽前の準備と、水草植栽専用のピンセットを使用することはもちろん、植栽テクニックも必要です。

植栽前に水槽に水を張りましょう

8割程度水を張る植栽方法

水槽の8割程度水を張ってから植栽すると、植栽後の水草がすぐに立ち上がるため、想定通り植栽出来ているかがすぐに分ります。

ただし、慣れていないと植栽の度に水から水槽の手を出し入れするため、植栽に夢中になっていると、いつの間にか床が濡れていたと・・・いうこともよくある話です。

その様なことを防ぐためにも、タオルでこまめに手の水を拭きとるなど注意しましょう。

その他、砂が浸る程度と浅く水を張る方法などもありますが、今回は、通常よく行う水を8割程度張る方法で植栽しました!!

水草の基本的な植栽方法

植栽のポイントは、水草専用ピンセットで水草を掴み、底床に対し斜めに植栽しましょう。

そうすることで、底床によって浮力が抑えられ水草が抜けにくくなります。

※水草植栽特集記事はこちら!!

誰でもできる上手な水草の植え方

前景草の植栽方法

大抵の水草は購入すると、ロックウールという綿に根が張り付いています。

これを、根が傷付かないようにピンセットで丁寧に取り除きましょう。

また、前景草の中でも、種類ごとに成長後の背丈が異なるため、レイアウト構図に合わせて選定し1掴み分ずつ小分けにし丁寧に植栽していきましょう。

中景草の植栽方法

中景草の役割は、後景草の根元を隠すこと、また、水槽前面から背面に向けて水草を高く成長させるため、前景草から後景草のバランスを取り連続性を持たせるために植栽します。

中景草の代表的な水草は、ミクロソリウやアヌビアスナナといった活着水草です。

ビニタイを使用し流木に巻き付けることで、数ヵ月後には流木に自力で活着します。

後景草の植栽方法

主に有茎草と言われる水草を植栽します。

有茎草を植栽する上で、1種類の水草を最低でも10本以上まとめて植栽しましょう。

色々な種類を1本や2本植栽しても美しいレイアウトを作るのは極めて難しいです。

そのため、60センチ水槽の場合、後景草に選定する種類は多くても5種類程度に留めておきましょう。

また、植栽する水草の中で、赤系の水草はレイアウトの重心がかかる部分に配置するとバランスがとれますので、赤系を使用する場合は重心を意識して植栽していきましょう。

※写真は赤色の代表的な水草のレインキーという種類です。

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有茎草は植栽前に背丈を揃えましょう

まず、ばらした有茎草の頭を揃えます。

揃えたら、意図する長さを決めてハサミでカットしましょう。

そうすることで、成長した時に同じ長さで成長するため観賞時に美しくなります。

注水

水草の植栽が完了したら規定水位まで注水します。

注水時は砂が舞い上がり濁らないよう、手で水を受けましょう。

水が濁ってしまった場合は、水の抜き差しを行い水が透明になるまで繰り返しましょう。

注水が完了したら、カルキ抜きを規定量投入してください。

魚の投入について

設置から1週間は、ろ過器の中のバクテリアが育つまで魚を入れることは控えましょう。

なお、可能であれば設置から1週間は、不要な養分を排出するため、毎日水槽の半分程度換水しましょう。

設置から1週間後

※写真はコケ取り部隊の代表である、ヤマトヌマエビ。

水草のコケを食べる、オトシンクルスやヤマトヌマエビ、フライングフォックスのコケ対策生物を投入しましょう。

60センチ水槽の場合は、オトシンクルス10匹、ヤマトヌマエビ10匹、フライングフォックス1匹が初期投入の目安です。

※コケに関する特集記事はこちら!!

水槽で発生したコケを撃退する方法

水草に付いているコケを取る方法

実践編 コケの撃退方法

コケを食べる熱帯魚

設置から2週間後

魚をいれましょう。

購入してきたら、直ぐに水槽に放してはいけません。

まず、水槽の水温になじませるため15分程度浮かべます。

15分経過後、袋を空け水槽の水を袋内に注ぎ15分水合わせします。

水合わせが完了したらゆっくり水槽内に袋の水ごと放ちましょう。

また、水草のコケが目立つ場合は、コケの用途に対しコケ対策生物を追加しましょう。

設置から1カ月後

水槽のバクテリアも繁殖したことで、魚本来の持つ素晴らしい発色をし、また、水草や水槽面にも異常なコケの発生がなくなり、完成です。

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